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6/21は夏至~陽の気~

おはようございます、鈴葉です。


昨日は一日中掃除と断捨離をしていた。

っというのも、来たる6/21は夏至

なんでも1年の中でも一番『陽』の気が強くなって、エネルギーが入れ替わり、プラスの気はプラスに増し、マイナスの気はマイナスに増す、運気の切り替え日なんだそう。

ってスピリチュアルなことはよくわからないが興味はあり、良いと言われたことは実践してみるタチ。


のりたまの学習部屋(今はただの荷物置き場と化しているが…)には夫から譲り受けた学習机があるのだが、その上がものの見事に汚かった!
尋常じゃない量のがらくたの山!(あ、つい本音が(笑))

「これまだいるのー?」
といちいち聞いていたが、本人はと言えば録画していたトイ・ストーリー3に夢中で、ほぼ聞いてない。
レスポンスがないから、もうどんどん進めていくことにした。

幼稚園時代に作ったものがバラバラ出てきて確認しても、本人特に思い入れなく…
私が残しておきたいものだけをよけて、ドンドンごみ袋の中へ。


よけたものをクリアケースの中に仕舞おうとした時、離乳食期に使っていたスプーンがカランと落ちた。

所々噛み跡があるスプーン。

そのスプーンを目にした瞬間、あの頃の思い出が一気に甦った。


のりたまは正直育てやすい子供とは程遠かった。

今となってはギフテッド的要素だったのかもしれないと理解できるが、当時は初めての子でなにがなんだか分からず、カンの強い子で様々なことに敏感で、常にだっこしていないと泣き通し、いつもどこかしら私に触れていた。
触れていないと不安なのか、落ち着きがなくなることが多かった。

私は母乳神話を信じていたわけではないが、金銭的に余裕がなかったため、なるべく母乳で育てたいと思っていた。
授乳は結局1歳11ヶ月までし、やめた途端何度も痙攣を起こすようになった。
初めは熱性痙攣だったが、次第に発熱時以外でも頻繁に起こすようになり、初めての発作から約2年後、焦点性てんかん持ちであることが脳波検査で発覚した。

余談だが、脳波検査は睡眠時、半覚醒時の状態をはかるのだが、発達途中の幼少期の脳波検査は難しく、検査中に症状が出るとも限らず、異常を発見しづらいとの説明を受けた。


加えてのりたまはほとんど食べない子でもあった。

離乳食は生後6ヶ月頃から始めたので、遅くも早くもなかった。
初めての子で気合いも入っていたことや節約から、手作りで離乳食を作っていたのだが、ほぼ食べず…
(離乳食はとにかく作るのに時間がかかるのに!!)

授乳と平行しながら食べない日々が数ヶ月続き、気が付いたら1歳目前に。

その頃引っ越しをし新天地で保健師訪問があったのだが、
「もうおうどんでもあげてみたら?」
と言われ、色々すっ飛ばした状態で小麦粉に挑戦することになった。
おうどんは比較的食べてくれ、パンも食パンの耳なら食べてくれた。
この食パンの耳、本当に普通のパンは食べず、耳しか食べなかったのだが、端から見たら虐待しているようにしか見えないんじゃないか…と地味に悩んだ。
ちなみにお米もあまり食べなかった。

たんぱく質はお豆腐を食べてくれたが、お肉やお魚はまったく食べなかった。
子供が大好きな食べ物という枠組みから見事にはずれ、ハンバーグやカレー、オムライスなんてものは一切口に入れてくれなかった。
(今でこそお魚は大好きでお肉もそこそこ食べるようになったものの、脂身の多いお肉(カルビやロース)は苦手。)

のりたまと月齢が近い子たちがバクバク食べてくれ、食べすぎに悩むお母さんたちが羨ましくて仕方がなかったり、自分のやり方が間違っているんではないか…とノイローゼ気味になるほど悩み、すごくつらかった。

カランと落ちたスプーンは苦労を共にした、謂わば戦友。


あれから月日は経ち、今は小学校入学後から毎日バタバタとしている。
日々の生活に追われていた私に、忘れかけていたあの頃を思い出させてくれた。

今は今でのりたまを取り巻く環境に大なり小なり悩みがあるが、人がひとり誕生して育てているのだから、悩みがない方が不思議であって、むしろ悩みや不安があって当たり前だということを忘れていた。

鬱々と悩んでいたって仕方がない!
そんなことよりいちいち深く捉えないで、毎日前向きに笑って過ごしていた方がよっぽど有意義な日々を過ごせる。

散々食べなかったのりたまも、今では比較的なんでもバクバク食べるようになり、成長度合いも平均値を超えている。

たゆまぬ努力は必要だが、焦らず時として流れに身を任せることも必要

そんな大切なメッセージを受け取ったように感じた。


明日は夏至。
スピリチュアルな世界は奥が深くよくわからないが、少なくとも私はいち早く陽の気を受け取った気でいる。

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