【大学サッカー⚽️】生まれ変われ🔥名門の再復活へ！順天堂大学を調査する！！
私がまとめている関東大学サッカーの「強い順」において、堂々2位に位置する順天堂大学。
過去からたくさんのＪリーガーを輩出しており間違いなく名門中の名門なんですが・・・これまで取り上げてきた７つの学校に比べていまいち筆が進みませんでした。
その理由は他でもありません。こちらの出来事。
静岡県民には馴染みの深い堀池さん。
やべっちＦＣでは柔らかい語り口調がとても良かった印象ですが、文春の記事を見る限りなかなかヤバいですね。
どんなに功績があろうとパワハラ野郎は最悪です。
これにて（個人的に）順天堂大学の印象はかなり悪くなってしまいました。
しかしながらこのことが明るみに出てから約１年。２部リーグにて奮闘するチームを改めて調査してみようと思います！
■過去１０年の戦歴
順天堂大学は昨年終了時点でポイント２０２の２位。
強豪ひしめく関東において伝統的には超強豪なんですよね。
この集計のもとになった各年の順位はこちら。
堀池政権の発足が2015年なので、翌々年の2017年には2位まで順位を上げており結果を出しているんですよね。
この年には2年生になった旗手玲央選手がいました。
旗手選手の学生時代の記事を読み漁っていたらこんなのを見つけました。
パワハラ上司に真っ向勝負する部下（笑）。
この頃（就任初期）の堀池さんのスタンスがどうだったかは定かではありませんが、まぁ主力選手の気の強さで何とかバランスが取れて、結果が出ていたのかな、と。
そうな風に思いました。
大成する選手はパワハラに逆らうぐらい負けん気強くあるべき、とは絶対に言いませんが順天堂の状態をうかがい知るには十分なエピソードですね。
ちなみにチームはパワハラが明るみになった昨年2部に降格。
2部リーグでも現時点（14節終了）で12チーム中7位と苦戦しています。それだけ一度壊れたチームが復活するのは難しいことなのです。
■注目選手！
元気のないチームですが当然ながら注目選手はいます！
ということで今回は3名ほど挙げたいと思います。
GK 後藤 佑介（ごとう ゆうすけ） 清水ユース →順天堂大3年
言わずと知れた、我らが後藤啓介選手（ジュビロ磐田）のお兄ちゃん。
最近はどうしても弟ありきで紹介されてしまいますが、清水ユースの守護神であり進学後も1年生から即レギュラー（今年は2番手が多いですね）と、経歴は申し分なし。
（憶測ですけど）いつも「佑介くんの弟」と言われてきた啓介選手が、負けず嫌いの彼らしく兄と同じチームを嫌って磐田のU-18に入ったのではなかろうか？と勘繰ってしまいます笑。
この辺はいつか聞いてみたいですね～。
FW 名須川 真光（なすかわ まさき） 青森山田高 →順天堂大2年
青森山田 松木玖生世代の点取り屋。
選手権でも強烈なインパクトを残していましたが彼が進路に選んだのもまた順天堂。
今シーズンの開幕戦ではスタメンに名を連ねていましたが最近のパフォーマンスはどうか。個人的には注目しています。
FW 齊藤 慈斗（さいとう けいと） 帝京高 →順天堂大1年
若きストライカー候補としてもう一人注目しているのが齊藤選手。
昨年のインターハイ準優勝の立役者で、帝京復活の象徴。
1学年上の那須川選手と共に順天堂を引っ張る存在になれば真の復活も見えてくるはず。注目ですね。
そして、
順天堂にはジュビロ磐田U-18から松田和輝選手も進学しています。久々にジュビロの下部組織から名波さんの後輩が出来たわけです。
松田選手はクレバーなディフェンスリーダーでしたね。注目選手に挙げた前線の2人と共に順天堂復活の立役者になれば最高です！！
■リアル三杉くんを忘れない
堀池さんのせいで暗い話題が先行してしまった順天堂大学サッカー部ですが、僕が一番伝えたいのはこの”元”選手になります。
白井海斗さん。
清水桜が丘（清商）を久々の選手権に導き、順天堂時代も天皇杯でFC東京から得点するなど、プロ入り間違いなしと目された男。
そんな彼の今の職業はプロサッカー選手ではなく、ベンチャー企業のサラリーマン。
進路選択理由は、心臓病でした。
サッカー選手ってのは言うまでもなく狭き門です。
我々一般的なサラリーマンと違って夢として掲げても叶えられない人がほとんどな世界。
しかしながら、こういう理由でプロサッカー選手を断念する場合もあるんだと、軽くない衝撃を受けました。
キャプテン翼の三杉くんと被るわけですけど、本当にリアルでもありうることなんだと。
白井さんは今現在スポーツを中心にやってきた人たちのキャリアアドバイザーをしているみたいですね。
まさに彼にしかできないような職種だと思います。
清水Ｊユース出身ですけど清商の8番（俊哉さんの系譜）、順天堂（名波さんの系譜）ということで個人的にも磐田入りを熱望していたんですけどね。
でもスパイクを脱いだ後の活躍にも大きなる期待をしたいと思います。
必ず近いうちにサッカー界のどこかでお名前を聞くことになるでしょう。
頑張ってください！！
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました！
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