見出し画像

【レポート】CMX Connect TOKYO #05 どうしてる?コミュニティ参加者間のつながりづくり

10/24(土)にオンラインで開催した「CMX Connect TOKYO  #05 」に参加しました。
テーマは、「どうしてる?コミュニティ参加者間のつながりづくり~企業で活躍する実践者に学ぶワークショップ~」

「コミュニティメンバー同士のつながり」はコミュニティを運営していく上で永遠のテーマだと個人的に思っています。
実際にコミュニティを運営をしている方々の苦労工夫をたくさん聞くことができ、とても勉強になりました!

また、今回もイベント準備や当日のサポートもさせて頂き、運営に携わることで学べることもたくさんありました。その学びについても、共有したいと思います!
運営のTIPSを全て公開するのも「CMX Connect TOKYO 」の良いスタンス!!

画像9

テーマ設定の背景

前回のテーマは「オンラインイベントの目的を再考する」。
コロナによって、イベント設計が大きく変わったなか、
「そもそも何のためのイベントなのか?」というイベントの目的から考えていき、イベント参加者のエンゲージメントやコミットメントに着目してイベントを設計していくことが大切!というお話でした。

前回のワークショップでも、よく話題に上がったのが「参加者同士のコミュニケーション」について。
「メンバー同士のつながり」は、コミュニティを継続していく上でとても重要なポイントであり、オンラインでのつながり作りに悩んでいる方も多かったので、今回テーマとして取り上げることになりました。

僕も含め、運営に携わっているメンバーもとても気になるテーマでした!

イベント内容:コミュニティ参加者間のつながりづくり

今回のイベントも2部構成です。

第1部 トークセッション:長橋明子さん、山本典子さん
第2部 ディスカッション:参加者同士の意見交換


この記事では、僕自身が気になった内容を取り上げていきます!

イベント全体の内容、ファシリテーションのコツについては、トークセッションに登壇して頂いた山本さん、司会をして頂いたあんどれさんの記事にすごく詳しく書かれています!
是非、こちらを参考にしてみてください!


第1部トークセッション:長橋明子さん、山本典子さん

登壇者は、「Asana Japan」長橋明子さんと雑誌『Tarzan』のコミュニティ「TEAM Tarzan」山本典子さん。
お二人の体験談はもちろん、事前に回答頂いたアンケート内容を中心にイベント参加者からもその場でお話を聞きながら、双方向性がとても高いイベントになりました!
チャット欄でも感想や質問が活性化し、参加者全体で「コミュニティメンバー同士のつながり」について話を進めていきました。

画像2

画像3

 コロナによる変化

「Asana Japan」長橋明子さん
もともとイベントが対面、その後のコミュニケーションがオンラインだった。イベントのみだと間隔が空いてしまうので、継続的な関係性をオンラインで作っていった。今は、イベントもオンラインに移行した。

「TEAM Tarzan」山本典子さん
コンテンツの中身がかわった。もともと対面前提でコンテンツ内容を考えていた。しかし、コロナになり、家でできるトレーニングがメインになった。オンラインにより個別のトレーニング指導はしやすくなった。

コロナにより、やはりコンテンツ内容はオンライン中心になったようです。
アンケート結果でも、コロナの影響で活動内容が変化したと回答された方も多くいました。

画像9


 課題:「オンライン上でのメンバー同士のつながり」

コロナでオンラインでの活動が多くなったとき、みなさんの課題は今回のテーマでもある「メンバー同士のつながり」でした。

今まで自然とできていた懇親会での交流、自己紹介、イベントの感想共有など、コミュニケーション難易度が上がったのは、多くの人にとって共通でした。

「対面だと、名刺交換など1対1のコミュニケーションで仲良くなる。オンラインだとそれができない。」
「運営側の熱量が伝わりづらい。すると、その後のコミュニケーションも生まれにい。」
「20代の人はコミュニケーションへの警戒が強いので、特に心理的安全の設計が大事。」

画像7


 対策:「少人数」「自己紹介」「運営側の熱意」

課題への対策として印象的だったのは3つ。

①少人数でのコミュニケーション
②メンバー同士の自己紹介
③運営側とのコミュニケーションで熱量伝搬

①少人数でのコミュニケーション
大人数の前でいきなり話すのは難しい。
まずは少人数のグループを作り、そこからコミュニケーションを始めていく。グループ分けすることで、全体のコミュニケーション量アップにもつながる。

②自己紹介
つながりを作る上で、「自分のことを知ってもらうこと」「相手のことを知ること」が大切。
名前を言うだけでは話が続きにくいので、興味のあること、コミュニティ内の共通テーマなども話してもらう。ツールを使ったり、イベント前に自己紹介する場を作ったり、自己紹介しやすい工夫、会話が盛り上がりそうな工夫が大事。

③運営側とのコミュニケーション
運営側の想いが伝搬する。運営側の熱意や悩みを共有することが全体の活性化につながる。1対1でコミュニケーションをとったメンバーはその後も積極的にアクションしてくれる。1on1の視点を持って、メンバーと接する。

「いきなり熱量は生まれない!」
自己紹介や1対1のコミュニケーションなど、一つ一つの丁寧なアクションから熱量は広がり伝搬していく!と改めて感じました。

画像8

画像6


第2部ディスカッション:参加者同士の意見交換

第2部は、6つのテーマごとにブレイクアウトルームにわかれ、参加者同士で意見交換。20分×2回で好きなテーマに移動するできるスタイルでした。
ブレイクアウトルームを参加者が自由に移動できるようになったので、その機能を活かしました!
(Zoomのバージョンに要注意です!)

6つのテーマ
・BtoB(長橋明子の部屋)

・ BtoC(山本典子の部屋)

・使用ツール情報交換

・イベントTips交換

・立ち上げのお悩み

・withコロナのオフラインTips交換

僕は「使用ツール情報交換」のルームにいました。
コミュニケーションツールやビデオ会議ツールなど、たくさんのツールがあるなかでどのツールが良いか?について話をしていきました。

コミュニティのタイプはさまざまなので、コミュニティの目的や活動内容に合わせてツールを選んでいくことが大切だなと思いました。
使ったことのないツールの話を聞けるのはとても勉強になりました!

恒例の種明かし

CMX恒例の種明かしタイム。
今回のイベントを運営するうえで、意識した点、大変だった点、工夫した点の共有です。
個人的には、初めてZoomのブレイクアウトルームを自由に行き来するスタイルを体験したので、バージョン問題、ホストのできることなど、いろいろ学びが深かったです。

画像4


個人的な振り返り

今回は、事前アンケートを使ったり、参加者にその場で話してもらったりと多くの人の話を聞くことができたことが、とても為になりました。
「メンバー同士のつながり」や「熱量を上げる」ことは簡単なことでなく、一つ一つのコミュニケーション設計が必要で、運営側の想いが反映されるポイントだなと思いました。

メンバー視点でコミュニティ運営を考えて行くことを意識していきます!
運営の想いが伝わる!


次回は11/21(土)9:30開始予定です!
もうすぐですね!早くも次回が楽しみ!

画像5


以上です。
ありがとうございました!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?