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【子育てエッセイ】noteを書き続けて気づいた、大切にしたい日常

毎日同じ時間に起きて、
ごはんを食べて、
息子を保育園に送って、
お昼寝させて、
授乳して、
おむつを替える。

家と保育園の往復で、何も変わり映えのない毎日だなと思ってしまうことはありませんか?

でも、1日1日確実に子どもたちは成長していて、こうしてべったり一緒に過ごせる時間は1日1日減っていくのです。

今という時間をどう過ごすのか。

わたしは、noteを書き始めてから、少しの視点の違いで、見える景色が変わることを実感しています。

文章を書くことは、自分以外の視点に立つのに役立ちます。

来る日も来る日も、散らかったおもちゃを片付ける毎日に嫌気がさす母親の視点。

おもちゃをつかみたい、絵本を引き出したい、モノを落としたい。できた。嬉しい。毎日楽しくて楽しくて仕方のない赤ちゃんの視点。

今日も弟は、おもちゃを散らかしてる。弟が散らかしたおもちゃで遊べば、怒られないかな。弟が引っ張り出してきたおもちゃで遊ぶ兄の視点。

写真を撮り、文章を書くことは、変わり映えのない毎日がおもしろくなる瞬間でもあります。

なんでもない日常がおもしろくなるnoteの書き方

日常をマクロで見る

なんでもない日常がおもしろくなるコツは、日常を寄って見ること。

散らかった部屋を俯瞰して見ると嫌になってしまうけれど、目線を落とせば、おもちゃを散らかす真剣な次男の眼差しがありました。

その横で遊ぶ長男は、次男が散らかしたおもちゃがキラキラしているように見える一方で、チラチラとわたしの顔色を窺っているように見えます。

日常を寄ってみることで色んなことが見えてきます。

何気ないワンシーンを文章にしてみる

おもちゃを散らかして嫌気がさしていたわたしでしたが、何気ないワンシーンを文章として外に出すことで、わたしの心情、子どもたちの心情に気づきます。

何気ない毎日の中でも、心情は常に変化していくのです。

5年前の長男は、次男と同じように無我夢中でおもちゃを散らかすことに熱中していた懐かしい記憶をも思い出させてくれました。

原動力は子どもたちとの時間

わたしが仕事を変えたいと思ったきっかけは、子どもたちとの時間を大切にしたいと思ったから。

この何気ない日常を大切にできる経済的なゆとりと心のゆとりがほしかったのです。

わたしは、お金のためだけには文章は書けません。

もちろん、文章を書くことを仕事にしたいという想いはあります。

でも、わたしにとっての成功は、子どもたちの時間を大切に過ごせて初めて成功だと言えるとも思うのです。

原動力は、まさに子どもとの何気ない日常。

noteを書くきっかけでもあり、続けてきてからこそ、またここに戻ってきました。

これからも、ずっと文章を書き続けていきたい。そんなふうに改めて思うのでした。

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