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コミュニティ戦略提案で得た学び

コミュマネラボという、コミュニティマネージャーが集まるDiscordサーバーがあります。そちらでコミュマネが実践経験を積めるビジコンが開催され、プレゼンターとして参加してきました。今回はMiL社さまから課題や情報を提示して頂き、その内容に対してコミュニティの戦略提案をする、という内容でした。
参考:https://docs.google.com/presentation/d/1FEQlWixNE7wisbYV7bDTS3wGKJO9K9dQRWSeezWsCqc/edit#slide=id.p


最初に資料を公開

課題を頂いてから約2週間で資料を作り込みました。拙い部分も多いですが、どなたかの参考になったら嬉しいです。

得た学び:コミュニティ戦略を考えて

時間をかけたのは課題の構造化とコミュニティのMission策定

資料作成において上記2点を重点的に考えました。基本的に提案の内容は課題の理解度とそれにしっかり対応するソリューションができているか、が納得感を決めると考えたからです。
また、コミュニティ戦略/運営において最も重要なことは「Mission」だと考えます。人の集まりだからこそ、何を目的とした集団なのかをシンプルにわかりやすく語る必要があり、その目指すべき姿が企業にとっても顧客にとっても納得感のあるものにしたかった。

コミュニティは手段の1つでしかない

今回はコミュニティ戦略案の提案が前提となっていたのですが、実際に企業様から頂いた課題や前提情報を検討すると、コミュニティ立ち上げが最適解ではない印象もありました。
コミュニティは課題解決や目的達成のための「手段の1つ」でしかなく、何でもかんでもコミュニティ立ち上げればうまくいく、というわけではありません。実際に審査員の方から「コミュニティ戦略が最適解ではない気がする」というフィードバックも頂きました。
ビジネスの成功事例と同様に、コミュニティも成功事例は華やかに語られますが、再現性のあるコミュニティ戦略を作るのはとても難しいと感じます。

「よくあるコミュニティコンサルの提案資料みたい」

これはアマチュアの自分にとっては半分ほめ言葉。半分は「提案の大筋は良いんだけどコミュニティ全般に通ずる話であり、今回の案件ならではの尖った提案になっていない」という指摘だと理解しました。
この指摘もその通りと納得しつつ、限られた時間・情報の中で我々ができるところはここが精一杯だった、とも感じています。

得た学び:ビジコンに参加してみて

コンフォートゾーンを超える大切さ

私はオンラインコミュニティが好きで、仕事でも趣味でもコミュニティについて色々と勉強をしています。参考↓

資料作成を通して、以下3点が大きく学びとなりました。
・自分がコミュニティ提案時に重要視している点がメタ認知できたこと
・コミュニティに対する自分なりの理解度が高まったこと
・提案資料を作成するときの提案すべきストーリーの流れがわかったこと

教育ではZPD(発達の最近接領域)で言う「1人でできる領域を少しはみ出た領域への挑戦」が見事に今回だったわけですが、久々にこうした経験ができ良かったです。

コミュニティについてのご相談、お待ちしています

もし記事や資料を見てコミュニティ戦略の相談がしたい!というご要望がありましたら、ぜひお声掛けください。

最後に関係者の皆様に感謝

場と機会の提供はニューピースのひぐちさん、ゆささん。
課題の提供はMiL社さま。
一緒に資料作成をしてくれたちろさん
登壇者のありぱんさん、Kozzyさん。
審査員のみなさま、どうもありがとうございました!


三( ˘ω˘)


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