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出世って、なあ

中島敦の『悟浄出世』は面白い
ご一読を
で、今日はそのお話ではない
組織で偉くなる人のお話

山本五十六は

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、誉めてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

と言ったそうだけど、なかなかこういう上司はいない
(皆無?)
じゃあ、どういう人が偉くなるか
まずは人を使う人
自分ではやらずに人に命令してやらせてしまう人
まあ、それが組織を回すキモだから
(腹立つけどね、そういう奴は))
次に、自分で思いついたことを上に喧伝して、下への調整ないまま勝手に進めて人を巻き込み、手柄を自分のものとする人
人を使って、事を進めるんだから、そりゃ成果出るわな
上の覚えもめでたい
(恨みは買うよね、こういうのは)
まあ、組織がこういうものであるから、必然的にパワハラは横行する
パワハラした方が、簡単に人を動かせるから
いくら、内部通報制度があっても、パワハラした人間は降格しない
そうしちゃうと、その組織の自己否定になるから
だから、そういう現実に心折れた人は「モノ申すロートル(お局?)」と化していく
文句は言うけど、働かない
心病んじゃうよりはずっといいけど

なら、どうやって正気を保って仕事をしていくか
自分がやるんだと思ったこと、その自分を信じて、仕事に当たる
それが唯一の方法
別にかっこよくなくたっていい
愚痴たれまくってもいい
でも、やるんだよ

がんばれな
無理は、ちょっとだけ
自分を信じて、やると
けっこう楽しいぞ

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