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# 59 悩める人間
世界は不透明な霧の中に突入し揺れている。軋みがだんだん大きくなってきた。大丈夫なのだろうか!
身近なところでは、米国で住宅ローンが7%を越えて、住宅購入を諦める人が増えているようだ。自分の家を持つことはアメリカンドリームである。このまま政策金利が高止まれば、夢を捨てなくてはならない。
また商業用不動産も空き部屋が増えており、そこに融資をしている中小の銀行の先行きが怪しくなってきた。コロナの影響で
# 58 悩める人間
この浮世絵が夕焼けなのか朝焼けなのか?
「朝焼け女の腕まくり」でしょう。のんびりした吉原からの眺めでしょうね、気だるく、色っぽく、時間はゆったりしている。
昔は良かった、今は時が忙しなく過ぎ行く。
さて不透明感満載の今の話の開始である。
漸進法で進める。
1。日銀は政策金利を切り上げるかもしれない。日米、日欧の政策金利差は円安要因である。円売り圧力は強い。円キャリートレード、すなわち安い金
# 57 悩める人間
最近、日本だけでなく世界中で、ネットを使った詐欺が発生している。
名前を無断で使われた有名人が詐欺師だけでなくて、プラットフォームを訴訟したという報道も聞く。そんな社会を取り上げてみた。(2024年5月)
漸進法で進める。
1。日本も貯蓄から投資へという政府の掛け声に乗ってか、金儲け先を探す人が増えてきた。そんな投資に絡めて詐欺を企むものもいる。金に目が眩んで、上手い話に唆されて、身ぐるみ剥が
# 56 悩める人間
生成AIの開発が急ーピッチで進んでいる。多くの企業が競って、多額の投資をしている。
そこで発生する、前回も一瞬であるが取り上げた、人間の居場所は、人間の価値は、どうなるのかと言う問いかけは喫緊の課題である。
そんな不透明感の漂う現在をさまよってみる。
漸進法で進める。
1。すでに崇高な感性や知性や美意識は商品化され、それが真理か否かは問題外であり、(いくらで)で手に入れられるのか、と言う事態と
# 54 悩める人間
時間、空間をアプリオリ(注)と捉えるカント哲学の立ち位置がある。しかし時間や空間が果たしてそうなのだろうか。哲学は分かりにくいのだが、その辺を考えてみる。
漸進法で進める。
1。カントは空間、時間をアプリオリとしている。
2。空間と時間は哲学と言うより物理学の優先事項ではないだろうか。現在では空間も時間も歪むという。宇宙のマクロな科学はそのように思考している。一方で、ごく微細な量子力学の世界では
# 53 悩める人間
以前にも記載したのだが、若い頃、神を信じるのか否かと問われて、信じないを選択した。サルトルなどの無神論は受け入れやすかった。
今回、同じ質問を受けた場合、どう答えるのか、自分でもよくわからない。
漸進法で進めてゆく。
1。サルトルは実存は本質に先立つとのべた。難しく感じるのだが、本質は目的と言い換えられるようだ。神はいない=私たちは神に作られたので無い=私たちは目的のために作られたのではない。す
# 52 悩める人間
“You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your g
もっとみる# 50 悩める人間
コロナ禍でオンライン会議に慣れてしまった。これからも、これでやりたいし、わざわざ出向くのは勘弁してほしい。
要するに、面倒臭いのだ。
ザックリであるが「面倒臭い」について考えてみたい。
漸進法で進める。
1。学会や会議に出席するのは対面の良さがある。
2。何が良いのか?面倒臭い割に効果がない様に思う!無駄な会議も多かった。
3。リモートでの打ち合わせはコロナ禍では普通になっていた。それは世界の趨勢