#235:何が自分を癒すか?
前回、弱ってる話を書いた。
それから、何が弱ってる自分を効果的に癒すのか研究している。
単純作業
仕事によりメンタルが弱ったという理由もあり、それを癒すには仕事に関連する方が良いかも。
今、メインの仕事は比較的に抽象度の高い。例えば戦略だったり、ミッションだったりなのだが、それはまるで手触り感がない。あとそれらには明快な答えや仕事の区切りも分かりにくい。
そのため、それとは全く正反対の単純作業をひとつずつ順番に終わらせると意外に癒された。
具体的にはマニュアルの修正や社員研修の講師を担当だったり、必要な備品の購入稟議など。
ひとつずつは小さくても目に見える成果。そして仕事の区切りがしっかりと感じられる仕事。
こういうのは気分転換だし癒されると気付いた。
周りの様子を見る
ひとりで悶々としてると徐々に悪い方へ流れる。
悪いことを考えてループしたり、どうしても自分だけがうまくいってないのではと焦ったりする。
そんな時、たまたま周りの様子を垣間見る機会があった。普段から周りも自分もリモートワーク中心なので、通常、周りの様子は見えてこない。
それが偶然、周囲の同僚がSlack上で更新している日報や雑談のチャンネルの存在に気付いた。普段オフィスで会うことは稀で立ち話の機会もなく、仕事上で絡まない同僚とほぼ距離は縮まらない。
恐らくそんな孤独な仕事環境を感じているのは、たぶん私だけでなく、皆、同じ問題意識があるのだなーと、それらのチャンネルを見て思った。
そして、それらの中で語られることをじっくり読んでいると、あぁ皆それぞれ苦労しながら働いている(闘っている)んだなーと感じて癒された。
よく眠る
仕事がきっかけとはいえ、結局、健康的に影響が出ている点が1番問題である。
寝つきが悪い、眠りが浅いなどの睡眠に関わる支障をきっかけにして日中の調子も悪い。
それらを癒すには逆説的だがよく眠るしかない。
寝室に大きな加湿器を持ち込んで乾燥を防いだり寝つきが悪くても敢えてあまり気にせず、眠れない時は本を読んだり(眠くなる難し目の本)、夜眠れなかった分だけ昼寝をしてみたり。
そうしてよく眠ると心が温かく穏やかになり、次眠る時に寝付きやすくなる。悪循環で眠りに課題があったのが逆回転して良い循環となってきた。
睡眠が大事とは至る所で言われてるので、この話はいまさら感はあるが、自分が弱っていると良い眠りがもたらす癒し効果をはっきりと感じる。
おまけ:大殺界
年明けから数日後、妻に言われた。
「調べたら、あなた今年は大殺界みたい」
おー、そうなのか。
そう言えば、12年前くらいに同じく大殺界だと言われた年に、鬱で3ヶ月間休職したことがある。ちょうど子供が産まれたばかりで、まさに踏ん張り時に随分と妻に迷惑かけた苦い思い出がある。
しかし、今回はそれを言われて少しホッとした自分に気付いた。
「あー、それなら調子悪いのも仕方ないな」と、割り切って考えることができて楽になった。
風水、占いを真剣に信じ込むタイプではないが、人に調子の波があること、その波にあらゆることが大きく左右されることは常日頃感じている。
ある停滞期をこれまでの先人の智慧の蓄積から、大殺界と呼んだり厄年というのであれば、まあ、それを踏まえて気を付けて生きていくのが賢いのかもしれないと思う。
例えば、どんなに攻めるタイプの人でもずっと「ガンガンいこうぜ」だと疲れたり、何か不都合が生じるので、大殺界や厄年と呼ばれるこの時期だけは、少しペースを落として慎重に過ごしてみては?というアドバイスのような気がする。
ましてや、別に攻めるタイプでもない私としては大殺界という助言に抗うことなく素直に従って、今年はおとなしく力を蓄えていけば良いなと思えるようになった。
そう考えると変な表現だが、大殺界にはとても癒された。
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弱っているからこそ、何が効果的に自分の癒しになるのかについて意識的にもなれたと思う。
こうしてポジティブな転換ができている時点で、だいぶ癒しの効果は出ているようだ。
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長文を読んでいただきありがとうございました。
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