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#179:転職エージェント面談②

前回(↓)とは違う別のエージェントと面談。

前半

転「○○さん(私の名前)、お久しぶりです。前回の面談は昨年でしたがその後如何ですか」
私「お久しぶりです。現職は充実してますが、3年経って契約更新の時期もあり節目ですね」

転「なるほど、状況承知しました。これからの40代後半、50代のキャリア展望はありますか」
私「現状は、ITガバナンスとPM支援を担ってますが、それに絡むキャリアというくらいで」
転「そうすると、具体的なキャリアパスとしてIT戦略やガバナンス責任者というベクトルと、PM専門で経験を重ねる方向性がありますね」

おー、なるほど。確かにその2つ。

後半

私「PM専門で経験を重ねていく先は…」
転「そうですね、最終的には火消しか、巨大なプロジェクト(プログラム)管理ですかね」
私「ですよねー。別にそういう志向では…」

転「IT戦略やガバナンスは、最終的に経営陣とIT投資をPLやBS目線で話せるかどうかです」
私「なるほど、そうですね。そこに至るには、どういうルート(パス)がありますか」
転「やはりコンサル、特にBIG4等に入って多くの企業事例に関わるか、規模の違う事業会社で直接そのポジションを担って経験を積むか…」
私「やはり、その二択くらいですかねー」

転「まあ○○さんは現職でそのパスも探りつつ外も視野に入れて並行に構えるので良いかと」
私「最終的に、どのポジションまで目指すか、どういう働き方にしたいかにも寄りますよね」
転「そうです、○○さんのご希望次第ですね」

あーこの人すげ〜分かってるし勉強になるな。

こぼれ話

私「直近1年で、この業界の求人や転職動向にだいぶ変化はありましたか?」
転「そうですね。外資、特にGAFAレイオフの話はご存知だと思いますけど、日本の中だと、なかなか次が決まらない方も多いですね」
私「えー、そういうスペックの方でも?」
転「日系企業と年収レンジが合わないのと、特定のソリューションやツールに強い人材は…」
私「トレンドとなるソリューションやツールのサイクルが早まってるような感じですか?」
転「そういうことですね」

私「なるほど。まあそういう流行りはすぐ変わりますよね。最近だとChatGPTとか…」
転「いや、ほんとそうです。我々の人材業界もChatGPTで何が置き換わり何が残るのか、と色々考えています」
私「あー、やっぱりそうですか」
転「単純なキーワードマッチングはAIの方が上ですけど、転職者と企業間の真のニーズマッチにはあらゆる情報や背景理解が必要なんで…」
私「確かにそのハイコンテキストな領域だと、ケース毎にどの情報に重みづけすべきか人の判断が入り込む余地がありそうな気もしますね」
転「そう信じてますw」


僅か1時間程度の会話だが、多くの刺激のある良い時間だった。自らの今後に向けた検討課題は明確に見えたし、こぼれ話も興味深かった。

これはお金払ってもよいくらいと思った次第。転職エージェントの面談も色々とある。

長文をお読みいただきありがとうございます。

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