#206:キューバ旅行記3
ようやくホテルに着いたら突然鳴り出す電話。
(前回↓)
野球観戦
電話に出てみると、先程お世話になった予約手配会社の方からだった。
「もしよかったら野球観戦に行きませんか?」
「え、いいんですか?ぜひ、お願いします!」
ということで、キューバ到着初日のエピソードはまだ終わらない。
日もすっかり暮れて、時刻は21時過ぎ。
ホテルまで車でお迎えに来てもらって、まさか本場キューバで野球観戦。
もう初日からテンションは最高潮!
そして、入場料はわずか1ペソ!
それにしても、ホテルにすらたどり着けない、ポンコツな我々に何と親切な人なんだろう。
我々は我々で、何とラッキーなんだろう。
観客席観戦
野球場の熱気はすごい。
投手も打者もパワフルで、守備も強肩好守。
観客席からも大きな声援が飛ぶ。
…
ふと気付いたら、観客席が騒然となっている。
どうも観客席の中で喧嘩が始まったようだ。
そうすると、キューバ人は喧嘩が好きなのか、観客全員が野球そっちのけで喧嘩を見物して大いに盛り上がっている。
これがラテン系というのか。
そのうち、喧嘩していた数人が警察(警備の人?)に球場の外に連れ出されていた。
試合終了
野球観戦ひとつとってもお国柄が出る。
観客席の喧嘩以外にも、テレビ中継のカメラに対しては観客がこっち映せとアピール合戦したりだとか、マスコット犬が球場に居たりとか。
…
そうこうしているうちに試合終了となった。
それにしても初日にして、ホテルを間違えて、そしてそれがきっかけで予定にない野球観戦ととても濃密なキューバ初日だった。
当然その晩はぐったりとして泥のように寝た。
…
さて、明日以降はどんな旅になるだろうか。(続く)
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