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#97:会社員の確定申告(雑)

昨日、確定申告が完了。

去年は税理士の方に書類送って、後はお任せだったので、今年は自分でeTAXからマイナンバーカード認証で送信まで進めたのは進歩である。

とはいえ、すこぶる初心者の確定申告所感なので、ノウハウなどは他を参考にしてほしい。あくまでふーんと読んでもらえると助かります。

なぜ確定申告するか

確定申告は面倒で、とにかく必要なければ避けて通りたいと思っていた。まあやり始めるまである程度の知識がつく(言葉に慣れる)までは確かに面倒だった。(そのうち慣れるが)

では、なぜ確定申告するようになったか。

会社員の給与所得では、確定申告が必要なし。副業もなし。株もやってない。ところが一昨年投資用のワンルームを購入したため、確定申告が必要となった。

前の会社の上司や先輩など信頼できる人達が、資産運用としてやっていたのがきっかけ(その話はまた別で)。あらゆるリスクも鑑みて、全体的にまあ悪くない話だと思ったので購入したが、確定申告だけがずーっと気掛かりだった。

それまで知る由もなかったが、給与所得以外でまとまった所得があると(自分の場合は不動産所得)、確定申告は必須ということらしい。

試行錯誤(昨年)

冒頭、自分ひとりで何もかも完結したような書きっぷりだが、実は、色々な手助けと試行錯誤がありつつ、ようやく昨日完結した。

まず、昨年は確定申告の初年度でもあり、不動産の仲介業者からの紹介で税理士さんにほぼお願いした。必要な書類をかき集めただけだが、税理士さんに郵送するだけでも割と疲れた。

特に家族分の医療費控除を一覧にして、領収書と照らし合わせ書き込むのはひと苦労だった。その前の年に、家族全般的に色々と医療費がかかったのでやる意義はあったが、去年は通常運転で、しっかり合計したら10万超えたかもしれないが、その作業を思うとスキップだと今回は割り切った。

昨年はそうして医療費だけ頑張り、後はふるさと納税の書類や肝心の不動産関連の収支が分かる書類群、源泉徴収票などをひと通り税理士事務所に送って完了した。

ほっとして完全に忘れていたら、5月くらいに、割としっかり還付金が戻ってきた。

おー、こんなに戻るのかーと驚いた。ここで、確定申告に対する印象が少し変わる。ただし、この時点で仕組みはほぼ理解していない。

試行錯誤(今年)

今年は税理士さんに頼まず、自らやることにしたが、何から手をつけて良いか分からず、不動産会社の担当の人にレクチャーを受けた。

そのレクチャーで、国税庁の確定申告作成サイトの使い方もだいぶ分かり、それなりに助けてもらいながら入力もかなり進んだところ、なぜかPCがフリーズ…。

だいぶ長い時間、担当の方を拘束もしたので、後は教えてもらった通りに入力し直す、としてその場は解散…。まあ不動産収支まではデータ保存できていたので良かったが、昨年、どうせ確定申告するからと勢いに任せて行ったふるさと納税の入力数が半端ない…。

それが全てPCフリーズで振り出しに戻った。仕方ないので、その日の夜、忘れないうちに自宅で再度入力し直す。今年は、ふるさと納税の数を絞って厳選しようと心に誓った。

そして、後は税務署提出のみとなった。2/16以降に郵送、もしくは税務署持ち込みとのことで待ち状態になった。

試行錯誤(e-tax)

ところが昨日改めて確定申告作成のサイトを見てると、e-taxで送信までできると書いてある。

何か紙で出すのは色々面倒だし、一応、ITを生業にしてる者の端くれとして、電子でやれるものは全て試してみたい衝動が抑えられない。

書類データは、一旦出来ている。確定申告作成サイトは、途中データからの作成再開できると書いてある。これは途中データからe-tax経由の送信もできるのでは、色々と試行錯誤する。

がしかし、どうやら、途中再開から送信方法を変更出来なさそう。丁寧な動画説明を見ても、最初からやる必要がありそう…。

これは迷う。だって、わざわざ最初からやり直す必要はない。割と苦労した記憶もある。(もう3週間前だったので記憶が朧気…)

じゃあ、途中までやってみようかということでとりあえず始める。前回の正解もあるので、今回は復習も兼ねて半分答え合わせのつもりで。

たまに合わない答えを深掘りしながら、後は、ふるさと納税というところまで来た。そこで、あの悪夢を思い出す。

あー、これは大変な作業が残ってる…。

しかしここまで来たら引き返せない。ということで、深夜に黙々とふるさと納税の日付、自治体、金額を入力していく。

ようやく終わり、最後のe-tax送信。マイナンバーカードでの認証はかなり簡単だった。

確定申告をやり終えて

終わってしまえば、だいぶスッキリ。

しかも復習したことで、所得と控除の仕組み、何を入力すべきかも理解が進んだ。金額入力を間違えたことにより還付金が変動し、控除額と還付金の関係性が少し分かった。

給与所得で会社に税金関係を丸投げてる(無意識の年末調整)のは、確かに面倒な手間は削減できているが、税金のこと、自分の所得のことを考える機会も同時に失っていた気もする。

…まあ、それ以上深い話を書く気力も見識もないので、会社員の確定申告の「雑編」として、この辺りで終わりにします。

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