- 運営しているクリエイター
記事一覧
そもそも、キャリアに戦略は必要なのか?
少しタイミングを逃してしまった感があるが、日経COMEMOが興味深いテーマ企画をしていたので、今更ながら便乗してみたいと思う。
テーマ企画のお題は、「あなたのキャリア戦略のモヤモヤを教えてください」だ。
このテーマを見て初めに感じたモヤモヤは、「キャリアに戦略は必要なのか?」と言うことだ。戦略ということは、そこには何か達成すべき目的があるはずだ。戦略目的があるからこそ、その目的を達成するための
情シスの業務範囲が広すぎてキャリアパス迷子になるので整理してみた話
自身のキャリアの棚卸しをしていると、前職でも現職でも情シスを創設しているということに気づきます。情シス作りがちな人生です。今回は情シスの業務範囲を整理し、経営層には情シスの認知を、既に情シスの人にはキャリアパスのヒントになればと思って書きました。
情シスの変遷 情シス。社内SEなどとも呼ばれたりはしますが、今となってはコーポレートエンジニアと呼称することも多くなってきました。
2000年代
「緊張」の本質はダメのレッテルを貼られる恐怖
実力とは技術とメンタルのかけあわせWBCやワールドカップなどの国際大会は、普段スポーツを見ない人をも熱狂の渦に巻き込みます。世界中の人が注目するスポーツイベントは、普段にも増してドラマチックなのでそれも当然です。私はスポーツ観戦が生活の一部なのですが、国際大会はやはり感動もひとしおです。それは選手たちの「二つの戦い」を目撃できるからです。
一つは選手同士の技と技のぶつかり合い。そしてもう一つは、
キャリアには「計画」などいらない。「コンパス」があればいい
キャリアは「計画された偶然」5年前に時間を巻き戻してみてください。今これを書いているのは2023年の2月なので、ここでは2018年の2月を5年前としてみます。そのときの、向こう5年間の人生計画はどのようなものだったでしょうか? 私は計画と言えるほどのものは持ち合わせていなかったのですが、いくつかちょっとした夢がありました。そのうち1つは8割方実現したように思われます。1つはまた途上で実現していませ
もっとみる【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書
2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのた
もっとみる#195 「トップ5%社員」が持っている「再現性」という能力
先日、「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」という本から最も大事な2つのことをご紹介しました。
そのうちの1つ、「再現性」について、どうやったら身につけることができるのか、メモ。
1、そもそも「再現性」とは?「再現性」。同じことを繰り返しできること?
なんとなく分かる言葉ほど実は各人で思い浮かべるイメージが異なるものです。
「再現性」を辞書で調べると…
1.科学実験などにおいて、所定
#318 リモートワークのボトルネックは「上司」
「期待したほど部下が自分で動いてくれなくて…」と嘆く管理職の愚痴を聞きました。よくよく聞くと、そりゃぁあなたが原因では?と思ったので、メモ。
1、忙しすぎる上司はボトルネック。暇すぎる上司というのも問題ではありますが、忙しすぎる上司とどっちが部下が困るか、といえば、断然後者でしょう。
なぜなら上司に用はなくても、上司の権限、承認に用があるからです。
オフィスでチーム全員が机を並べている場合、