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北海道に住む 78才 独居老人です  こころの 薬にと 撮りためた写真に  心象のつぶ…

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北海道に住む 78才 独居老人です  こころの 薬にと 撮りためた写真に  心象のつぶやきを載せました 生きた証を残したい

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【写真】と【詩】 メルヘンの丘

メルヘンの丘 めぐみの大地 悠久の 時の流れ 春めく時を 一本樹は見ている 遠い眠りから覚めた大地 大地も うたう めぐる季節が大地をはぐくむ 何もない大地に 緑の 命と希望の種をまこう 命はすべて一粒の種 限りない命を土に抱かせて 今日から明日へと 命の息吹が聞こえる

    • 【写真詩】 メルヘンの丘

      北の最果て メルヘンの丘 凍てつく北風 たえてきました 風に吹かれて 振り向けばあなたがいる 迷い道の案内人 あなたの背中に愛がある ずっとつながっている 見守り 命一つに寄せ合いながら あなたの背中にすがって生きる 風雪に堪え 守ってくれた 強いあなたが好きだから 背中に好きと一筆書きに 君の手を背中に感じ あなたの背中についていきます 愛にゆれながら

      • 【写真詩】 北の花園

        ひがしもこと芝桜公園 花園に神がいる 丘の上の山津見神社の鳥居 大正二年に 山の神として 開拓者によって鎮座した 花園は 山の神の手による 奇跡かもしれない 時を越えて巡りあう 運命が引き寄せ合う 赤い鳥居 朝日が昇る丘 光満ちてゆく 貴方と歩く花の丘 大地の奏でる詩

        • 【写真詩】  北の花園

          大空町東藻琴芝桜公園 この 美しい風景を 作ったのは 終戦直後 独りの花好きの農家の若者が 庭に植えた一握り株から始まった 農業の傍らで 森林を開墾し 1株ずつ 植えていった 気の遠くなるような 長い年月を掛けて 今 信念の汗が 咲き誇る ゼロからの挑戦 あきらめる理由探しながら あきらめない理由見つめて 花を愛する想いがすべて ぶれない覚悟 答えのない人生などない

        【写真】と【詩】 メルヘンの丘

          【写真詩】 大地

          北の大地 大空と広い大地のそのなかで 光舞う温もりが継げる 希望の春   春色の空が 綺麗に染まる頃 思いが空に溶けていく 新たなる 時のはじまり 揺れ動く気まぐれ心  誘う春風につつまれて 心に光が差し込む ときめきの春

          【写真詩】 大地

          母の日に

          永遠の愛 天国のお母さんへ 永遠の愛をおくります 弱い者だけが傷つく戦争 父は徴兵で就役中に負傷 歩けない人に 終戦前の地獄の5月1日 大学病院で 40歳の母は 産めば母体が持たないと 子の命も危ないと その中で 奇跡が 母は救命室へ 子は育児処置室に 幾つもの奇跡が 私しを誕生させた 命がけで生んでくれた母 母は98才で天寿を全うした ありがとう かあさん

          母の日に

          【写真詩】 マクロの恋

          限りある奇跡の出会い いつからかそこに居て  夢みるように 恋をした 小さな胸がふくらむの 生きてるって素敵なこと だって だって とても幸せだから 寄り添い 一緒に歩いていくの 溶けてしまいそうな恋 愛のゆりかご 小さな私を 抱き上げて 命 ひとひら 愛の詩 あなたは口ずさむ 愛するままに身を委ね 甘い吐息で 昇天するほどの夢心地 止められないの この想い

          【写真詩】 マクロの恋

          【写真詩】 目覚めの祈り

          新たな旅立ち 時の風にあがらい 刹那に羽ばたけ 海風に乗って 時の目覚め 春日の影明かり ありふれていた輝きが 特別な色を放っていく 淡い陽炎が 去りがたき雲を 染めて 叶わぬ夢 光の中に置いていく 閉ざされた想いをみちずれに 乱れる思いを焼き尽くす 満ちて来る 陽の光に 祈ります 生きている 枯れない想いを 何度も転び 何度も起き上がる ため息ばかりの 夢をください 哀しみの 心変わりが詩になる 叶わぬ夢が詩になる 波のように揺れる心が詩になる 出会いの数だけ詩が

          【写真詩】 目覚めの祈り

          【写真詩】 めばえ

          何かが めばえる 目覚めの時  幼く儚い蕾も 大樹を目指す 緑萌える 喜びの詩 春風に薫る 初夏の息吹  生まれ変わって 二度と戻れぬ季節なら 淡い緑に輝いて 私らしく生きて行こう 過去にすがらないで  若葉がつぼみを抱いている 若葉は限りなく生まれ続けていく 時は生まれ変わっても 忘れないで  愛のつぼみも 希望のつぼみも 生まれ続けることを 葉陰からのこぼれ日 春の風にゆれて 伝えたい言葉抱きしめて ため息が光の中に消えていく

          【写真詩】 めばえ

          【写真詩】 片想い

          まだ春ですか 温い 風に さそわれて ちいさな 冒険に でました こころゆらゆらと 小さな冒険の軌跡 そこにあなたがいたから あなたの優しさに触れて あなたの手の中に めぐり会って 愛育むと 私の勝手な思い込み 夢をかなえた 粋美の頂き 限られた自由 悔やまぬように 笑顔も悲しみも 流れる時に揺れながら 互いに傷つくこも無く 穏やかにいたいだけ 優しい風に揺れる 緑の ゆりかご

          【写真詩】 片想い

          【写真詩】 黎明の詩

          始まりの時 うつろう夢の 眠りの闇に 薄明が まどろむ 甘夢をのみこんでいく 時の目覚めが 闇を消しさり 暁の光が 沈む心を 蘇生する 青白く おぼめく 朝のひかりが 山々の稜線を 神々しく映し 闇にさ迷う光が 暁に飲み込まれていく 募る想いも叶わぬ夢なら いっそ暁に抱かれて 闇を駆けだし  明けぬ空に身を預けよう 暁が赤く染まるころ 何時かは終わる 流れゆく時の旅路

          【写真詩】 黎明の詩

          【写真詩】 光と闇

          光と闇がせめぎ合う 秘めた夢が覚めぬように 孤独に怯えた闇が 夢の中に消えていく 夜が止まる 闇に漂う 惑う影に映し出す こころ 光と影 並んだ影が 淡く揺れている 抱えた過去の暗闇の 夢の中にさ迷って 闇のなごりの 春かすみの雲の影 暁光がゆらぐ一抹の不安  なぜ・・・

          【写真詩】 光と闇

          【写真詩】 闇のゆりかご

          時の闇が 降りてくる 孤独が闇の底に沈んでいき 深く暗く絡み合う 迷い子の夢の跡 あやしく揺らめく夢 孤独を道ずれに 夢の中にさまよう 闇のゆりかご 儚い夜光に詩う 不覚の光を紡ぐ 仰ぐ視線にうごめく 闇を切り裂く幻想の光 北漁港 逝く着くところ 錨おろして 一夜舟

          【写真詩】 闇のゆりかご

          【写真詩】 華の糸

          優しい春の日 喜びも悲しみも全て 君を想う日々がとても幸せ もう離さないと誓った糸   変わらぬ愛と あなたがくれた命糸 この気持ちは永遠に この糸でつながっている 柔らかな光が胸ふるわせ 秘めた想いがゆれている 好きよ 好き 生きる喜び結ぶ糸 春よ 恋の日々よ 季節の気配を感じれば 糸が切れる結末を 美しくなんか語れない 重なる想い 二人の未来 あなたに贈る最後の花言葉 susumu79 のつぶやき 79才の老人の 拙い 写真詩に お付き合い頂きありがとうございま

          【写真詩】 華の糸

          【写真詩】木洩れ日

          春光の 木洩れ日 よみがえりの時 あなたは今  ひだまりで 夢心地  北風にたえて 森がめざめる時 うららかな陽につつまれ 若芽がふくらみます 季節の扉のすきまから 穏やかなひかりが あたたか色に変わり 光に向けて芽吹きます 夢、まどろみのなか 日差しに溺れて 甘い吐息に誘われて 夢の続きを

          【写真詩】木洩れ日

          【写真詩】 冷たい霧の朝

          冷たい霧の朝 君に出会った 君は私をみつめて 呟いた 人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま) 人生における幸や不幸は予測しにくい 幸せだと思っていた出来事が不幸になったり また逆に不幸だと思っていた出来事が幸せに転じたり することもあるのだから 安易に喜んだり悲しんだりしないほうがいいよ と 聞こえた  閉じかけた扉から ひかりがさした 流れさる 時 流れくる 時

          【写真詩】 冷たい霧の朝