俳句と日記・句ッ句ドゥードゥルドゥー

俳句を詠んでいます。俳句集団「いつき組」構成員です。初めての子育てにも奮闘中。

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俳句をはじめました

久しぶりの更新です。 俳句をはじめましたので、その記録をしていきます。 なぜはじめたのかも追々投稿しようと思います。 ブレブレのブログですが、それもまた一興ということで、なにとぞ。 句会とか参加できたらいいなあ…。

    • 【俳句】#45降るるとき明日暖かや春浅き

      「型」で学ぶはじめての俳句ドリルより、「~~~とき~~~や春浅き」で一句というお題です。 一雨ごとに暖かくなる、三寒四温の春の雨の感じを詠みました。 季語は言わずもがな「春浅き」。 そしてなんと、「暖か」も季語なんですね! また一つ賢くなりました笑 ちなみに、中七下五で、母音あで韻を踏んでみました。 韻を踏む効果について、いまいちよくわかっていません笑 実作がすくないので当然でしょうか。 でもなんとなく、「あ」の響きは、少しずつ前に出る感じがしますね。 明日も日中はポツ

      • 【俳句】#44夫婦して取り合うトロや浜の春

        俳句ドリルのお題「夫婦して~~~~~~や~~の春」で一句。 結婚記念日に港の近くの市場にマグロを食べに行ったことを詠みました。 中トロがね~~、めちゃくちゃ美味しかったんですよ。 もちもちで、油がのっていて、分厚くて。 取り合うトロで「と」、浜の春で「は」の韻を踏んでみました。 これはどうなんでしょうか笑。 中七の他の候補は、こんな感じです。 中トロ食らふや 海鮮丼や マグロがっつく がっつくトロや トロがっつくや 美味しくて勢いよく食べている様子をどうするか、切れ字の前

        • 【俳句】#43蟋蟀やしびれ始めし腕枕

          新20週俳句入門の型にて詠みました。 くるみパンの句と同様、寝転がって読書しながら五音の名詞を探していました。 で、見つけました。 「お、うでまくらって五音やん。今やってるやん。」 季語は本の中にあったそのまま、蟋蟀にしてみました。 蟋蟀やと腕枕をつなぐ中七。どうしよう。 腕枕からイメージして、そのまま「腕枕をしている腕がしびれる」という中七にしてみました。 しびれてない腕からしびれている腕までのグラデーションの中で、どこを切り取るか。 しびれ始めるという瞬間にしてみま

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          【俳句】#42鶯やほんのり甘いくるみパン

          新俳句20週入門のドリルで詠んだものだったかと。 「鶯や~~~~~~(五音の名詞)」の型で。 新俳句20週入門を、寝転がりながら読み、「五音の名詞」をなんとなく探しました。 目線の先にあったのが、さっきまで食べていた「くるみパン」でした。 それがほんのり甘かったので、そのまま中七に。 くるみパンには特別の思い入れがあります。 亡くなった父が大好きだったんですね。 私自身は好きでもきらいでもありません。 でも、何かひとつパンを選ぶとなると、選んでしまうくるみパン。 ほんのり

          【俳句】#42鶯やほんのり甘いくるみパン

          【俳句】#41よくはやる胃腸の風邪やマーライオン

          「ひらめく!作れる!俳句ドリル」より、「よくはやる~~~の~~や~~~~~」で一句。 特に何かをディスっているわけではありません。あらかじめお伝えしておきます。 家族全員で胃腸炎になったときに大変だったなという句です。 こんなおげろのことを詠んでもいいのだろうかと思っていたのですが、著名な俳人の作品におげろ下痢の作品があるみたいで安心しました。 月青し旅に下痢する弱法師(下痢) 秋風や痢してつめたき己が糞(下痢) 夏草に糞放るここに家たてんか(野糞) 騒人の反吐も暮れ行く

          【俳句】#41よくはやる胃腸の風邪やマーライオン

          食べるより剥いてばかりの初バナナ

          「ひらめく!作れる!俳句ドリル」より、「バナナ」で一句。 息子にはじめて、バナナをそのまま与えたときのことです。 まず一本上手に剥きました。 そのあと、それを食べずに「もう一本くれ!」と所望したかと思ったら、また剥く。 さらに、もう一本剥きました。そんな話です。 そんな些細な思い出も残せちゃう俳句、素敵ですよね。 最初は中七を「剥くが楽しい」にしていました。 でも、「楽しい」を使わずに仕上げたいと思い、「剥いてばかりの」としてみました。 気持ちをそのまま盛り込まずに、みた

          食べるより剥いてばかりの初バナナ

          おみくじの平と微笑むふたりかな

          「ひらめく!作れる!俳句ドリル」より、お正月の神社の写真に写っているもので一句。 プレバト!のような、兼題写真というものです、おそらく。 「プレバトみたいやな~」と、そのまんまの感じでわくわくしました笑。 これまでのドリルとは違い、制限がゆるい分、句材を定めるところからですし。 月次ですが、おみくじを使わせてもらい、今年のお正月の出来事を詠みました。 だんなさんのおみくじ、「平」だったんですね。 はじめてひいたおみくじの結果に、「へい??」と二人で吹き出してしまいました。

          おみくじの平と微笑むふたりかな

          風に去るカレーのにおい丘落葉

          「ひらめく!作れる!俳句ドリル」より、「風に去る~~~丘落葉」で一句。 家のすぐとなりが割と有名なカレー屋さんなんですね。 エントランスを出た途端、いつもカレーのいい匂いがするわけです。 上五で触覚、丘落葉で視覚と聴覚かなと思ったので、それ以外の五感を刺激するものにしたくてこれにしました。 嗅覚と味覚ですね。 あ~カレー食べたい。

          風に去るカレーのにおい丘落葉

          灯を消してこっそりドーナツ遠蛙

          「ひらめく!作れる!俳句ドリル」より、「灯を消して~~~~遠蛙」で一句。 このお題を読んでいるときにちょうどドーナツを食べていたのでそのまま詠みました。 藤田湘子によると、カタカナは響きが軽いんだとか。 たしかにそうかも。響きの軽さに合わせて、カロリーも軽くなってくれたらいいなあ。 要は、息子を寝かしつけたあとのおやつです。 一日の楽しみと言っても過言ではないでしょう。 音数を合わせるなら、プリンとかかなあ。 蛙とプリンの質感も似てる…?イメージしたくないですが笑。 似て

          灯を消してこっそりドーナツ遠蛙

          【英語】試している勉強法

          今やっている勉強法です。やってみての感想は追々。 1 外国人と繋がるアプリ Tandem,Langmate,HelloTalkを使ってみてます。 母国語と学習中の言語を登録すると、需要と供給が合うようなパートナーを検索できます。 基本的に無料です。 課金すると、近くのパートナーを探せたり、翻訳機能が充実したりします。 ただ、読み込みが遅いのもあるので、仲良くなったらLINEやkakaoに移動する人もあり。 2 英会話イベントに参加する 「カフェ 英会話 地名」などでヒット

          俳句を英語で読む

          とてもおもしろい記事を見つけました! 行く春や鳥啼なき魚の目は泪 など、松尾芭蕉の名句を英訳しているのです。 それだけでもおもしろいのに、ライターによる新鮮な芭蕉の解釈がたっぷり7ページもあります。 ちょうどわたしも英語を勉強し始めました。 自分の俳句を英訳するのもおもしろそうだなって思います。 ほかにも独訳、オランダ語訳、伊訳… 外国の方で日本の文化が好きな方多いと思うんですが、俳句の魅力や作り方を外国語で説明できるひとってどれくらいいるんでしょうかね。 なんか楽しそ

          藤田湘子による俳句の型まとめメモ

          新20週俳句入門を読み終えました。 図書館での借り物なので、20週よりだいぶ早く読む必要があったので。 結論、めっっっっっっっっっっちゃくちゃおもしろかっった!! こんなにおもしろい俳句の本があるのかというほど感激しました。 さすが夏井先生のレコメンド。 藤田湘子という俳人の、俳句そのものへの真摯な態度、俳句のこれまでへの敬意、俳句の将来へのちょっとした憂い、初学者への愛情、などがとてもリアルに感じられました。 カルチャースクールで教えられていたということですが、受講されて

          藤田湘子による俳句の型まとめメモ

          英語ドイツ語オランダ語イタリア語を勉強し始めました。

          外国語を学ぶために、まず母国語を学ぶ。 そのために俳句を始めました。 3週間ほど経ったので、そろそろ外国語に手を付けました。 英語はまずやるとして、それだけでは飽きそう。 他にも同時進行でやってみよう。 ヨーロッパの言語は似ているのが多いから、聞き比べて決めることにしました。 比べたのは、ドイツ語・オランダ語・イタリア語・フランス語・ギリシャ語・スペイン語・ポルトガル語です。 聞いてみるとめっちゃおもしろい! こんなに共通点があるんだと感激しました。 逆に、日本語は欧米

          英語ドイツ語オランダ語イタリア語を勉強し始めました。

          俳句をはじめたのは外国語を学ぶため

          「子どもには早くから英語教育受けさせたほうがいいのかな…」 「できれば親であるじぶんも楽しめる方法で勉強できたらいいな…」 そう悩んでいるときに、12ヶ国語話せる数学者であるピーター・フランクルさんのご著書を拝読しました。 タイトルは「子どもの英語教育はあせらなくて大丈夫!:12カ国語を操る世界的数学者が、今伝えたい、子育てで本当に優先すべきこと」。 この本を選んだ時点でじぶんの答えは決まっていましたよね。 「子供の英語教育を今すぐさせなくても良い理由を探していた」という

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          絶壁の上のたんこぶ菊池くん

          「ひらめく!作れる!俳句ドリル」から一句。 「絶壁の上の~~~~」みたいなお題だったかと思います。 本を図書館に返却してしまったので、記憶があいまいです汗。 「絶壁」とは文字通りのことで、その意味で創作するというお題だったのですが、初見で「頭の形」の絶壁が浮かびました。 そのイメージが離れないまま、絶壁と言えば思い出す、地元の同級生・菊池くんを下五に持ってきちゃいました。 なので季語はなく…。 菊池くんは運動神経抜群で、フレンドリーでとても人気者でした。 私も確か好意を寄