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ちょうどいいバラエティは、今どこにあるのか。

昨日今日と、久しぶりにしっかりテレビを見た。

何を隠そう、ここ2年くらい、僕の家にはテレビが無い。
18歳から一人暮らしを初めてから、ずっとORIONのちっこいテレビにお世話になっていた。
基本的に見れればなんでも良かったので、買い換えることもなく10年間僕のそばにいてくれた彼を、前回の引越しのタイミングで、思いつきで捨ててしまった。

それからも、Netflixで十分事足りていたわけだけれど、去年はMIU404とか半沢とか、リアルタイムで見たいものがたくさんあって、その度にビジネスホテルに泊まって見る、なんてわけわかんないこともしていた。

そんな年始に、久しぶりにバラエティを見た。そして思った。

あれ、バラエティってこんなに見るの大変だったっけ?

面白く無いわけじゃない。
モニタリングも、10万円でできるかなも、スポーツ王も、普通に面白い。

でも、なんかしんどい。

ちょっとその正体をぼんやり考えていたらもう冬休みの終わりが近づいてきている。

なんでバラエティ見るの大変なんだろう。

さて、そもそも、Netflixで動画を見るときは、見るつもりのなかったものを見る、なんてことは起こらない。
一応番組終わりにおすすめコンテンツに勝手に遷移するけど、それをそのまま見ることなんてまず無い。

そして、ちゃんと自分で選んだからには、しっかりと中身を見たい。
それに、最近人気の韓国ドラマってほとんどの場合吹き替えがないから、じっくり見ないと全く話を理解できない

しかしこれ、結構体力と集中力を使うし、家事しながらのながら視聴なんてことには全然向いてない。
なんだかんだ、家事してる時って気が散るし。

去年は以前よりドラマをたくさん見た。MIU404や、半沢直樹、麒麟がくるはいまだに毎週追ってるし、アンナチュラルやコンフィデンスマンJP、仁も今更見た。
昔見たドラマは今や全然思い出せないけど、去年見たドラマはどれも結構細かく覚えていたりする。
韓国ドラマに限らず、ながら視聴というものをしなくなって、番組に自然と没入するようになったのかもしれない。

さて、バラエティの話に戻るのだけど、年始のテレビはバラエティ5時間とか普通にやる。
それを見る煮付けても、ながら視聴ができないものだから、なかなかにしんどい。
面白いのは面白い。でも、バラエティって、面白いと面白くないの波があって、全体的に面白いじゃないですか。

そして、画面見てなきゃわかんないシーンもたくさんあるじゃないですか。

これだけの集中力を使っても、このくらいの笑いなんだ、って思ったら、コスパ悪、見続けられん、って思ってしまった。

ながら見をしてた頃は、ずっと見ていられたのに。

有吉の壁は好きだ。
面白いが絶えず連続で現れるから。
でも、昔見ていて笑っていたバラエティを、今どのくらい笑えるんだろうか。

大人になったから、というわけじゃないと思う。
環境が変わって、ちょうどいいバラエティ、というものも、変わってきている気がする。

これからのちょうどいいバラエティって、どこに産まれるんだろう。

そんなことを思いながら、最近はあちこちオードリーにハマっている。
テレビのクセしてラジオみたいだから、この番組だけは、遠慮なくながら視聴が出来る。

今回の放送は本当に神回だし、NISHINOっていいやつなんだな。ってすごい思った。

忘れないように、その日思ったことを書いていきます。ちょこちょこ文体変わると思います。