蒼月 彗

「あおつき はく」と読みます。 読書とピアノが好きです。 ままならない事への頭と心の整…

蒼月 彗

「あおつき はく」と読みます。 読書とピアノが好きです。 ままならない事への頭と心の整理、恋人への想い、綴ります。

最近の記事

僕と本の話

本が大好きです。 電子でも読んだりするけど、紙の本をこよなく愛しています。 周りには、場所をとるからという理由で電子派が多いですが、物理的に持っている安心感には敵いません。 小さな頃から本が好きでした。 母方の祖父母の家は東北の海も山もすぐそこにある、自然が豊かな、とてものどかな町です。 帰省をすると祖父母が「する事が無いだろうから」と、その町にひとつだけある小さな書店で、いつも、本を買ってくれました。 小さな頃は絵本、大きくなるにつれ、漫画や小説、様々な本を買ってもら

    • くだらない事を神頼み《日記》

      今日起きたショックな出来事。 恋人が言った。 僕の足が筋肉も落ちて、肉もないから細いんじゃないかと。 確かに、確かに、自分でも細いとは思う。 でもまさか……自分の手が大きいとはいえ、輪っかにして掴めると思ってはいなかった。 太腿から手を外し、輪っかを作って見つめた。 「え、ほっそ」 恋人は掴めるだろうと思ってたらしい。 僕はびっくりしたし、何よりも細すぎてショックで。 暫くの間、恋人と電話しながら、輪っかにした自分の手を見つめていた。 動けるようになったら、絶対

      • 眠れない夜《日記》

        ああもう、今夜はなんなんだ。 嫌な出来事が重なり重なりもう嫌だ!と久々に全て投げ出してしまいたい気分だ。 そう、夕方までは僕は幸せに包まれていた。 恋人と通話してゲームして。 体調は微妙だったけど、そんな事より恋人と時間を共有している事が幸せだった。 夜になり、眠気も出てぼんやりとしていたら、友達からLINE。 これが本当に意味がわからない。 マジで何言ってるかさっぱりわからない。 日本語難しいな。 何にキレてるのかもイマイチ掴めない。だって僕はそこに居ないし、その会話

        • 嫌な事を書いた日記をすっ飛ばして今日の日記を投稿してしまった 勢いで書いたイライラが詰め込まれた日記はこのままお蔵入りでいいか? 感情にまかせて書くとろくな事ないな

        僕と本の話

        • くだらない事を神頼み《日記》

        • 眠れない夜《日記》

        • 嫌な事を書いた日記をすっ飛ばして今日の日記を投稿してしまった 勢いで書いたイライラが詰め込まれた日記はこのままお蔵入りでいいか? 感情にまかせて書くとろくな事ないな

          それはワルツの様に《日記とか》

          なんて事ない、普通の日が好きだ。 朝起きて、恋人の声を聞く。 「おはよう」って言い合って、ぎゅーーって言う。離れているし電話越しなのに瞼を閉じればハグしている。 ちゃんと朝食が食べられて、身体も大きな変化が無い。点滴の交換やリハビリをいつも通りして、少しピアノを弾く。 読みかけの本を読んだり、思いつきで映画やアニメを観たり、音楽を聴いたり。 昼食も食べられて、恋人の昼休憩に電話して、少し寝たり、また本を読んだり、勉強したり、ゲームしたり。 日が暮れる、夕飯になる。 夜

          それはワルツの様に《日記とか》

          映像感想文『ピアノレッスン』

          とにかく映像と音楽の美しい映画。 見るのはこれで3回目?の何度か観ている映画だ。 今回、観たきっかけは恋人が「彗くん好きそう」と映画館でのリバイバル上映のポスターの写真を送ってきてくれた事だった。 浜辺に置かれたピアノと主人公とその娘の写真のポスターの美しさに、彩度の低い独特の世界観の美しい映像を思い出してもう一度観たくなった。 4kリマスターが映画館で観られるなんて、あのピアノを映画館で聴けるなんて、めちゃくちゃいいなあ。僕も観にいきたいよ。 改めて観ての感想は、やは

          映像感想文『ピアノレッスン』

          区別をして差別と言われる場面があった 自分には全く差別意識は無かったので言葉は難しいなと思った 差別は要らないけれど区別は必要な場面があると思っている でも、ひとつ言葉を間違えば差別に感じる人もいる 話す事、言葉選び、相手への配慮、考え過ぎてモヤモヤ 平和ってなんだろう?

          区別をして差別と言われる場面があった 自分には全く差別意識は無かったので言葉は難しいなと思った 差別は要らないけれど区別は必要な場面があると思っている でも、ひとつ言葉を間違えば差別に感じる人もいる 話す事、言葉選び、相手への配慮、考え過ぎてモヤモヤ 平和ってなんだろう?

          ストレスと髪の毛

          僕の髪の毛は、生まれた時から黒くない。 一応、日本人の親から生まれた日本人だ。 それなのに、肌の色は白人並に白いし、小さい時は金髪が入り交じるほど髪の毛の色素が薄かった。 大きくなるにつれて、少し暗めの茶色になった。それでも染めてるのか聞かれるくらいには茶色だった。 入院する前は、髪をブリーチして透明感のある感じのハイトーンカラーをしていた。 おかげで髪は傷んでいた。 その髪のまま入院したから、髪のケアはあまり出来ず、ほぼ1年カットしていないのに傷みから毛先が切れまくって、

          ストレスと髪の毛

          相手と意見が違っても互いを尊重したい。否定はなるべくしたくない。違う理由は相手は僕じゃないからだ。でも僕の意見も言いたい。相手が望む答え以外言えないのなら僕じゃなくていい。botとでも話してろ。自分の責任は自分で取る。自分の機嫌も自分で取る。人のせいにしない。そんな人間でいたい。

          相手と意見が違っても互いを尊重したい。否定はなるべくしたくない。違う理由は相手は僕じゃないからだ。でも僕の意見も言いたい。相手が望む答え以外言えないのなら僕じゃなくていい。botとでも話してろ。自分の責任は自分で取る。自分の機嫌も自分で取る。人のせいにしない。そんな人間でいたい。

          最近ふと死が近くに感じて怖くなる 明日死んでも大丈夫って思っていた頃は何を考えていたんだっけ もうわからないな

          最近ふと死が近くに感じて怖くなる 明日死んでも大丈夫って思っていた頃は何を考えていたんだっけ もうわからないな

          僕にとってのカノン

          初めて楽譜を渡され、弾いたのはいつだったか。 課題曲のひとつで、深い思い入れは何も無かった。 パッヘルベルのカノンを意識しはじめたのは、恋人が好きな曲だったから。 恋人に弾いてみようと久しぶりにカノンの楽譜を出した。 当時の先生のペンが入っていて、ぼんやりと注意された事や指導を思い出す。 もう1度ピアノを習う前だった。 こういう風に弾きたいとか、今みたいなイメージも乏しくて、そこそこ弾けるけど下手くそなカノンを聞かせた気がする。 彼女は褒めてくれたけど、その録音を今聴

          僕にとってのカノン

          とある読書家の言葉

          とある読書家に「伊豆の踊子」の感想を聞いた。 僕は、その読書家の感想に本当に感動してしまって。世の中にはこんな事を言う人がいるんだと驚いた。 とても、純粋で透明感のある綺麗な言葉を選んで話してくれる。 特に感動したのは、僕は情景がぼんやりしてて読みにくい、3度読んで主人公の心情が逆にわからなくなってしまったと話をした時に 「あの文は一時の出会いを題にしているようなので、あんなふうに背景と被写体が混じってる写真みたいな表現なんじゃないかなぁ」 「あのぼやけた情景だからこ

          とある読書家の言葉

          今日、考えたこととか《日記》

          安定のネガティブ思考の日記。 今日は雨。どんよりした空、雨に濡れた街。外に出てないからわからないけど、湿度が高くじめっとして、それでいて少し気温が低くて風はひんやりとしていそう。 こういう日は、感情がすぐに動く。 僕の涙腺はゆるゆるになりそうだから、心が動きそうなものを避けて一日を過ごそうと今朝、心に決めた。 今朝は恋人と通話する事が叶わなかった。 僕の恋人の仕事は春にとても忙しい。 なのに、お互いの誕生日も春なので、誕生日にのんびり温泉旅行なんて出来るのは彼女が引退し

          今日、考えたこととか《日記》

          noteを書きながら彼女へ録音して送った自分のピアノを振り返って聴いている。 色んな思い出が音楽に乗って思い出される。 人の記憶って面白い。 音楽に思い出が合わさる。 もっと音楽で僕達の思い出を増やして行きたいな。

          noteを書きながら彼女へ録音して送った自分のピアノを振り返って聴いている。 色んな思い出が音楽に乗って思い出される。 人の記憶って面白い。 音楽に思い出が合わさる。 もっと音楽で僕達の思い出を増やして行きたいな。

          映像感想文『隔たる世界の2人』

          Netflixで公開されている短編映画だ。 オススメとして上がってきてて30分程の短い作品だったので観てみる事に。 この作品、2020年のアメリカのミネソタ州ミネアポリスで起こったアフリカ系の黒人男性であるジョージ・フロイドが偽札の使用により逮捕された際に、警察の過剰な取り押さえが原因で窒息死させられる事態になったという事件が大きく関わっている。 アメリカの人種差別とは、日本人には考えつかない位に根深い問題なんだと痛感した。 主人公であるカーターは黒人のグラフィックデザイ

          映像感想文『隔たる世界の2人』

          読書感想文『伊豆の踊子』

          初めて読んだ「川端康成」の作品。 ノーベル文学賞を日本人で初めて受賞し、言葉紡ぎが美しいと言われているが、読むきっかけが今まで無かった。 Sくんという友人に、勧められ、読んでみる事になった。 「伊豆の踊子」 舞台は大正初期、旅をする青年と旅芸人の踊り子の話。 時代が古すぎるのか、情景を想像するもなかなか掴みどころが無く、薄ぼんやりと霧がかかる世界を眺めているような感じだった。 途中まで読んで中々読みにくいなと感じていた。 文章も難しくなく読みやすいのに何故だろう? あまり

          読書感想文『伊豆の踊子』