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とらねこの共同マガジン『トランスミッションⅡ』

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トランスミッションⅠのミラーマガジンです。脆弱性が報告されたため設置しています。🌱参加者100名、フォロワ数150名、3000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方… もっと読む
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#小説

トランスミッションⅡ

とらねこ村へようこそ( ˘ω˘ ) ここでは、共同マガジン『トランスミッションⅡ』の説明をしたいと思います。 『トランスミッション』という拡散型の共同マガジンをしていますが、ありがたいことに参加者が600名を超えました! みなさんと一緒に作り上げたマガジンは、かけがいのない財産になっていると思います。 さて、今回作成した『トランスミッションⅡ』では、とらねこ村の仲間が広めてくれています。 ・note SE戦略室 遊月さん プログラマーのスキルを活かして、noteのバグ

私+君‐私はずっと続いてほしいと思った

その手が私に触れたとたん、私は恐怖から解放された。 「ここにいたんだ」 私は嬉しかった 「探したよ。まあここにいるって予想できたけど」 私は君に飛ぶついてしまった。 君はとても驚いていたが、私は気にしなかった。 私は顔を上げると涙が流れいていた。 私は怖かった。 周りから寄せられる視線が。 全員が私をジーッと見ているかのようだった。 もう君からは視線を感じなかった。 「大丈夫だよ」確かに視線を感じた。 だが、それはジーッとみられる恐怖の視線ではなく暖かい視線だった。 君の上で

夢と憧れと現実と

朝起こしてくれる人がいる。 どれだけ幸せな事なのだろう。 声をかけてくれるまで、 その人の事を考えているのだから。 起こしてもらった自分は少なくとも、 相手に悩ませている時間が存在している。 ずっと想っていた人と、もし想い合う事があったら本当に幸せなのだろうか? 好きな気持ちは土台にありながら、 お互いの空間で日常を過ごせれば幸せ。 そこには『安心』がある。 一人の大切な人と、一人の友達。 友達の全てが羨ましい。 大切な人に会うにはいつも隣に友達がいる。 時間が経

つまらない小説になってしまう原因を教えます

こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。 今回は「つまらない小説になってしまう原因」についてご紹介します。 本題に入る前にお知らせです。 ◎小説「本からの手紙」が全然売れていません!! 著者、第二作目にして、初の書籍化。 本の中に残された一文からすべては始まる。 全く売れていません。 現在のAmazonランキング… 126万位。 ぜひ買ってください! よろしくお願いします。 ◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されます

無名小説スライム編(23)

「なんで…」瘋癲がぼそりと何かを言った。 「へ?」 「なんでこの熊がいるんですか!」俺は首をかしげるしかなかった。 「なんでって…捕食したからかな?」彼…じゃなくて彼女は魂が抜けてしまった。 名前を付けたら性別がひっくり返ることを完全に忘れていた。 見た目を見れば普通にわかる気がするけど。 「お、おーい!」俺は慌ててはみ出てくる魂を押し込んだ。 彼女は意識を取り戻すと、慌てて熊を倒しに行った。 無理もない。あれをほ追っておけば村が死ぬかもしれないからだ。 俺はそういえばと思い

📕本音

頭では分かっているし、 もし、その時が来たら覚悟もできている。 そう決めているはずなのに。 やっぱり、憧れていることがあって。 その光景を目撃するたびに、 「いいな」って。 ついつい言葉に出しちゃって。 自分の人生だから、自分で決めればいい。 でも憧れを捨てられなくて。 待っていたら降って来るんじゃないかって。 そんな都合の良い話、ある訳ないのにね。 『素直になる』 こんなに難しいと思ってなくて。 誰か救ってくれないかなって。 昔はもっと優しかったのに。 もぅ

📕小説(ショート)【チェンジ】 785

 いつの間にかアジサイがこんなに咲いてたんだね。 毎日通っているのに気がつかなかったな。 アジサイの花言葉は確か 「移り気」「浮気」「変節」 青色なら 「冷淡」「無情」か……  俺が変わったって思ってるんだろうな、きっと。 そう思わせた俺が悪いの? そんなつもりはなかったんだけどな。 これってさぁ、俺が悪かったって思わなくちゃいけないことなの? 「ごめん」 とかいわなくちゃ駄目なの? どうして謝るんだ、俺? 何か悪いことした?  でもなぁ、みっともないとこ見せちゃったしなぁ

小説でオリジナリティを発揮する方法

こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。 今回は「小説でオリジナリティを発揮する方法」についてご紹介します。 本題に入る前にお知らせです。 ◎小説「本からの手紙」が全然売れていません!! 著者、第二作目にして、初の書籍化。 本の中に残された一文からすべては始まる。 全く売れていません。 現在のAmazonランキング… 126万位。 ぜひ買ってください! よろしくお願いします。 ◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されま

百不思議の小学校‐地獄へ落ちた少年少女3

府野火健太 石野葉波 舩場氏幸四郎 堀野過俊 僕たちはゾンビたちの餌になる。 僕の頭はもう少しで真っ白になった。 痛いのだろうか、苦しいのだろうか。 僕は怖かった。ゾンビの餌になるのが。 僕たちは死に物狂いで逃げた。 後ろにはもう後ろにはゾンビなど見当たらないが、とにかく逃げた。 死にたくない、痛みというものを知りたくない。 僕たちは壁のあった場所にたどり着いた。 だが、運よくそこにはもう壁がなかった。 僕たちが外に出ると、後ろに壁ができた。 まるで僕たちを助けているかのよ

🕊️💌父さん、母さん

一人になりたいって強く思って。 物理的に距離をとった時期。 誰にも何も言われたくなくて、 縛られる生活からどうしても逃げたくて。 あの時は楽だった。 一人になったら姿見が欲しいってずっと思っていたから、安めのだけど自分でシールを貼ったりして可愛い布をかけて。 これからはお化粧もスキンケアも、とにかく自分を見る為の相棒となった。 楽しくて。楽しくて。楽しくて…。 楽しかった? なんでかな?いつからか、笑っていない自分が写り始めて。 その内、布を掛けっぱなしになった。

魔境アラザルド12 風の峡谷③

 第一部 五王君    三章 風の峡谷       3 鋭い冷気を孕んだ風をその身に纏わり付かせながら、風刃君サラウィーンは居城をやや離れた峡谷沿いの中空にひらりと舞い立ち、久々の強魔人との手合せに胸を高鳴らせていた。 敵は、己れの強烈な存在感を隠すことなく、彼女を待ち構えていた。 彼の意識の網がこの自分という憎き獲物を、どうあっても取り逃さぬように張り巡らされている。 それにしても、あの男…。 ここまで強い『気』だったか? この魔力の波動のようなものは、今まで

「一枚絵小説まとめ」五月号

どもども、明原星和です。 五月も末ということで、皆様、今月もお疲れ様でした。 私事ですが、今月はGA文庫大賞用の長編小説を書き続けていて、とても充実した執筆生活を送れていました。 その分、noteの方の更新がおろそかになったのは反省ですね。 さて、そんなわけで今月は計六作品の「一枚絵小説」を制作しました。 来月は、とりあえず作品数が二桁を超えることを目標に頑張ろうかなと思います。 それでは、どうぞご覧くださいませ。 そもそも「一枚絵小説」とは?一枚絵小説とは、僕

GA文庫大賞応募用の長編小説が完成しましたぁ~

どもども、明原星和です。 ついに…やっと…GA文庫大賞応募用の作品が完成いたしました――!! なんとか間に合った……あとは提出して、結果を待つのみ。 最終的にページ数は(表紙除くと)116ページ。文字数は103617字。 ギリギリでしたけど、最後まで楽しんで執筆できたのでまずまずといったところです。 「次こそはもっと余裕をもって作品を完成させるぞ!」 と毎度意気込んではいるのですが、結局いつもギリギリの完成になっちゃうんですよね。 まぁ、何はともあれ、無事に完成

小説家として成功するための心構え

こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。 今回は「小説家として成功するための心構え」についてご紹介します。 それでは本題です。 ◎小説「本からの手紙」が全然売れていません!! 著者、第二作目にして、初の書籍化。 本の中に残された一文からすべては始まる。 全く売れていません。 現在のAmazonランキング… 126万位。 ぜひ買ってください! よろしくお願いします。 ◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されます 以前発