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とらねこの共同マガジン『トランスミッションⅡ』

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トランスミッションⅠのミラーマガジンです。脆弱性が報告されたため設置しています。🌱参加者100名、フォロワ数150名、3000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方… もっと読む
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2023年7月の記事一覧

相続を学ぶ【終活】Ⅱ

【相続】に関するおハナシの続きです。 以下、今回のテーマと重なるところもあり ふたつお読みいただいて初めて 学習完了です。 あわせてお読みください。 ご自身の人生のなかで 獲得してきた全てのものを 自分がいなくなった世界に 引き継いでいくこと それが【相続】です。 そこには 生きてきた過程での 『想い』 『願い』 いろいろなものが集大成として遺っているもの。 ココロに描いた正しい形で 伝えていきましょうね。 相続の準備相続人の確認 相続人を知るには 少し手間です

相続を学ぶ【終活】Ⅰ

18年間補助者として勤めた 行政書士事務所の依頼案件として、 取り扱った業務で上位を争う内容が 今回のテーマである 【相続】でした。 おかげで相当詳しくなりました。 相続というのは、 亡くなられた方の、 家族関係により ケースバイケースであるため、 相続人を確定させるためには、 その家族関係と 必要な書類を揃えたうえでの 判断が必要です。 書類を揃えている段階で、 思いもよらない人が 相続人に含まれていたり 相続人に該当してしまったりする ケースを頻繁に 見てきました。

死後の手続きを学ぶ【終活】Ⅱ

死後の手続きを学ぶ【終活】のパートⅡです。 以下パートⅠです。 もしよろしければ あわせてお読みください。 公的医療・公的介護保険の手続き手続き先の確認 亡くなった人の 健康保険被保険者証や 介護保険被保険者証などは 速やかに それぞれの自治体や会社などに 返還します。 公的医療保険の手続き先は 加入していた医療保険の 種類によって違います。 まず 亡くなった人の 被保険者証を見て どの公的医療保険に 加入していたかを 確認しましょう。 ▢ 国民健康保険・後期高齢者

死後の手続きを学ぶ【終活】Ⅰ

今回は 自分がいなくなったあとの ハナシです。 嫌なテーマですよね。 『高齢期の医療と意思表示』について 記事も書かせていただいていますが https://note.com/shukatsu_adviser/n/nb6e2ad2d72cb その内容と同様に 【終活】の王道のテーマであり イメージされている方も 多いことでしょう。 だけど。。。 できれば暗い話題は したくないですよね...。 それでも どうしても 避けることのできない話題です。 遺された人たち

お墓について相談するための【終活】

お墓の役割を きちんと理解しておくことは、 亡くなった人や 遺される人にとって ▢ 現在あるお墓をどうするか ▢ どのようなお墓がよいか ▢ お墓以外の埋葬法を   選ぶべきかどうか を考えるうえで 大変役に立ちます。 自分一人だけのハナシでは 済まされないこともあります。 しっかりと考えを固めたうえで、 親族家族と相談をしていくように 基礎知識を持てたらと思います。 お墓の役割と基礎知識火葬をした遺骨は 骨壺に入れられて 遺族のもとに戻ってきます。 お墓が

お葬式の手順を学ぶ【終活】

今回は 【終活】としての側面もありますが 一般的な知識として 持たれていても良い内容が多いです。 【終活】として取り組まれる場合は 以下の2つのテーマについての記事を お読みいただくと理解が深まります。 お葬式に関しましては それぞれの宗教や宗派 お住まいの地域の慣習などに 大きく左右されます。 今回の内容はあくまでも 一般的な知識として 頭に入れておいてください。 お葬式の流れを知る病院で亡くなった場合 多くの方が病院で最期を迎えます。 病院で亡くなった場合には

お葬式に関する【終活】

お葬式のハナシです。 人生の最期のセレモニーですが 必ずしも 『自分のこと』だけの 話ではないですよね。 ご両親を含めたご家族も 必ず迎えることのなるものとして 知っておくべき話として 読み進めていただければと思います。 お葬式とはお葬式の語源 「お葬式」という言葉は 葬儀の「葬」と 告別式の「式」を 合わせてできた言葉であると 考えられています。 現在では お葬式という形で 葬儀と告別式の2つの儀式を 同時に行うことがほとんでありますが 厳密にいえば 葬儀と告別式

七夕の短冊に願いを託して ( 愛犬へ )  #虎吉の交流部屋初企画

夕方の電車に乗り、ふと窓の外に映る夕焼けを見ていると、涙が止まらなくなった。 スマホに取ってあるいくもの写真を眺めては、月日の経つ早さに残酷ささえ感じてしまう自分がいる。 昨夜はよく眠れなかった。 一晩中、夢の中で苦しそうな声が聞こえる。 次第に呼吸がゆっくりになっていく中で僕は神様に祈った。 「あと1日、たった1日でいいから一緒にいさせてください ! 」 そんなことを祈る間にも呼吸音はもう途切れ途切れになっていき、ついに、聞こえなくなった。 「今、天国へ行ったんだね··

恩師への手紙 (小学校の頃の先生へ) #ひとつだけ記事を残すなら

*************** 💡( 長く見えますが、5分で読んでいただけます ) *************** 先生へ 「元気に過ごされていますか ? 僕のことを覚えてくれていらっしゃいますでしょうか。僕には恩師とも言うべき先生との忘れられない思い出があるのです。少し長くなりますが、久しぶりに先生とお話させてください」 *************** 「○○君は帰らずに教室に残るように」 小学校3年生の夏、1日の最後に行うホームルームの終わりに先生は僕にそう言

忘れられないピアノ教室の匂い

実家の部屋の片隅には大きなピアノがある。 私が幼稚園の頃から中学校1年生の夏までほとんど毎日欠かさず弾いていたピアノだ。 学校から帰ると毎日鍵盤と向き合い、週1回のピアノ教室に通う生活。 日々上達していくのが楽しくて、何よりピアノの蓋を開けた瞬間のあの鼻腔をくすぐるような独特の匂いが僕は大好きだった。 ピアノの練習をサボって親に叱られた経験がないほど、ピアノに打ち込んでいた。 しかし、小学校高学年に上がり、もう1つ、どうしてもやりたいことが見つかった。 「サッカーを

魔境アラザルド1 〜序章〜

序章 白い梟 1 夜が明けて、地平より闇を打ち消す光の一矢が放たれ、無数の葉群れが盛大に輝き出した。 『魔神の大樹』は、この森で一番早く目覚める者だ。 その巨大な樹の根元へと、今朝も兄は小走りに向っていく。 枝から枝へと飛び回る赤や青、黄や桃色の色とりどりの小鳥たちがちゅんちゅんと口々に囀り、早い朝を知らせる。 兄は毎朝食事ができるまでの間、それを眺めるのを日課にしているのだが、今朝はなぜか少し寝坊してしまったようで、小鳥たちへの挨拶もその分遅れてしまっ