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〈プロローグ〉誠暦十五年 十三月二十九日 「ねえ死生・・・貴方の耳たぶ食べても良いかしら?」 「うん、日身呼なら良いよ」 〈第1章〉誠暦二十二年 十三月二十九日 国境国連邦 天間王国 首都 天間京 あの日から7年がたち睦(ぼく)は十八歳になった そして睦は自分の歩む道を悩んだ末に選んだ そんなことを考えていると、睦の方にだれかが駆け寄ってくる足音が聞こえてきた 睦は考えるのを止めて足音が聞こえてきた方に視線を向けた 見てみると睦の方に女の子が近づいて来ていた