夢日記・アマガエルの弾き語り
ついさっき見た夢。
夢の中で聞いた曲が鮮明に記憶に残っていて、めずらしいなと思ったので記事にすることにしました。
コンクリートの壁の近くの地面にいたアマガエルを、壁に叩きつけていた私。
足元にはもう一匹アマガエルがいました。今私が壁に叩きつけたアマガエルの、兄弟と思われます。彼は冷ややかな真っ黒い眼で、私をじっと見つめていましたが、ふっといなくなりました。
私は腰を下ろしてギターを構え、弾き語りを始めました。
するとさっきいなくなったアマガエルが、壁の裏から再登場。なんと彼もギターをかきならし、目を閉じて歌いながらゆっくりと歩いてきます。
その歌がこれ。
「うーみーでージングルベルをー、鳴らさないと思うかー、じんせいーなーんーてーそんなものーーー」
はっとして、夢からさめた私。
なんでこんな夢を見たんだろうと考える。昨日テレビで、とある女性歌手のギター弾き語り生演奏を見たからだろうか?
違う気がする。いや、少しは関係あるのかも?
それより先日猫ちゃんが、捕獲してきたアマガエルを得意げにいたぶっているのを見てかわいそうになり、そっと手のひらに隠して外に出て、草むらに離してやった記憶が関係しているかも知れない。
あの時そのアマガエルは私の手の中で、ケロケロケロ、ケロケロケロと私を見上げて鳴き始め、驚かされた。まるで「助けてくれて、ありがとう、ありがとう」と言ってるようだった。
カエルのような小さな命にも、意識はあるのか、と驚愕した出来事だった。たぶんそれが、夢に出てきたのだろう知らんけど。
(おわり)
すべて実話なのですが、表紙絵を描いていて思ったこと。
あ、これって私が昔描いた小説、「インテグラル」の最後のシーンじゃね?」
うーん、どれが正解かわかりませんが、いろんな記憶が混ざり合って、見せられた夢なのかも知れません。夢の正体はわかったつもりだったのですが、まだまだ不思議な点がありますね。
SF小説「インテグラル」最後のシーン
「アマガエルの弾き語り」、Pixia+ELECOMのマウス、所要時間3分
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