歌舞伎町

のりおです。

今日は大好きな街、歌舞伎町のことを書いていこうかなと思ってます。
これまでまだ歌舞伎町って僕のnoteで出てこなかったですもんね。ではそんな歌舞伎町について。

歌舞伎町に初めて足を踏み入れたのは17歳の頃。当時の僕は好奇心だけで歌舞伎町に。今から13年、14年前ですかね?
街の雰囲気を見ては"龍が如くのまんまだー"なんて興奮して、まだ当時は街に怖さも感じながらも一番街入り口を入りまっすぐに歩き満足して帰って行った。

本格的に街で遊ぶようになったのは2015年ごろ。僕のnoteでよく出てくるあの2015年です。
2015年は僕の人生にとってひとつ大きな分かれ道のような年だったのは間違いないです。
このくらいの時期は胡散臭い連中が仮想通貨ってワードを使い始めた時期でね。僕の周りにもいましたよ。当時は"仮想"より"暗号"だったような記憶が、、、暗号通貨なんて言ってね。なんじゃそりゃ?って感じでしたが、あの時ひとくち乗っておけばなーーなんてたらればをビットコインの話題が上がるたびに思いますよ。
デカくなりすぎて今更乗れないというか、あれ系は最初の方に乗った奴が強いですよね。
バカラのツラと一緒でww  まずい、、、またギャン中らしさ全開でバカラとかww


バカラを覚え初め数ヶ月が経った、時期でいえば夏の終わり?昼間は半袖で過ごせるけど、陽が落ちると羽織るものか何か欲しくなるくらいの季節。
この頃になると福富町に限らず歌舞伎町など活動の場を広げていた。
まだほんちゃんのカジノしか行ったことのない僕。
そもそも"闇カジノ"っていうくらいなのに"ほんちゃん"とは?って感じですよね。
本カジにインカジ。アングラカジノにも複数ありまして、本カジはさきほどあげた"ほんちゃん"目の前にディーラーに配られたトランプを実際に手に取り遊ぶところ。
インカジとはインターネットカジノのこと。漫画喫茶のようパーテーションで区切られた部屋がいくつかあるようなところで、海外カジノのライブ映像が流れているパソコンを使い、そこでギャンブルを行なう。
歌舞伎町にはこの後者のインカジ、めちゃくちゃあるんですよ。さくら通りとか歩いているとキャッチに『ギャンブル系は?』とか声かけられた経験ある方、いるんじゃないですか?いや、そもそもこのnoteを読んでくれているギャンブル好き紳士の皆様はそんなこと知ってるから今更いいよ!と思ってる方も多いかな?
本カジに比べ、入りやすいのかな?2015年当時は誰かの紹介やキャッチの紹介でわりかし簡単に入ることができた。免許証くらいは必要だったっけ?
ただ店に会員登録する名前は適当なものでもよく、僕は"甲賀弦之助"と登録していた。
この登録名を聞いて誰のことかわかる人ってのはパチスロ好きかアニメ好きの2択で間違いなさそうですね。バジリスクの主人公の名です。
バカラを覚えてからは、パチスロなんて、、、と打つことは少なくなりましたがそれまでたまに打ってたバジリスクでした。
インカジは本カジに比べるとより気軽に?というような印象。最近は初入店の際に免許証+保険証の提示を求められたりと、セキュリティ面?では厳しくなったようにも思います。
当時歌舞伎町の野○寿司の3階にあるインカジに行ってた僕。インカジは漫画たくさん置いてあったりととにかく居心地がいいんですww
インカジはもちろん歌舞伎町という街に行くというのも楽しかったのかな。出身が都内でないからなのか、なんだか少し大人になった気がするというか。
東洋一の歓楽街ですから歌舞伎町は。そんな場所でアングラな遊びをしている自分に少し酔っていたのかもしれませんね。
歌舞伎町のいいところは勝ったら遊ぶ場所がたくさんあるということ。さすが東洋一の歓楽街。

歌舞伎町にはギャンブルはもちろん、酒を飲み行くことなども。
そこそこ有名だったキャバ嬢を指名し飲んでいて、シャンパンを入れInstagramのストーリーにそのキャバ嬢が上げたのですが
世の中は狭いもんで、当時の彼女がそのキャバ嬢をフォローしていてバレてしまいゴン詰めされたりとかも今となってはいい思い出ですねww
イェーイ!!みたいなテンションでそのストーリーに顔出して乗ったらさ、後日スクショを撮られていて、、、
キャバクラをはじめとする女の子のいる飲み屋に行くの嫌がる女性多いじゃないですか?
僕がそういうところに飲みに行くのは、何か下心があってとかそういうんでなくて
綺麗なイルミネーションを見に行く時と同じような気持ちで、少し高い金出しててでも綺麗な女性を見に行きたいだけなんですよ。こっちは1人の"客"として、イルミネーションのように綺麗な"キャスト"の女性を見ながら酒を飲む。
イルミネーションだなんて言ったら怒る方もいそうですが、、、
なんてことを当時の彼女にゴン詰めされながら必死に力説をしてなんとか許されたりとかね。懐かしいですww
そんな感じでキャバクラなどにはたまに遊びに行っていたのですがある店で面白い出会いをすることに。ぷらぷらとフリーで入ったキャバクラでハーフ顔のめちゃくちゃ可愛い子が付き、場内指名をしてLINEの交換をし、何度かやり取りをした後に後日同伴出勤をすることに。
さっきも書いたようイルミネーションを見に行ってるような気持ちの僕は出勤前の状態のキャバ嬢にあまり興味はなく、キャバクラというハコの中にいるドレスを着たキャバ嬢が好きだった。なのでいつもなら乗り気ではありませんでしたがノルマがあるんだと頼まれた僕は同伴をすることに。
ちょろい男ですね、、、ww  この時の人生で初の同伴でなかなか強烈な体験をします。
歌舞伎町にはたまに遊びに行ったりしていたので、キャバ嬢の子と待ち合わせをするとたまに行ってたしゃぶしゃぶ屋に。
『いつも歌舞伎町くると何して遊ぶのー?』なんて聞かれてまだ21歳だった僕は馬鹿正直に
『バカラやってキャバクラ行ってみたいな』と。とんでもない発言だ。女に賭け事、普通ならドン引きされるような発言かもしれないが返ってきた答えは『えっじゃあ後で行こうよ!』だった。
こんなハーフ顔で可愛いのにバカラやるのかよ、、、なんて思いながら行く約束をし、バカラだと長くなってしまうという理由から闇スロに行くことに。
風林会館前からつるとんたんを通りまっすぐ行くと大きな駐車場にホストの看板がある、そこを曲がり進んでいったローソンの近くのビルの闇スロに。
闇スロに行ったのはこの時が初めてでした。少しレートの高めのジャグラーに2万を突っ込みオートでぶん回し退店。闇スロってオートで回すことができるんですよ。んで当たると店の従業員が写真付きでLINEをくれる。
オートでぶん回しておいてキャバクラに行き、オートでぶん回していることすら忘れるくらいにその日も酒と可愛いその子に酔い退店。
1人でインカジに向かい(ギャン中すぎww)パソコンをカチカチとしているとそのキャバ嬢から電話が
さっきはありがとね!と。LINEなんかはまぁよくある話というか、飲みに行くとお土産のように少し後や翌日に貰えるのですが、電話とはね。少し当時驚きながら出たのを覚えているよ。
すっかり忘れていたが、その日闇スロから連絡はなかった。=負けだ。
電話でそんな話をしていると『負けたら今日のうちに取り返しに行くしかなくない?』とそのキャバ嬢からまさかの提案。同伴もアフターも別にそこまで好きでない僕もギャンブルともなると話はまた別。まだ歌舞伎町にいることを伝えると合流し、歌舞伎町のインカジに行くことに。
2人で座れるシートに入りパソコンをカチカチとやること2時間くらいかな?2人して+に!!
店で飲んだ金なんかは余裕でお釣りからくらいには勝った。その後も何度かギャンブル同伴をしたり、逆にその子が横浜に遊びにきて一緒に福富町の本カジ行ったり
僕が負けてその子が勝った時は負けサビのように小遣いをくれたりと、とにかく楽しかったのをよく覚えている。
そんな感じの付き合い?をしていてある日も歌舞伎町に飲みに行くし出勤してるのか連絡をしてみることに。
2018年ごろだったかな?かれこれもう3年近く、一緒に歌舞伎町や福富町でギャンブルをやり、たまに店にも飲み行くような仲に。源氏でなく本名で呼ぶくらいには親しくなっていたかな?
その日も連絡をするといつもより少し低めに感じるようなテンションの声で『ごめん。私もう歌舞伎町いなくて沖縄いる。』と。
あえて詳しくは聞かなかった。こういう街だから昨日まで仲良く遊んでいた人間が姿を消して別の街へ。なんていうのは割とよくある話で。
なんなら捕まったとか、危ない橋渡ってバックレるために飛んだとか。そんなのも他の街より多いのが歌舞伎町。
これを読んでいる人らの中にさ『いやいやのりおよ、お前それは男に水揚げされたんだろ』って思ってる人らもいるかな?
その子とは"客"と"キャスト"であり友人のような、インカジに夢中になりすぎて終電を逃したときは、高田馬場にあるその子の家に泊めてもらって飯まで食わせてもらったりとかね。繋がりはギャンブルだけど友人て感じだった。
その子に彼氏がいたことも普通に知っていたし、彼氏の話をしたりお互いの恋愛相談なんかもするくらいの仲だった。
だから本当に寂しかったですね、、、1人の友人が遠くの地へ行ってしまった。理由は探らないし聞かないけど寂しいなって。
あの街で遊んでるとそういうことも多いから街から去った飛んだのエピソードはたくさんあるけど、1番寂しかったのがこの話かな。
あの子も沖縄で変わらず元気にやっていてくれたらな〜 なんてことを思う。
あの子がまだ街にいたら、のりおのXのアカウントを見せて、こんなん作ってみたんだ!なんて話もきっとしていたんだろうな。
"のりお誰?ww  名前全然違うじゃん!"とかツッコミをくれたんだろうな。て勝手に思ってるよ。
最近過去にこんなことあったなーってのをnoteを通して振り返ることが多いです。過去を振り返るのは今がつまらないから過去を思い出してるのでなく、シンプルにひとつの思い出として。
ギャン中会社員の思い出、なかなかに濃いものも多いでしょ?今年31歳ギャン中会社員。楽しい人生を歩んでるよ!
、、、とここで文章が終わるとスパッと綺麗に終わるんですが、今日は4/1なんですよね。
エイプリルフール?ここまで読ませておいて嘘かよ、、、そんなことはしませんのでご安心を。
この話ももちろん僕の経験した事実の話。ノーフィクションの話です。
以前も書いたように、僕はノーフィクションで書いてるので。経験した話や気になること、興味のあることに自分の考えなどを書いてます。
顔出しせずどこの誰かもわからない奴が嘘なんかついたってしょうがないですからww
ノーフィクションでいきますよ、4/1でも。

せっかくなので歌舞伎町関連でもうひとつ話をしますか。
4/1になってホストクラブでは売掛制度を廃止する店舗が8割くらいになるみたいですね。
そもそも売掛制度って、、、まぁ簡単にいうとツケ払いのことです。
去年の10月だか11月ごろでしたかね?つるとんたん前らへんでホストとトラブルになった女性がカッターナイフでそのホスト(ホストでなく内勤との話もありますが)を襲っているところがSNSなどで拡散されて。その少し後にはゴジラのとこらへんでホストに狂った女性が飛び降り。こちらもその瞬間の映像がSNSに出回りましたよね。
なんでもすぐ映像として出回るのも今の時代ならではといった感じですが、人が傷ついている瞬間はできれば見たくないですよね。
見たくないものも見えてしまうのがSNS、、、やっぱりやらないほうが幸せなんですかね。
そんなふうに立て続けにホストに人生を狂わされた?方たちが行動に出たからか、"売掛"  の言葉が朝のニュースなどでも取り上げられるように。
"払えない金ならツケなんかするなよ"  って読みながら思ってる方もいますか?
僕の後輩ホス狂いの子の話でもしますか。
ホスト全員がそうではないですし真っ当にホストをやっている方もいるので、あくまでもこれは僕が後輩の女の子から聞いた話ですが、半ば強制的に売掛=ツケを作らされると。
シャンパンを入れるとそのホストのテーマソング?じゃないけど、音楽が店内に流れるんですよ。その音楽を聞いた他のホストがシャンパンコールをするために、シャンパンの入った卓に集まるのかな?
その子は売掛などせずに遊んでいた子で、その日は金の持ち合わせも少なかったのでシャンパンを入れるなどとはひとことも言っていないのに、その担当ホストの音楽が流れ驚いていると
『流れたのにシャンパン入れないの気まずいから入れてよ』と。
恐ろしくないですか?なにが恐ろしいって、これ今日は金がないって言ってる女の子に対して店絡みで売掛作りにいってると思いません?
音楽を流すのはきっと店の内勤やスタッフでしょうから。当然オーダーが入ってから流すはずなのに、オーダーの実績が無いのに音楽を流したってことですよね。
当時その女の子はそんなことを僕に対し、笑いながら『そんなことがあってさー』なんて話すのですが、同意なく勝手に数万円〜数十万円単位のものを売るって、、、業界が業界なら逮捕案件ですよね。
僕ははっきりと『もうホスト卒業すれば?』と言ったのですがもう盲目になってしまっているその子はとにかく嫌われることがイヤだから半ば勝手に入れられたシャンパンの売掛も払うし
なんならそこで売掛を覚えてしまったことで、もうその後は癖になってしまったかのように飲みに行くたびに売掛が増えていくんですよ。
最初は昼の仕事をしてた子なのに、どんどん増える売掛を返すために体を売る仕事をするように。
僕は性風俗に対して偏見はないし、仕事としてやりがいやプライドを持っているのならば立派な職業だと思ってます。だから"体を売る仕事" って書き方はどうなのかと思いますが
その子は別にやりたいわけじゃないのに、売掛返すために仕方なく風俗で働いてるんですよ。"これは体を売って"ますよね。
売掛という言葉を聞くたび、僕はその後輩の子のことを思い出してしまいます。
今もInstagramなんかを見る感じ表向きは元気にやってそうですが、親しい友人に向けてストーリーをアップする時は結構暗い感じで。きっと病んでる姿は大勢には見せたくないのでしょうね。情緒が安定してないようで、たまに心配になるレベルの愚痴を親しい友人に向けて上げてますよ。
以前一緒に飲んでいる時に僕に対して、その子が本音を漏らしたことがあります。
『ホストなんて行きたくないけどもう引き返せないんだから仕方ないじゃん。』と泣きながら。
きっといろんな意味を含めた言葉だったのでしょう。
売掛の借金を作りそれを返すために体を売り、また売掛で飲んでは体を売って。
本人も自分がどこへ向かっているかはわかってるんだろうが、もう引き返せない。
あと何年か早くこの売掛制度が問題視されていたら1人の人間の人生は壊されることなく、別の人生を歩めてたのかなって。

少し遅めの朝のコーヒーを家で飲みながらそんなことを思ってます。
家にいないではやく仕事行けよ?って。
4/1、新年度を迎えるとキラキラした新入社員をたくさん街で見かけるじゃないですか?
社会人なりたての自分と重ねて見てしまうんですよね。僕も社会人になりたてのあの頃は心が綺麗だったのにな、、、なんて。アングラなギャンブルもやっていたかったし、借金で地元を飛ぶ友人もいなかった。売掛で人生を棒に振るう後輩の子もいなかった。
学生時代に多少のヤンチャはしてきたけれど、それでも今よりずっと綺麗で誘惑も少ない世界の中で生きてた社会人なりたての頃を思い出してしまうんですよね。だから今年の4/1は、新年度の1日目ですが有給使って休みにしました。

昨日から急に暖かくなったし冬物のダウンやコートはもういらないかな?今日クリーニング出してきちゃおうかな?
でも最近の天気は情緒不安定なあのホス狂いの後輩の子みたいに、寒暖差も激しいし急に崩れたりするからな。

大好きな歌舞伎町のことを書いていたはずなのに
仲良くしてたギャン中キャバ嬢が沖縄に飛んだり、後輩のホス狂いの子の暗い話だったり
少しどんよりとしたnoteになってしまいましたね。今日はそんな気分だし二度寝でもしようかな。

今日も長々とした文章読んでくださりありがとうございました。新年度1日目から少し気分が落ちちゃった人もいるかな?申し訳ないです。
明るく楽しい話題からこういった少し暗めの話題にディープな話。

これからも書いていくのでよろしくお願いいたします。




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