金or友情?

本当は当時に実家で一緒に暮らしてた兄貴に頭を下げて金を借り、その金を即溶かした話でも書こうかな?と思ってたのですが、先日久しぶりに実家に立ち寄って中学の頃の卒アル見てたらこっちを先に書きたくなってしまいましてね。
いつもより少し長くなりそうですが読んでください。ギャンブル好きや友人などと金の貸し借りしてる人間は強制ですww

バカラを覚え始めて3ヶ月くらいですか?8月を迎え本格的に夏になり、この時期といえば海だったり花火大会だったり。
まだ当時21歳の僕らは祭りや花火大会などのイベントが好きだった。30代を迎えた今では、花火大会も祭りも行けば楽しいことには間違いないのですが、  "行く"と事前に予定を立てるよりは "行くかー"  くらいの場面行動のほうが気持ち的に気分も乗るような気がする。
それこそ20代前半の頃は "来週の○○祭行こうぜ!"  なんて予定を立てては指折り数え、その日を待っていたものだ。歳を取ると計画していた予定が無くなると少しラッキーくらいに思ってしまうことありますよね?

金の動きすぎるギャンブルを覚え3ヶ月もやっているとパンクする奴も当然出てくる。本当は先にnoteで書こうと思ってたのですが、僕も実の兄貴に金借りて即溶かしてぶっ飛ばされたり。これも今度書けたらなって思ってます。
パンクした奴ってのはデビュー戦から共にしていた職人の友人Bだ。職人をやっていた友人Bは給料でいえば月に25万程度。ただどうしても見栄を捨て切ることのできない男で、キャバクラなどに行っても金がないくせにシャンパンを飲んでは一緒に行ったメンバーに借りて、それを返す為に別の友人に借りてを繰り返していた。どうしようもない男だ。
当時は2015年の8月。国道134号線に沿っての海岸の海の家でその日も酒を飲んでいた。海に行っても海なんか入らない。そもそも行くのは少し陽が落ちて、夕方くらいから。ナンパしては海の家で初めましての女の子と酒を飲むのがこの頃は楽しかった。
友人Bというのは決してかっこよくはなく体型はだらしない、金にもだらしない。だらしない体型からは想像できないくらいの香水のいい匂いを漂わせてるような男だった。
デブなのにいい匂いのする男っていますよね。デブだから、、、って理由で身構えてしまうと
"コイツ、デブのくせにいい匂いする"みたいな。下げたところから上がっていくことで、よりポイントを稼ぐ?じゃないですが、スタートがマイナスにいる分、何か少し抜けたことがあるとそれが必要以上に大きく感じてしまう。
イケメンからいい匂いがしても、"イケメンだしそりゃそうだろ"で済んでしまう気がするのに、逆にもし臭かったら?  "イケメンのくせに臭い"  この落差はデブな奴が臭かった場合より大きい気がする。
美人だと得をする!なんて聞きますが男の場合はデブやブスの方が得をするんじゃないかな?イケメンは減点方式、デブやブスは加点方式。
なんだか性格の悪い僕が出てしまいましたね、、、決して友人Bのことが嫌いで書いてるわけではないのはわかってほしいです。ただ昔からデブでだらしない奴だったのに  "いい匂いがする"  というギャップで中学時代は学年の女の子たちからの話題に上がるような男だった。

この日も海で可愛い子を見つけては
『あの子いけんじゃね?声かけてよ!』友人Bは僕や一緒にいる友人に頼む。ナンパに何度か敗北をしてからの数戦目で可愛い女の子3人組と一緒に飲むことに。3対3でパーティースタートです。
少し洒落たウッドデッキのような作りの2階席で、各々好きな酒を頼み乾杯。
"どこから来たの?"  "何歳?"  なんて会話をしながら飲んでいた時に友人Bが言う。
『シャンパン飲もうぜ』
まぁ女の子たちは"わーい"ですよ。雰囲気的に映えるので。べつにキャバクラでもないのに見栄張りやがって友人Bよ、、、
『ドンペリ6本!』勝ち誇ったような顔で友人Bが店員に言うを聞き、僕はこいつは正気か??と思ったね。
まずは1本。せめてロゼかなんかの紅白で2本。その後にまだ飲みたいなら頼めばいいけど、海でドンペリなんて飲みたくねーよと。
キャバクラなんかよりは良心的な価格設定ですが、それでも決して安くないし、スミノフやジーマなんかと違って1人1本、瓶ごと飲む酒じゃないぞ。お前の見栄ってのはどこまで滑るんだ、、、と。
まぁそんなこんなで雰囲気だけは盛り上がり時間が来て解散することに。会計の時に見た伝票には海の家で飲んだと思えない金額が書いてあったのを覚えてます。シャンパンにフードやらショットやら頼んでたし、まぁまぁな時間飲んでましたしね。
当然この場で女の子から金を要求するなんて男は、僕のnoteを見てくださる人ら(ギャンブル好き紳士の皆様)にはいないとは思いますが、当たり前に僕ら男たち3人で『1人いくらね〜』なんていい会計しようとするとBが
『あとで下ろすからここちょっと立て替えておいて』と。クソみたいにドンペリ6本オーダーした男の発言とは思えない。ダサすぎる、、、今思えばこの時に飲み干したドンペリの瓶で1発叩くくらいは当時の世の中なら許された気がします。10年くらい前ですし。
女の子の前で会計でガタつくのもスマートじゃないのでここは仕方なく僕ともう1人の友人で払うことに。女の子たちとはもう二度と会うことはないだろうけど『またね〜』なんて言って。
女の子と解散しタクシーを拾おうと駅に向かい歩いているタイミングで僕がBに言う『お前金下ろしてこいよ。』少しダルそうに返事をしたBがコンビニに行くと手ぶらで戻ってきて『足りなかった、、、』
"お前はアホか?見栄だけでシャンパン何本も入れやがって"  来月返せよって話になりここでの件は終了。この時にトータルで15万くらいかな?貸したのは。
結局この友人Bは僕に15万、その他の友人数人からギャンブルやら酒の金やらで少しずつ金をつまんでいたらしくトータルで60万くらいだったかな?借金で仲間からの信頼を失い2015年の夏の終わりくらいに地元から飛んだ。最近になって聞いた話じゃ後輩にサラ金の契約させてバックれたりとかまでしてたってな。本当だらしのない奴だよ。
日雇いのバイトで食い繋いでたとか、キャッチやってるのを見たとか、海外まで飛んだなんて話も聞くがどの話が本当で今なにをしているのかなんてのは知らない。
僕は  "貸した金をバックレられた"  なんてことより、中学から大人になるまで10年近くの関係。中学の頃に背伸びして初めて一緒に酒を飲んだとき、少しグレて家に帰りたくない頃に泊めてもらったりドリンクバーだけでファミレスに12時間くらい居たりとか。
数えたらキリのないくらいの青春を一緒に過ごしてきたのにたった数十万、その程度の金に壊されちゃったのが僕は悔しい気持ちです。
当時僕らの金銭感覚はぶっ壊れてたから、20歳そこそこの奴等が貸し借りする金額じゃねー。今思えばその通りだけど。バカラなんか覚えちゃったから1年前の同じ時期と万札のありがたみが違うんです。
見栄っ張りのお前のために実の名前こそ書ずに友人Bとしてるけど、今も見栄張ってどっかのキャバ嬢口説いたり闇スロ行ったりしてるんだろ?金ないだろうから5スロか1パチか?たいした催促もしてないのに各SNSやLINEがブロックされてる俺は連絡は取れないしもうお手上げよ。
あの時から更に金銭感覚もぶっ壊れてギャン中の道進んでる僕だし、もう当時のことは時効ってことでチャラにするからなんかの手違いでこのnote読んでてくれたりしないかな?見てたら連絡ちょうだいww
ぶっ壊れた金銭感覚戻すのは難しいだろうけどさ、友情は  "俺たちあの頃バカだったなー"  なんて笑い話しながら朝まで居酒屋で飲めば復活するんじゃね?なんて僕は思ってるから。ついでにこの数年のお前の話も聞かせてくれよ。本当に海外まで飛んだんならさ、僕が知らない海外の話とかも聞きたいかな。
かれこれ9年くらい会ってないからな。まだデブのくせにいい匂い漂わせてるのか?そうであってくれよ。金なくて食うもんも無いなんて痩けたお前見たら悲しくなるよ。僕以外からも地元の連中から金つまんでるらしいけど、僕も一緒に謝るし他の地元連中に話するから。
みんなムカついただろうけど、お前がまた戻ってきたら喜ぶ奴しかいないと思うよ。

まぁいいよ。お前なりに元気にどっかで生きていてくれれば。先日一瞬実家に帰った時に中学の卒アル見てたら仲良くお前との写真がたくさんあってね。部活も一緒で背番号も並んでて、どの写真も一緒に笑って写ってるの見たらこんなこと思い出しちゃってさ。
普通こういう時に思い出すのは当時付き合ってた元カノとかじゃねーのか?何お前が思い出までかっさらってんだよ!ww
ってね。


金の貸し借りはやめておいた方がいいですよ。
"ギャン中のりおが何言ってるんだ。"  そう思うかもしれませんが、金は友情も平気でぶっ壊しますから。
これ見ている方の中に、もし友人や知人、会社の同僚にも金を借りてる人がいるならそこから綺麗にすることをお勧めしたい。
借りないのが1番。貸してと頼まれた時も断る勇気が大切です。その場ではもしかしたら雰囲気が悪くなったりと、あるかもしれませんが金なんかに友情壊されたら勿体無いですよ?
ウシジマくんのセリフの中で
"28円、金自体に価値はねーよ"  
なんてセリフがありましたね。そんなんに友情壊されたら敵わないですから。実際に友情が壊れた経験ある僕が言っても説得力0か、、、
あっ、そういえばアイツの家にウシジマくんもあったな。途中の巻が何冊か飛んでたりして、相変わらずだらしないのが集めてる漫画のエピソードからも伝わってしまいますね。
そろそろ書いてて悲しくなってきたのでこの辺にしておきますww

長々とした文章読んでくださりありがとうございました。よろしければ次回もよろしくお願いいたします。

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