熊鉄

東京生まれ(生まれただけ。育ちはあちこち)。北海道在住。鉄道趣味は地方私鉄(特に非電化…

熊鉄

東京生まれ(生まれただけ。育ちはあちこち)。北海道在住。鉄道趣味は地方私鉄(特に非電化路線・軽便鉄道)とその模型が主。ほかの趣味は、安直バイク旅(廃線跡行きで代用)・古建物探し・手塚治虫・星新一・内田百閒・宮武外骨などなど。note初心者ですが、よろしくお願いします。

マガジン

  • 北海道の廃線跡探訪

    北海道の廃線跡探訪、国鉄改革で廃止された特定地方交通線が主ですが、ほかの路線も入っています。投稿予定路線などは、初回記事をご覧ください。 随時追加していきますので、よろしくお願いします。

  • 北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

    北海道はかつて私鉄王国でした。炭鉱鉄道が主でしたが、森林鉄道、殖民軌道(簡易軌道)なども各地に敷かれていました。今でも残る遺産を(少しは国鉄の思い出なども)ご紹介します。随時更新していきますので、よろしくお願いします。

  • 汽車以外なんでも

    主な趣味である鉄道関係以外のことを書きとめておこうと思っています。明治・大正時代の小説・新聞記事やもろもろです。

最近の記事

北海道の廃線跡探訪 第47回 松前線(1/4)木古内~湯ノ里間

1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第47回 松前線木古内~松前間その1 木古内~湯ノ里間です。 松前線には駅舎や車輌は保存されていませんが、重内と白符に待合室が残っています。 千軒~渡島福島間の鉄橋やトンネルが連続する区間は、ハイキングコースとして整備されており、たいへん見どころのある廃線跡になっています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.松前線小史 松前線は1935(昭和10

    • 北海道の廃線跡探訪 第46回 根北線斜里~越川間

      1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第46回 根北線斜里~越川間です。 根北線は、路線長も営業期間も短く、路盤の大半が市街地化、農地化されています。 駅跡に残る遺構も、越川の貨物ホームらしきものだけですが、越川の先の未成区間にある第1幾品川橋梁(越川橋梁)がよく知られています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.根北線小史 根北線は1937(昭和12)年斜里~越川間、その翌年越川~

      • 北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

        その20 大平原の立体交叉 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま、書いていこうと思います。個人的主観で、なるべく有名でなさそうなものを・・・ 2.鹿追の立体交叉 鉄道の立体交叉は、現在、とくに都会ではあまり珍しくはないでしょう。 国鉄(JR)同士はいうにおよばず、私鉄や貨物線も含めれば、数え切れないほ

        • 北海道の廃線跡探訪 第45回 岩内線(2/2)幌似~岩内間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第45回 岩内線小沢~岩内間 その2 幌似~岩内間です。 幌似駅跡の幌似鉄道記念公園は、いつもきれいに整備されて、きもちのよいところです。 路盤は、幌似~西前田間は道路の防雪柵設置帯となり、西前田~岩内間はほぼ残っていますが、前田・西前田・岩内の各駅跡はまったく面影がなくなっています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 1.幌似 幌似は開業7年後の1

        北海道の廃線跡探訪 第47回 松前線(1/4)木古内~湯ノ里間

        • 北海道の廃線跡探訪 第46回 根北線斜里~越川間

        • 北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

        • 北海道の廃線跡探訪 第45回 岩内線(2/2)幌似~岩内間

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        • 北海道の廃線跡探訪
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        記事

          北海道の廃線跡探訪 第44回 岩内線(1/2)小沢~幌似間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第44回 岩内線小沢~岩内間 その1 小沢~幌似間です。 岩内線は全長15㎞に満たない短い路線です。トンネルはなく、田園地帯を岩内へ向かいました。 道路化(正確には路盤転用ではない)により、ほとんどの遺構が消失しましたが、幌似には駅舎と車輌が保存されています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.岩内線小史 岩内線は1912(大正元)年11月1日小

          北海道の廃線跡探訪 第44回 岩内線(1/2)小沢~幌似間

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          その19 幌延町営軌道~保存車輌など その2 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま書いていこうと思います。 同世代のかたや先輩諸氏にとっては、ご存じのことが多いでしょうが。 2.1980年の問寒別 1980(昭和55)年8月、友人と問寒別に行きました。幌延町営軌道廃止後から10年も経っていなかったので

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          北海道の廃線跡探訪 第43回 興浜南線興部~雄武間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪 第43回 興浜南線興部~雄武間です。 興浜南線は、全長12キロたらずの短い路線ですが、興部~沢木間にはガーダー7連の御西川橋梁が残っています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.興浜南線小史 興浜南線は興浜線の一部として1933(昭和8)年6月起工、1935年9月15日興部~雄武間11.6㎞全線が開業、戦時中の休止を経て戦後復活の過程も興浜北線

          北海道の廃線跡探訪 第43回 興浜南線興部~雄武間

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          その18 幌延町営軌道の残影 その11.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま書いていこうと思います。 同世代のかたや先輩諸氏にとっては、ご存じのことが多いでしょうが。 2.幌延町営軌道のあらまし 幌延町営軌道は、1930(昭和5)年開通、戦前は殖民軌道問寒別線といわれ、最終的には問寒別から二十線までが運行

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          北海道の廃線跡探訪 第42回 湧網線(4/4)常呂~網走間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第42回 湧網線中湧別~網走間その4(最終回) 常呂~網走間です。 湧網線の路盤は、常呂から大曲仮乗降場跡の手前までは、ほとんどがオホーツク自転車道になっています。この自転車道では、小鉄橋がほとんど再利用されています。 能取にはホーム、卯原内には資料館と保存車輌があります。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.常呂~能取 常呂を出ると、オホーツク海

          北海道の廃線跡探訪 第42回 湧網線(4/4)常呂~網走間

          北海道の廃線跡探訪 第41回 湧網線(3/4)知来~常呂間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第41回 湧網線中湧別~網走間その3 知来~常呂間です。 この区間の路盤は、農地化で消えているところが多くなりますが、コンクリート橋や橋台がところどころに残っています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.知来~浜佐呂間 知来の構内を出ると、路盤は農地化され消失、第3佐呂間別川橋梁の痕跡もない。 佐呂間別川の先から路盤が現れ、築堤には小さなコンクリ

          北海道の廃線跡探訪 第41回 湧網線(3/4)知来~常呂間

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          その17 北海道にいた本州形気動車 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま、書いていこうと思います。個人的主観で、なるべく有名でなさそうなものを・・・ ダラダラと胆振地方の話題を続けてきましたが、ようやく脱出! 今回は少しはマトモになって?北海道にいた本州形気動車です。 なお、キハ45000形(→キハ1

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          北海道の廃線跡探訪 第40回 湧網線(2/4)計呂地~知来間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第40回 湧網線中湧別~網走間その2 計呂地~知来間です。 湧網線は計呂地の次の浜床丹から内陸へ向かい、浜佐呂間でサロマ湖に近づき、そこから常呂まで再び内陸を走ります。 佐呂間には駅舎を転用した鉄道資料館があり、車輌も保存されています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.計呂地~佐呂間 計呂地の先の計呂地川にも橋の跡はなく、ヤブとなった路盤は、湧

          北海道の廃線跡探訪 第40回 湧網線(2/4)計呂地~知来間

          北海道の廃線跡探訪 第39回 湧網線(1/4)中湧別~計呂地間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第39回 湧網線中湧別~網走間その1 中湧別~計呂地間です。 湧網線はサロマ湖、オホーツク海、能取湖、さらに網走湖沿岸を走る風光明媚な路線として知られていました。 現在でも、旧沿線には計呂地、佐呂間、卯原内に保存施設があり、車輌も保存されています。 駅舎は計呂地、知来に残り、佐呂間駅舎も移転改装され、鉄道資料館として使われています。 湧網線は廃線後も、沿線風景とともに見どころの多い路線といえます。 今回ご

          北海道の廃線跡探訪 第39回 湧網線(1/4)中湧別~計呂地間

          北海道の廃線跡探訪 第38回 名寄本線(7/7)中湧別~遠軽間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第38回 名寄本線名寄~遠軽間その7 中湧別~遠軽間です。 中湧別で90度曲がった名寄本線は、湧別川をさかのぼるように内陸部へ向かい、遠軽へ達していました。 この区間は、道路化されているところ、放置されているところなどさまざまですが、残っている駅舎はなく、保存車輌もありません。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.中湧別~共進 名寄本線は湧別方と同

          北海道の廃線跡探訪 第38回 名寄本線(7/7)中湧別~遠軽間

          北海道の廃線跡探訪 第37回 名寄本線(6/7)小向~中湧別~湧別間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第37回 名寄本線名寄~遠軽間その6 小向~中湧別~湧別間です。 路盤は、この区間でも国道つけ替えにより改変されつつあります。 沼ノ上にはホームが半分ほど保存され、シブノツナイ湖川にはガーダー橋があります。旭の待合室は倒潰してしまいました。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.小向~沼ノ上 小向からの路盤は、小向十四線から次の踏切跡まで1㎞近くよい

          北海道の廃線跡探訪 第37回 名寄本線(6/7)小向~中湧別~湧別間

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          その16 胆振地方の話題7:王子製紙苫小牧工場専用鉄道(王子山線)の保存車輌 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま、書いていこうと思います。個人的主観で、なるべく有名でなさそうなものを・・・ 今回は王子製紙苫小牧工場専用鉄道(王子山線)の保存車輌です。 2.王子製紙苫小牧工場専用鉄道(王子山線) 王

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