2人の愛と約束
先に短編の小吉な彼女を読む事をお勧めします
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あの現場から逃げ出した
綺麗な夕日そして
公園のベンチに腰を下ろす
咲:はぁ…〇〇…
さっきから不安そして
ブルーな気持ちが全てを支配する
〇〇は私を1番と言ってくれたし
私を守ると言ってくれた
何気ない会話の中で出る私への気持ち
疑うつもりも無いし
疑いたくもない
でもそれは自信をもてるかと言われたら
咲:……分かんない
そんな事を考えていたら
〇:あっ!咲月こんなとこでどうしたの!
〇〇が来てしまった
〇:帰ってなかったんだね
〇:もしかして待っててくれたとか!?
陽気に話しかける〇〇とは正反対な咲月
〇:どうしたの元気ないよ?
咲:ねぇ…呼び出しってなんだったの…?
〇:あ〜呼び出しねなんか隣のクラスの女さんに呼ばれて
咲:告白されたんでしょ…
〇:え?なんで知ってるの?
咲:だって見ちゃったんだもん…
咲:〇〇をびっくりさせたくて待ってたら告白してて…
〇:あ〜……
〇:もしかして元気ないのって
〇:心配になっちゃったから?
咲:コクッ…
静かに頷く咲月
〇:そっか…
咲:断ってくれた…?
咲:ねぇ…?私と別れるの…?
咲:重いって思われるかもしれないけど
咲:私だって〇〇が思ってるよりも〇〇のこと好きなんだよ…
咲:〇〇は約束覚えてる…?
〇:咲月さ…
〇:そんな事心配しなくていいんだよ
〇:僕は咲月が大好きだから断ったし
〇:咲月以外考えられないから
〇:付き合う時にした約束は忘れてないよ
〇:お互い信頼していけるように
〇:嘘は言わない
〇:気持ちを素直に伝える
〇:あとは咲月が1番好きって
〇:咲月だってそうでしょ?
〇:僕を信じてよ!
〇:だから日常の中で咲月への気持ちを言葉にしてるんだよ?
咲:本当に…?
〇:本当!!
〇:咲月〜〜!!愛してる〜〜!!
いきなり叫ぶ〇〇
咲:ちょっ!?何してるの!
〇:これくらいは余裕で出来るんだからね
〇:咲月への愛なめないでくれる?
〇:だからさ心配しないでよ
咲:ギュッ…
咲月を抱きしめる〇〇
咲:うぅ…グスッ…
咲:ごめん…グスッ…
咲:ありがとう…私も〇〇が大好き…
しばらくして咲月が泣き止み
咲:私心配しすぎてたかも
〇:そうだよ!僕のこともっと信じてよ!
〇:咲月が1番なんだから!
咲:ありがとう!
〇:うんうん
〇:やっぱり咲月の笑った顔が1番好きだな
咲:ふふ…好き
〇:僕も好きだよ
愛を確認できた2人
〇:じゃあ帰ろっか
咲:うん!
咲:〇〇が約束覚えててくれて嬉しかった!
〇:当たり前!咲月との約束なんて絶対に忘れないし!
咲:へへ…また明日から一緒に帰ろうね!
真っ赤の夕日の中
気持ちを伝え合った2人は
愛が深まりさらにカップルとして
成長できたようです
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