マガジンのカバー画像

中編の集まり

30
運営しているクリエイター

記事一覧

隣の席の子が辛辣です…

隣の席の子が辛辣です…

走る

自分が新幹線だと思って

とにかく走る

朝から全力疾走している

なぜこんなに走っているのかというと

遅刻をしそうだからだ

〇〇:急げぇ!!

ガラガラ!

〇〇:セーフ!

先生:〇〇遅刻だぞ〜

教室ではすでにホームルームが始まっていた

〇〇:あぁ…間に合わなかった…

先生:なんで遅れたんだ?

〇〇:あ、あの…

先生:なんだ?言ってみろ?

〇〇:ね、寝坊です…

もっとみる
あざと女子にやり返してみました…

あざと女子にやり返してみました…

最近あざと女子に絡まれるんです…

朝の学校

僕の席の隣はまだ来ていない

登校のチャイムが鳴るまであと17分

少し来るのが早かったかと考えていると

美空:みんなおはよ〜っ

とドアの方から女子の声

その挨拶にこれでもか元気良く返し

朝から見惚れる男子たちの構図

が出来上がっている

その状況を一瞬たりとも見ない

僕の肩をさりげなく触り

美空:〇〇くんお〜はよっ♡

と個別に挨拶し

もっとみる
後輩に甘やかされてます…

後輩に甘やかされてます…

毛布にお世話になった冬は終わり

そろそろ半袖の季節になる

そんなのは置いといて今日が始まる



朝の6時30分

キッチンのフライパンから発せられる心地よい音と

ガチャガチャと食器による演奏で目を覚ます

〇〇:んっ…

〇〇:眠いな…

しばらくボーっとしてると

ガチャ

母親が起こしに来たのかとドアの方を見ると

奈央:あ、先輩起きてたんですね

奈央:おはようございます

後輩

もっとみる
幼馴染みは女の子を近づけないよう必死です

幼馴染みは女の子を近づけないよう必死です

お日さまが笑っている

まさにそんな言葉が似合う朝

菅原咲月は今日も〇〇の横を死守するようだ



咲月:〇〇お〜はよっ!

〇〇:お、咲月おはよう

咲月:もうっ!なんで先に行っちゃうの!

咲月:毎日2人で学校行ってるじゃん!

〇〇:まぁたまにはいいじゃんか

咲月:ダメ〜!

咲月:〇〇はわたしと行くの〜!

咲月:だから!明日も一緒だからね!

〇〇:仕方ないなぁ

〇〇:明日もって

もっとみる
妹の友達に好かれたら…

妹の友達に好かれたら…

なんともない休日

リビングでゴロゴロしていると

茉央:ねぇ

と声がとんできた

茉央:ねぇ?

〇〇:ん?どうしたの?

茉央:聞こえてるなら返事してよ

〇〇:ごめん

茉央:まぁいいけどさ

茉央:あ、

茉央:今日茉央の友達来るから

〇〇:分かったよ〜

茉央:女の子だからさ

茉央:絶対に変な目で見ないでよ!

茉央:兄ちゃん変態だから

〇〇:見ないわ!

〇〇:あと変態ではない

もっとみる
僕のことが大好きな姉は家事が出来ます…

僕のことが大好きな姉は家事が出来ます…

僕には姉がいる

それはそれは美人な姉で

家事もできる

だけどかなり残念な部分がある

それは…

僕のことが好きすぎるところだ!!

しかも僕のお世話をするのが大好き

今日も朝が始まる…



休日

和:〇〇…寝てる…

毎朝僕の姉は起こしに来てくれる

和:〇〇〜!!

ボフッ!

〇〇:グハッ!!

和:朝だよ!

和:おはようのちゅーしよっかっ!

〇〇:ウッ…しないよ…お姉

もっとみる
コンビニのアルバイトちゃんが僕のことを好き過ぎなんですが!?

コンビニのアルバイトちゃんが僕のことを好き過ぎなんですが!?

僕は高校生

ここ2年間

家の近くのコンビニに通っている

ヘビーユーザーだ

本当にそこのコンビニにはお世話になっていて

今では店員さんとも仲が良いほどだ

だけどここ最近困っていることがある

まぁとりあえずコンビニに行こう



ティロティロティロ

??:いらっしゃいませ〜

??:あっ!〇〇くん〜!

この子だ

小川ちゃんといって

最近ここでアルバイトを始めた同じ高校の女の子

もっとみる
なっんで!わたしに振り向いてくれないのっ!!

なっんで!わたしに振り向いてくれないのっ!!

僕は〇〇高校生

突然だけど僕には幼馴染みがいる

僕はその子が好き

だけど…素直になれない

話しかけてくれるのは嬉しいんだけどね…



咲月:おっはよ〜!〇〇〜!

〇〇:あ、おはよう咲月

〇〇:声大きいね

咲月:なんでそんなに元気無いの!

咲月:もっと元気に行こ〜よ!

〇〇:朝だもん

咲月:朝でもさ〜!

咲月:テンション挙げないと!

咲月:1日元気に過ごせないぞ〜!

もっとみる
負けヒロインにはなりたくない!けど…

負けヒロインにはなりたくない!けど…

いつもより少し静かな教室

まだ揃わないクラスメイト

今日は元気な天気で晴れ

しかも隣にはわたしの好きな彼

朝からとても気分が良い

咲月:〇〇…朝だね…

〇〇:そうだね朝だなぁ…

こうしてまったりとホームルームまで過ごす

〇〇:もう帰りたいわ

咲月:分かるすごい帰りたい

こんな風に〇〇と朝まったりと過ごすようになったのはいつからだろう

思い返すと

……中学生の頃からかな

もっとみる
委員長が持ってくるのは婚姻届!?

委員長が持ってくるのは婚姻届!?

僕のクラスの委員長

井上和

性格よし容姿もgoodみんなから慕われる

そんな委員長

クラス全員に優しいんだけど

ここ最近僕にだけ異常に優しくて

逆に怖いというか

なんで!?って今まで普通だったから

いつか優しくされて死角からポコっとやられるのかも

とか思ったら警戒が止まらないです

__________

男:委員長〜おはよう〜

和:おはよう!

和:おはよう〜!

こうして朝

もっとみる
バレンタインを貰えなかったのは恥ずかしかったから!?

バレンタインを貰えなかったのは恥ずかしかったから!?

僕は〇〇高校生さ!

昨日のバレンタイン見事に1つも貰えず

撃沈しました

まぁ…期待はしてなかったし

別にいいんだけどさ…

でも欲しかった!!

なんでだよ…義理チョコとかさ

友達に配布するみたいなのくれたっていいじゃん!!

僕のクラスでの立ち位置は陽キャすぎず

陰キャすぎず

それなりのやつで平凡くらい

っていう認識だけど大丈夫かな…?

自意識過剰とかって思われない?

やっぱ

もっとみる
僕と幼なじみの関係が進みだすきっかけは受験でした

僕と幼なじみの関係が進みだすきっかけは受験でした

僕は受験生

高校から大学へと

これからの人生を左右する時期

人生の大きなターニングポイントといっても過言ではない

僕、〇〇は大学に進学するため

勉強を精一杯に頑張っている最中だ

〇〇:はぁ…勉強つらぁ

〇〇:志望校合格のためって言っても辛いよな…

今日も学校に早めにきて勉強していた

すると

??:あやっほ〜!

??:おはよう!〇〇!

話しかけてきたのは小川彩

僕が密かに好

もっとみる
兄妹の壁を超えたい妹たちの猛アタック!!

兄妹の壁を超えたい妹たちの猛アタック!!

僕〇〇には2人の血の繋がらない妹がいます

咲月と彩ちゃん

僕のことが好きすぎるんです…

_____________

すぴすぴ…

僕が寝ていると

咲月:お兄ちゃんの寝顔かわいい…

咲月:お布団失礼して

咲月:えへへ…お兄ちゃんに包まれてるぅ…

〇〇:んん…

咲月:はぁ…!寝返りで顔がこんな近くに!

咲月:どうしよう

咲月:お兄ちゃんかっこいい…!

咲月:唇が隙だらけだなぁ

もっとみる
忍者がアピールするには手裏剣が良いらしい

忍者がアピールするには手裏剣が良いらしい

しゅっ!しゅっ!

たったった!

とりゃぁ!

さくら:ふぅ…こんなもんかな

わたしは忍者の遠藤さくら

わたしは先祖代々続いている忍者の家系

私たちの先祖は敵対する武将とか

政府の秘密とかを盗むタイプの忍者だったみたい

いつも朝は5時に起きて

修行というラジオ体操と忍者らしい動き?をして

それから学校へ向かう

周りには忍者ってバレないように

生活しています

_________

もっとみる