保守界隈に思う事


まず言えるのは「好戦的になるな」と。


何を勘違いしているのか? 戦争なんて最終手段だ。
外交パイプを拒絶して喜ぶな。
先に正確な情報を入れて吟味しろ、相手の意見を聞き入れろ。
対話、駆け引きをまずしろ、先にそれをやるしかない。
どの程度相手の譲歩を聞き入れるか、リスクを減らすか先にやれ。
平和の道筋はそれがあって成り立つ、後の大義名分が成立する。
先に人事を尽くした上でようやく免罪符が得られるのだ。
欠席裁判なんて悪人、愚者、犯罪者、ゴミクズのやる事だ。
しかも他人の命が懸かっているならなおさら。

やはりバカなのか?

日本アゲの綺麗ごと、工作員達の嘘に簡単に乗っかる。
自分が嘘つき、ファッション愛国だから平気で嘘を信じてしまうのだ。
同類故に共鳴する、嘘の感情を理解してしまう、詐欺師に説得される。
使い勝手のいい使用ワード、おべんちゃらは常に裏がある。
己がでっちあげた義憤自体が自己欺瞞、自己肯定の詭弁、演技だ。
怒りながらも「本当は誰がどうなってもいい」のだ。

報道というい切り取り、フェイクに乗せられて踊る。
そのしわ寄せは誰に行く? 全部下に流れる、下が責任を負う。
社会構造の全てが逆柱となり、どんどん下降する、転落する。
大人がそれでいいのかと。
さんざん煽ってじゃあ自分が戦場に行く勇気があるのかと。
今搾取されている若者たちはハッキリ言って自分の子供だ。
強者達はどこまで己の失点を弱者に押し付けるのだろうか?
特攻隊を強いるなよ。
弱者の不幸を望むなと。


そう言えば故・元都知事はスパルタ論者だったか?
なら彼もファッションだ。
息子の顔に張り付いた不満、すねた物言いから見て取れる。
引き下げ、弱者に求める、下位に責任を押し付けるマインドだ。
結局は他責他罰の器でしかない、本人自体に責任能力が無い。
そんな愛国者がどこにいるのかと。

誰も彼もが聞いていると言ってる事がまるで幼児だ。
何も考えてない、知識を知識としてしか使えない。
カミカゼを感動ドラマだと錯覚している。
同調圧力に負け、世論に流され、自分の中に軸が無い。
エンタメならまだいいが、嘘で周囲をそそのかすな。
お前らに拍手を送っている中には、ちゃんと敵が混ざっている。
登録者の一部、スパチャの一部、信者の一部は紛れも無い敵なのだ。

異論が挟めない同調圧力を作り、洗脳し、カルト化し、狂信する。
相乗効果でバカになる、扇動者が扇動され、更に感化されていく。
マトモな意見が排除され、弾圧され、駆逐されていく。
尤もらしい肯定意見に踊らされて、どんどん気持ち良くなっていく。
コミュニティを作り、互い責任を押し付け合いながら安心する。
互いにテンプレワードを擦り続け、誰かの作った教義から抜け出せない。
二分の一負担、三分の一負担とどんどん自分の支払いを割り勘していく。

「自分一人が全額支払うつもりで行け」と。


戦争なんて最終手段だ。
ロクでもない因果の起点になり、いらん恨みを買うだけ、損するだけ。
こちらに十分な大義を得ようとするなら、まず先に対話しろ。
誤解が無いか確認しろ。
真実を自分の眼で確認してから判断しろ。
さんざん議論してなお、交渉決裂してやっと戦争なんて起こるものだ。
作り出した勇ましい風潮を嫌悪しろ。
最悪のケースと想定しろ。

どいつもこいつもそこからやり直し。


おしまい。



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