「勉強」の正体


持論と言うか、子供の頃の感覚の言語化。

前にも書いたが、「苦痛と紐づいた学習」は意味がないという事。

ロジックというのはニュアンス紐づけのツリーである。
フラクタル図形のニュアンス連続体だ。
専門用語と無関係な、感覚的、生理的な知性である。

なのでどんなきれいごとの建前を唱えようが、
知識が苦痛と紐づけられれば悪意に変わる、憎しみに使用されるのだ。
生物であればそういう刷り込みになってしまう筈である。
虐待の連鎖のシステムだ。

故に人が無理やり暗記学習すれば、知識を知恵に昇華するのではなく、

「悪意に使う」と。


苦しんで会得した知識なんだから、ニュアンス的には苦痛が紐づく。
だから高学歴のオウム信者は毒ガスを使う事が出来たのだ。

これは医者も官僚もそうだろう。
無理して学べば悪意に変わる、だからポジティブな知性を得られない。
マウンティングをモチベに暗記学習しては見栄の為の肩書を得ると。

これが教育制度の闇である。


本人が嫌ならまだ学ぶ必要が無いという事だ。

自分は幼稚園で文字を覚え、そこそこ丁寧に書いていた。
が、バカ親父がそこに介入し、無理やり字の書き取りを強要した。
そうしたら叩かれる恐怖で文字は小さくなり、やがてミミズの様になった。
それを観た親父は怒り狂い、何時間も書き取りさせ、罰を与えた。
その為今も自分の字はミミズの這った様な字であり、小1の頃より下手だ。
上手く文字を書くのが苦痛と紐づくよう、そう刷り込まれた。

同様に本当に星一徹が飛雄馬を無理やりプロ野球選手にしようとすれば、
彼は野球が大嫌いになり、何らかの報復を行うだろう。
上達しないだろうし、野球を悪意に使うだろう。

S・キングの「キャリー」の敬虔なクリスチャンの母親は
主人公を虐待するが、これは無理やり教義を妄信したからだろう。
それによって権威化し「偶像崇拝」つまり悪魔カルトになったのだ。
どんなに正しい知識でも、それを妄信すれば偶像になる、
悪に変わる。

仮に「正しい知識」であっても己の意思を捻じ曲げて鵜呑みにすれば、
それは結局は個人の中で「間違った知識」に変わるという事だ。

もし受験戦争で無理やり学歴を得るならば、
彼らはそこで得られた知識を昇華する事はなく、利己に使う。
威張る事、見下す事、貶めることに使う。
コントラストの異端を求め、その知識を他害に使う。
つまり、

「キャリーの母親」と同じ原理である。


ゆえに憎しみに満ちた学歴主義者は大義を抱くことはない。
トータルリソースを増やすのではなく、減らすことに使うのだ。
苦痛と紐づいた知識は苦痛にしか使われないという事。

それが高学歴オウム幹部が毒ガスを使った心理だろう。
「知識が苦痛と紐づいていた」からあの事件は起きたと。

自分のロジックは多くの創作物から得たものであって、
実際、高学歴のあほ親父の100分の一も勉強はしていないだろう。
作品や物語を楽しむ過程で勝手にできたロジックだ。

偉大な作家先生たちには感謝しているしリスペクトしている。
故に暗記努力ではなく「好奇心」「喜び」と紐づいた知恵だ。

フラクタルな「論理の木」

鵜呑みと拒絶の権威主義者と逆である。
ロジックは無理強いされた知識では得られないという事だ。

苦痛と紐づいた学歴主義の受験戦争は全く意味をなさない。
肩書を求めたロジックの無いバカしか量産されない。
これだと優性思想の悪人ほど高学歴になってしまうシステムだ。

まるで「知性」は育たない。


こういうのはただ学びたい個人だけが受験をすればいいだけだ。
ラサールなんちゃらを観ればいい。
どんなに見栄の為の肩書を得ても本人が賢くなれるもんじゃない。

人はそういう構造だ。


おしまい。

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