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【ログラスに転職しました】カスタマーサクセス職で気づいた経営企画のペイン

🐳この記事は「ログラスアドベントカレンダー2023」の17日目の記事です。明日はフィールドセールスのAtsu31さんです!


ごあいさつ

こんにちは!
ログラスの成田です。
このたび、食品ECベンチャーからユーグレナを経て2023年8月からスタートアップのログラスへカスタマーサクセスとして転職しました。

このnoteでは「なぜ転職を決意したのか」「経営企画担当者が、経営企画のお客様と接してどういうことを感じたのか」について書いていきたいと思います。転職、または、ログラスに興味がある方にとって参考になれば嬉しいです。

これまでの経歴

1社目 食品ECのベンチャー企業 
カスタマーサポートから新規事業構築などいろいろ(13年)

新卒で食品ECの企業に入社しました。
入社当初はカスタマーサポートの担当としてお客様からのお問合せの電話やメールの対応をしていました。
その後、

  • 店舗事業の直営店スーパーバイザーとして店舗の統括

  • アライアンス事業や新規事業の業務構築

  • リスク管理委員会という全社のあらゆるリスクに対処する社内委員会の運営

  • M&A後の事業・業務統合の検討

などなど沢山のお仕事をさせていただきました。

2社目 ユーグレナ 
経営企画(4年)

1社目で13年勤務し、"このまま同じ会社に一生い続けるのだろうか?"という自分への疑問と、経営企画というドメインへチャレンジしたいという思いからユーグレナに転職しました。
ユーグレナ(ミドリムシ)を素材としてSustainability First をフィロソフィーと置く、本気で「人と地球を健康にする」というパーパスを置いて実現しようとしている会社です。
会社の事業成長があらゆる社会問題の減少に寄与するというところに共感し、ジョインしました。
ここでは、経営企画という部門に置かれがちな、

  • 中期経営計画の策定

  • 会社単体の経営管理(予実管理など)

  • グループ会社の経営管理

  • IR(決算開示資料を作成したり)

  • M&A

  • PMI(M&A後の経営シナジー構築)

  • 資金調達

などなど、ここでも沢山の仕事をさせていただきました。

なぜ転職を決意したのか?

コンフォートゾーンから抜け出したかったから

前職で自分たちの会社より大きい会社に仲間になっていただき(M&A)事業や経営プロセスを整えるPMIの中で様々な施策を考え、実行に移してきました。しかし、これまでやっていたことを追体験している感覚に陥り、こう考えました。

自分の実力の成長角度をもっと上げたい と。


尊敬する前職(ユーグレナ)の社長出雲さんがよく言うことがあります

  • 「Get out of your comfort zone」

自分自身を成長させるためには、”居心地のよい”場所にいてはダメだということです。

これまでの社会人生活、常に”1年前と同じ仕事をしていてはだめ”ということを考えながら仕事をしてきました。同じ仕事とは、大きな規模では”職種”や”会社”となりますが、最小の規模だと”やりかた”や”一緒にやる人”を変えることとなります。

もちろん前職も様々な外部環境の変化や経営変革を経て1年前と同じ仕事など一つもなかったように思うのですが、さらに成長を目指せる環境を探し求めたいと考え、転職を決意しました。



※余談ですがユーグレナの仲間(※)として緑の血液が体内に流れている私は、ユーグレナ社の入社時にいただける緑色の名刺入れをいまでも使っています。
他のOBも使っている人が多いので、本当に愛すべき会社なんだなと思います
(※ユーグレナでは社員やOBのことを徹底して”仲間”と呼びます)

ユーグレナロゴ入りの緑色の名刺入れ



前職でさまざまな経営の変化を体感し、経営企画という職で強みを持っていきたかった自分はいくつかの経営企画職を見たもののあまりピンとこず、選考自体にもあまり進まなかったときに出会ったプロダクトがLoglassシリーズ(以下Loglass)でした。

※Loglassはたくさんの経営データを一つにまとめて経営判断の精度やスピードを高める経営管理クラウドです。

いま現在何しているのか?

ログラスにはカスタマーサクセス職として入社しました。

カスタマーサクセスとは、ご契約いただいたお客様が「Loglass」シリーズをより早く、高度にご利用いただくことができるように伴走したり、ご活用いただいているお客様に新機能をご案内したり、活用の方法を議論したり、というのが主な仕事です。

経営企画出身のカスタマーサクセス担当として、様々なお客様のペインと向き合いながら日々仕事をしています。

やっぱりたくさんあった"経営企画担当者のペイン”

たくさんのお客様と日々お話する中で、共感した・共感いただいたペインをいくつかご紹介します。

①ステークホルダー(お客様)がたくさんいてどこを向いたらいいかわからなくなる!!

経営企画は社内においてコーポレート部門となることが多く、基本的にお客様となるのは社内です。ですが例えば来期の戦略を立てるときに経営者と話せば完成するでしょうか? 
実際、戦略を立てる時にはたくさんの事業部・拠点・それぞれのキーマンの想いを汲み取り、数字の積み上げを手伝ったり、資料を一緒に作りながら現場の味方となって時には経営者に対峙する必要があります。
その一方、経営者や株主の一言で変わった方針を正しく、軋轢が起きないように現場に伝えていくことも大事な経営企画の役割です。
さらに、IRをやっていたりする方は様々な投資家の方がお客様となり、より多くの視点を持ったステークホルダーと相対する必要があります。


⇒どんなステークホルダーに対しても会社の状況を正しくお伝えし、気持ちを汲み取り、会社の進むべき方針がよい方向に進むように仕向ける船頭役が理想像

②ほぼほぼ経営者(の気持ち)

経営分析は、
・経営がうまくいっているかどうかのメーターを決める
・より少ないメーターで判断できるようにする
もっとも簡単に言うとこれがキモで、

 うまくいっている領域 → もっと投資して伸ばす
 うまくいっていない領域 → やり方を変えるかやめる
 この2つにいかに議論を集中させるかが大事です

より少ないメーターで判断したい

経営企画は経営者の右腕・左腕となり助言したり、根拠を集めたり、方向性を定めたりしますが、これは経営者と同等の事業解像度を持っていないとできないことです。
実際、とある会社の経営企画担当者の方は、社内各部門の
・年間の業績予実
・昨対比推移
・対昨年差異 
あたりを科目別にすべて丸暗記していると言っていました(すごすぎる)。

③Excelなどの集計作業や分析作業でリソースのほとんどが費やされてしまう!!

Loglassをご利用いただいているお客様とお話している中で出てくるペインの1位はやはりこれです。
たくさんの部署から予算Excelや見込み数値が入ったファイルを収集し、
過去との差分をExcelを駆使して見つけ出し、予期しないExcelのエラー(集計ミス)を見つけ出し、正しい数値に着地させる。
仕事の大半をこういったExcelなどの作業に忙殺されている方が本当にたくさんいらっしゃいました。

実際にお客様からいただいたお声にすべてが詰まっています。

Loglassで世界が変わる


他にもたくさんありますが・・・!!
沢山のお客様とひとつずつ乗り越えて一緒に世界を変えていきたいと思っています。

 

▼CSメンバーの入社エントリ(一部)

最後に

40歳を目前にして、よいご縁をいただき転職をすることができ、楽しく仕事ができているのは
周りにいる前職の仲間、現職の仲間のおかげです。
感謝の気持ちを忘れないようにしたいと本当に思います。

【カジュアル面談はこちらから】


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