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転職回数が多い事は強みだと思う


こんにちは!


今日は、転職回数の多さについて思う事について書いてみようと思います。 

久しぶりに1600字程度の長文で書いてみたので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!


転職回数が多い=辞めやすい。根性が無い。

という印象を持つ方が、多いと思います。


世代によっても、印象は変わると思います。

うちの父は団塊の世代で、高卒後40年ひとつの会社で働いてきて、転職経験はありません。

私が5年前、初めて転職をした際は、顔をしかめて「大丈夫なのか?」と心配されました。

父も、父の周りの人も、同世代が終身雇用で勤め上げた時代です。

2年足らずで転職を決意した娘に、衝撃を受け心配だったのだと思います(笑)

私自身も、自身が体調を崩し短期離職するまでは、「いくら何でも数ヶ月で辞めて、大丈夫か?」と、他人に対して思う事がありました。

少なからず、根性がない、今の子はそうだよね、と、線引きをしていたのだと思います。

ですが、自分が短期離職を経験してから、考え方が変わってきました。

求職者は、理由が何であれ、そこで働きたいから転職をしてくるはずです。

それが、給料であれ、やりがいであれ、楽そうに働ける、であれ、転職に踏み切った理由があります。

ですが、本人がいくら準備をして入職しても、どうにも変えられないものがあります。


それは、職場に元々ある環境です


例えば、昼休憩が1時間と聞いていたけど15分、雑談は無し、話す相手が固定化されている、書類整理が雑で新入社員はミスをしやすい‥等。


直接業務とは関係ありませんが、間接的にストレスを与えてくるものですね。


これは、数時間見学や面接をしただけでは見抜けません。

そして、この環境に適応出来ず(適応を促すような周りのサポートも不十分)で、体調を崩してしまう方も多いのではないかと思います。

良いか悪いかは分かりませんが、ある程度社会人経験を積んでいると、自分の中での仕事の常識、というものが出来ているので、それを変えていくのもストレスですよね( ;  ; )

また、体調を崩さなくても、経験のためにと入社して、3年周期で職場を転々とする方もいます。

このような方も、「長く働いて欲しい」という会社の期待通りではなく、すぐに辞めてしまう、長期的に会社に貢献しないと見なされてしまうと思います。

こうして、さまざまな理由の離職、転職の回数は、結婚や引っ越しなどのライフイベントに比べ、採用側からはマイナスに捉われやすいと思います。


ですが、本当にそうでしょうか?


私自身、3回の転職をして思う事は、体調を崩す事もありますが、色々な社会を知る事が出来て良かった、という事です。


その経験は、転職なしでは難しかったと思いますし、考え方も、物事を多様に捉える事が出来るようになります。


私自身、飽き性なので転職を繰り返している面はありますが(笑)


逆に、ひとつの会社で勤め続ける方は、根性や責任感もあり、尊敬する部分が多いです。

体調を崩す人の場合、メンターの配置や、受診を促すなど、会社からのサポート次第で変化もあると思います。

やりがいについては、やりがいを感じさせるような会社のサポート体制があるか、給料であれば、同じ理由で退職者が多ければ、給料の見直しは出来るはずです。

長く働いて欲しいなら、残業がしにくく、短時間で多くの仕事を行わなければならない社員たちが、働きやすいような会社独自の取り組みは、行うべきだと思います。

転職情報や将来への不安から、やりがいを求めて入った会社でも、本人の意思だけでは、ひとつの会社で勤めあげるという事は、難しい時代です。


多様性、多様性といいますが、転職回数の多さは、それだけ社会の多様性に触れている人、とも考えられるのではないでしょうか。

今日は、転職回数の多さについて思う事を書いてみました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^-^)!

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