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営業マン中心の見積から顧客視点での見積もりにしてください

皆様、おはようございます。昨日、HONDA FREED見積もりをもらってきました。

この見積書、お客様には解りにくいように入力されています。たぶんお客様を甘やかすな、という指導を受けているのかもしれません。

本題にはいります。車両本体価格が3,436,400円になっております。YouTubeで調べましたら、FREEDe-HEV-air-EX四駆の車両本体価格は3.278.000です。これでは、お客様を迷わすことになります。3,436,400の価格には
メーカーオプション代金が含まれていての見積表記になっていました。これはいけません。本体とオプションを分けて表記するのが、お客様目線に対する配慮でしょう。

表記の正確さ、項目を分析的にして欲しい、と思いました。

次は、オプション名について。

MVCS ADB コウタイサポート

上のように記述されていました。

コウタイサポートはカタカナで書いてありますので、後退時のサポートと想像できます。アルファベット4文字とアルファベット3文字は、何かの詰めた略記だろうことは推測できます。どういう意味でしょうか。時間をかけて推理しました。前者はマルチビューカメラシステムと読みました。後者はYouTubeから学び、アラクティブ・ドライブ・ビームと読みました。手間がかかりました。脳のエネルギーを使いました。営業担当者は、脳トレをさせてくれたのかもしれません。

この見積書の下の方には、MEMO欄が枠囲みで用意されています。そこに注記すれば、お客様は理解するのに手間取らないでしょう。
(注1)フロアマットPREとは、
 ◯◯のことを指しております。なお、フロアマットには、上記より格安な別品があります。
(注2)MVCSとは、マルチビューカメラシステムの略です。

このように工夫するのに、それほどの時間はかかりません。私が営業マンなら、カタカナで、マルチビューカメラシステム、アダプティブ・ドライブ・ビーム、後退サポートと表記するでしょう。後退という漢語をカタカナ表記にするのは間違っています。国語的に不自然です。

上に立つ方、すなわち会長さん、社長さんは、言葉を大切にする営業職を育てて欲しいです。いい言葉、親切な言葉は、大袈裟に言うと、世界そのものを構成していきます。顧客の気持ちを柔らかくしたり、硬くしたり、大きく左右するのであります。

まとめ

①顧客に対して、オプリョン品の種類、価格差の説明をしているか。
②高額な用品を意図的に売りつけていないか
③アルファベット略記号を多用していないか。(お客には解らない)
④国語的に不自然な表記をしていないか(例 コウタイサポートなど)
⑤本体価格にオプションの一部が含まれる場合は、但し書きがないと、不正と見られることがある。

ご検討をお願いいたします。

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