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映画を観た「M3GAN」

去年からずっと観たかった本作品。やっと観れたー。WOWOWさんサンキュー!

ホラー作品はちょっと間違うとコメディと捉えてしまうことがあり、私の中で当たりはずれが多いのだが、「M3GAN」は当たり。
よかった(´―`)これなら映画館で観ても納得して帰れたな。
ヘタなホラーはだいたい最後がショボかったり、バカバカしい最期を遂げたりして終わるのだが、ま、今回はブルースが滑るところぐらいかな。
ブルースとは主人公のおもちゃメーカーに勤務する研究者の女性が、学生時代に作ったAIロボットで、私はなんとなくベイマックスと重ね合わせてしまったのだけど(特にケアロボットというわけではない)、このブルースが滑るシーンで思い出したのが映画「ミスト」のスーパーだったかのお店で避難しているシーン。

襲ってくる得体のしれない怪物?にビビった一人がまずメガネスタンドをぶち倒し、まるでコントのように次から次にその辺りの棚に当たり倒しまくり、挙句ガソリンだかをぶちまけてそれに火がつき辺りに火が回る、そんな感じのドタバタな展開があり「んなアホな」と爆笑した記憶がある。
「ミスト」は始まりのシーンはこの先どうなるんだろう、と気を惹くうまい作り方で、きっと書籍だとすんなり受け入れられる内容なのかもしれないが、映画は件のシーンで全てぶち壊しだった。あ、私の場合、だけど。
今回の「M3GAN」のブルースがコケるシーンだけど、おぅ!とは思ったが、ま、許容範囲だ。
なんせ細かいことは許してしまうくらいM3GANがかわいい。夜、不気味だけど。やること怖いけど。

でもやっぱ人形なんだよねー。かわいらしい外見に傷がつくと一気に生命感がなくなる。
人形には元来ないものだけど、愛らしさや動きを与えられているものだと案外生命を感じたりする。
ちなみにうちにいるぬいぐるみの子たちは全員命があるものと感じている。
うちの家では当然の事実だが、他の人に言ったことは、ない(´―`)

それにしてもM3GANは賢いのだ。
当然ちゃ当然なんだけど、情報の吸収力がすごい。そのうえ忘れるってことがないのだものね。3歩動いたら忘れる私とは大違いだよ。
情報を吸収して自分のものにしていく彼女の走り方が怖かったー。映画のああいうところ、凄いなーと感心。

私が怖さを感じつつも好きなホラー映画は「オーメン」と「エスター」なんだけど、「M3GAN」はここまでは怖くない。
前述の2作は人間が怖いのだ。あ、オーメンは悪魔だったか🙄

でも「M3GAN」はこれまでの恐怖とは違って、AIの暴走だよね。
職場でもChatGPT、私はチャット君と呼んでいるけど、チャット君の活躍が目覚ましいのだ。ふんっ。
ま、チャット君の場合は仕事を自分でしたい私にとってはあまり歓迎したくない相手なのだけど、人形となると、昔、爆発的にはやったアイボや高齢者向けのおしゃべりロボット(人形)などの人気ぶりを見るとやっぱり売れるんだろうな。しかも動きや会話がなめらかで人間と遜色ないとなると、人気出るよなー。
それが暴走しださないとも限らない。
なくはない恐怖なのだ。

最期に、なぜ「M3GAN」、「E」じゃなくて「3」なのか疑問だったのだけど、ただの名前じゃなかった。

「Model 3 Generative ANdloid」
なんだって。

「E」を裏返しにしてホラー感出してるんだとしか思ってなかった(;・∀・) ビビりすぎ??

#M3GAN    #WOWOW    #ミスト
#オーメン   #エスター

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