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それぞれの100円から30万円
一番安い宝くじは、1枚100円。
100円くじは、いつでも売っているわけではないから、常時売ってる宝くじで一番安いものは1枚、一口、200円。
次が300円。ごくごくたまに、1枚500円なんて強気な金額設定のくじも発売される。
(これはあまり売れない。)
この国で、一番還元率の悪いと言われているこのギャンブルくじを、通りすがりにフラッと買う人もいれば、生活の一部に組み込み、必須なものとして買う人
見ちゃう 言っちゃう 聞いちゃう
ずっと独り言を言っている年配女性。気になるし、気味が悪い。
当選結果が記してある表を見ながら呟いている。物の隙間からそっと観察する。《見ちゃう》
とくに変なところはないのだが、あまりにも長時間いるし、ブツブツ言っているので、
『どうかなさいました?』声をかけてみる。《言っちゃう 聞いちゃう》
気色ばんだ顔で
『いいの、いいの!時間潰しなんだからぁ!』
(時間潰し?あ〜そうですか。ごゆっくりどーぞ。
イケメン。イケオジ。イケジイさん。
執拗にナンパしてくるお爺ちゃん。
7〜80代?わからない。お元気だこと。
「カスハラ」なんて言ったところで、きっとわからないだろうね。
女性が1人で働く仕事場には、しつこく声をかけてくる迷惑な男性がたまにいる。
『◯◯さ〜ん、また惜しかったんだよ〜、ナンバーズ1つ違い。次は当たりそうだな。当たったらどうしようかな?どうしよう?なにしたい?どこに行きたい?◯◯さん、欲しいものある?』同じことを何度も
Woman vs Woman
同世代女性が来た。
『すみません、ちょっといいですか〜?』
『なんでしょうか?』
『あの〜、こちらは○○社さんの宝くじ屋さんですよねぇ?』
『そうです…』
近々この会社の面接を受けるという女性は、聞きたいことがあると言う。
『分からないことがあるのでしたら、会社の方に直接問い合わせれば…』
『あの〜、私、現場の方の話を聞きたいんです!』
(現場の方の話し?)
『ネットに口コミとか出てますよ〜』
『
ウィンク(外国のお人No.6)
『どうしたの?目が痒いの?花粉?』常連客のお姉様に声をかけられて、ハッとする。
言えるわけないじゃん。ウィンクの自主練してました!なんて。
『そうなんですよ〜、花粉かも。な〜んか目が痒くって』
『あたしもクシャミ連発よぉ、早めに耳鼻科行かなくちゃ』
『そうですよね〜』
常連の外国人客。スラリとした白人男性。年齢不詳。
芸人の、ひょっこりはんを彷彿とさせる容姿、イケメンではなくて(私基準)ひょっ
寒いよーー!(外国のお人No.5)
今日って、もしかして…日本人のお客さんより、外国人のお客さんの方が多かった?!
なんて日が稀にある。
宝くじがお好きな外国人の常連さん達。
常夏の国から来たある女性客は、日本の冬がツライと嘆く。
『ワタシ、フユハイツモ、ゲンキナイダカラネ、フユ、キライ、カエリタクナルヨ』
話しを聞くと、冬の期間は少し鬱っぽくなってしまうらしい。
なんとな〜く元気のない彼女の背中に
『あったかくして、風邪ひかない
待っててね♡薫ちゃん。
noteでこっそり、また憂さ晴らししちゃおーっと。
これ、宝くじの運営会社の人に知られたら、どう思われるだろうか。
まぁ、気にせずに、けどバレないようにこっそり、フィクション、ノンフィクション、チャンポンで書き記します。
30代くらいの女性がスクラッチを買いに来ました。
スクラッチは、番号が振ってあるケースに入れて並べられている。お客さんが好きな番号を選ぶのだ。
選ばなくてもいい。
好きな番号を