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教室リフォームプロジェクト

2週間連続投稿です。どこまで続くかなぁー。
でも、アウトプットしたいことはたくさんあるんで、書き出します!!!

今年度は、毎日リフレクションを書いています。
そして、それに対してコメントをしてもらうという伴走を、
ある方にしてもらっています。
なぜなら、今年度目指している「探究的な場づくり」がなされている教室を自分が実際に目にしたことがなく。本当に今やっている実践で大丈夫なのか少し不安な気持ちがあったからです。

コメントしてもらうことで、自信がついて前に進めます。
また、問いかけてもらうので、さらに思考し、本質を伴った実践になっているのではないかと思います。

この毎日リフレクションをする習慣が教師自身を変え、クラス環境に大きく影響を与えているなと思いました。本気で変えたい方、お勧めします。



『教室リフォームプロジェクト』

今回は、「教室リフォームプロジェクト」を行なって、
子どもたちにどのような行動が生まれたのかをご紹介します。

「教室リフォームプロジェクト」は、岩瀬直樹さんの「よくわかる学級ファシリテーション」の本より追試させていただきました。こちらの本は、学級開きからの進め方が書いてあり、非常にわかりやすいなと思います。



導入

本に書いてある通りに導入しました。
学級開きから2日目
子どもたちに
「この教室でみんなは1年間過ごしていきます。
どんな教室だとみんなが過ごしやすいかな。」
と問いかけました。

その後、岩瀬さんとその学級の子どもたちが描いた
「最高のクラスのつくりかた」という絵本を読み聞かせしました。

そこでイメージが膨らんだ子どもたちは、
ワクワクした表情へ変わっていっていました。
1時間つかい、それぞれやりたいことに分かれて
教室リフォームが始まりました。

・物の置き場の看板をつくる
・学級のルールを掲示する
・読書スペースをつくる
・かわいいキャラクターを飾る
・机の配置を話し合う
など

ものすごい勢いで教室が変わっていきました。
特に、読書スペースは画用紙をつかって仕切りなどを製作していました。
写真でお見せしたいくらいです。(想像してね)

驚いたのが、3人の子が突然
「先生、絵本をつくったので読み聞かせしていいですか。」
と聞いてきました。
なんだろ?と思いながらも
「おー、どうぞー」と。

聞いてみると、
クラス全員でクラス目標をつくる絵本でした。(この時、まだ目標はないし、その話もしていない)
クラスのみんなを巻き込んで
素敵な出来事でした。
この出来事も、
このような場がなければ起こらなかったのではないかなと思いました。


どうして導入したか

この前提がブレていては、
読んでいる方も、ん?っと思うかもしれません。

今年度、目指している学級は
「やりたいことが実現できる学級」です。

「やりたい」が生まれるためには、、、

  • 安心安全が保たれている

  • 学級に対して当事者意識を持っている

  • ワクワク感がある

などの要素が必要なのではないかと思っています。

教室リフォームプロジェクトを行うと特に
当事者意識が生まれると思います。

”教室は自分たちでつくっていくもの”

今まで、教師が考えていた机の配置や物の置き場
教師がつくっていた掲示物など
それらを子どもたちに任せることで
「どうしてそれらが必要なのか」
「教室が過ごしやすい空間になるためにはどうしたらいいのか」

という思考が働きます。

子どもたちがつくっていくとなると
もちろん時間はかかります。

子どもたちと一緒に作ることで
掲示物等の必要性がより増してくるのでは
ないかと思います。


おわりに

教室リフォームプロジェクトを取り入れることで
子どもたちに
主体性(当事者意識)
が生まれ1年間の学級経営のベースになっていくと感じました。

また、これには
教師の価値観を変えていく必要があります。
「いつまでにこれをつくっておかなければならない」という意識から
もっと見通しを持ち、「いつまでに子どもたちと話し合えばいいか」という意識を。
少し意識を変えるだけで、まだ見えない子どもたちのワクワクして行動する姿が見られると思います!もちろん、失敗したら子どもたちと話し合えばオーケー!!!

いつから始めてもいいと思います。
ぜひ、教室リフォームプロジェクトで
子どもの「やりたい!」が実現できる教室を。


この投稿がいいなと思った方は、
ぜひスキを押してくださーい☺️

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!



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