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新人時代の失敗から学ぶ

森下陽介です。
柔道整復師になって約13年…
大学構内にある接骨院や
グループ接骨院などで勤務をして、
さまざまな経験をしてきました。

柔道整復師を目指している方や、
いま柔道整復師として
勤務されている方に向けて、
わたしの体験談を
執筆させていただきました。
少しでもお役に立てれば幸いです。

今回は、
初めて勤務した接骨院での
失敗談を紹介したいと思います。

内容は、
施術録の記載と
申し送りに関する失敗談です。

柔道整復師を取得してから
初めて勤務したのは、
大学構内にある接骨院でした。
運動部に所属する学生を診ることが
多かったです。

就職してから研修を行い、
2ヶ月後には
施術をすることが
できるようになっていました。

施術の前後には、
ケガや痛みの状態を評価します。

評価と施術内容を
施術録に記載することと、
院長に申し送りをすることが
決まりになっていました。

ある時、
肩関節外転90°以上で疼痛がある。
という内容を申し送りするために、
ジェスチャーを交えながら
「肩関節がこのくらいの角度になると
 疼痛を訴えていました。」
という申し送りをしました。

そうすると、
当時の院長に
「医療に携わる仕事をしているのだから、
 専門用語を遣って話しなさい!」
と叱られました。

今回の失敗ポイントは、
専門用語を使わずに
ジェスチャーで申し送りを
してしまったことです。

・言語化できていない。
 =情報が整理できていない。

・専門用語を遣わない。
 =仕事を怠っている。

と院長は考えていたのだと思います。

この失敗から学んだことは、
専門用語を遣い申し送りをすることで

・情報が整理できる。

・アウトプットの質を高めることができる。

・医療に携わっていることを再認識できる。

この3点です。

今では、
施術録の記載にも
スタッフへの申し送りでも、
知り得る限りの専門用語を遣って
アウトプットすることを心がけています。

当時の院長には
たくさんご迷惑をおかけしましたが、
貴重なことを学ばせていただき
感謝しかありません。

以上が、
新人時代の失敗から学んだことでした。

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。

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