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試合翌日の過ごし方-バレーボール選手に伝えていること-

森下陽介です。
柔道整復師の資格を取得してから
大学構内にある接骨院や
グループ接骨院などで勤務をして
さまざまな経験をしてきました。

接骨院での診療だけでなく
・野球、バレーボールの試合帯同や
 トレーニング指導
・バレーボール大会の救護
診療以外にもさまざまな活動をしてきました。

現在は
宇都宮市一の沢にある
たかみや鍼灸接骨院で勤務しながら

2018年10月〜
作新学院男子バレーボール部

2023年1月〜
バレーボールのクラブチーム
レーヴィス栃木

上記の2チームで
選手のケアやトレーニング指導をしています。


今回は、
私がトレーナーとして関わっている
バレーボールチームの選手に
日頃から伝えている
[試合翌日の過ごし方]に関する内容を
記事にしました。


この記事では以下の内容が記載されています。

◾️体調に合わせて選ぶ3つの過ごし方

◾️試合翌日に行うべきケア方法の一例

◾️完全休養の意義

小学生〜高校生のバレーボール選手や
保護者の方に向けて書きました。

難しい専門的な知識は必要なく、
読んだ直後から実践できるものばかりです。

チームの試合日程や自身の体調など、
さまざまな要素を考慮しながら
決めるべきなので
答えがひとつではないという前提ですが、
自身の状況と照らし合わせながら
実践していただければ幸いです。


では本題に入ります。


試合翌日=オフというケースが多い

さまざまなアマチュアスポーツに
関わってきましたが、
試合翌日=オフまたは休養というケース
多いように感じます。

果たして、
試合翌日は休養だけでいいのでしょうか?

休養を否定しているわけではありませんが、
次の試合日程や自身の体調を考えると
他にもやるべきことがあるかもしれません!


練習翌日=オフまたは休養という選択肢が
最適ではないケースも存在するのです。

それはどのようなケースなのでしょうか?

これを知っていれば、
試合翌日で疲労があるときや
大事な試合が続くときにも
しっかり対策できるかもしれません。

知っているのと知らないのでは
大きな違いだと思いませんか?

試合翌日の身体はどのように変化している?

・試合では練習以上に緊張をしたり
 力んでしまう。
・試合後はいつも以上に疲れた感じがする。
ということを
経験したことがある方は多いと思います。

試合の重要度や試合内容、出場した時間など
状況によって変化するという
前提ではありますが、
練習とは異なる緊張感の中で
全力でプレーし続けるということは、
身体に加わる負荷も
練習とは全く異なる可能性があります。


過度な負荷が加わることで
以下のような反応が起こることも
考えられます。

▷練習よりも緊張感のある状態で
 全力で運動をし続けることで
 エネルギーが枯渇し疲労やハリを感じる。

▷または痛みを感じる。

▷試合中にケガをしてしまう。

そんな状態の時でも
休養だけでいいのでしょうか?

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