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面接での失敗から学ぶ

森下陽介です。
柔道整復師になって約13年…
大学構内にある接骨院や
グループ接骨院などで勤務をして、
さまざまな経験をしてきました。

柔道整復師を志している方や
いま柔道整復師として
勤務されている方に向けて、
わたしの体験談を
執筆させていただきました。
少しでもお役に立てれば幸いです。

今回は面接での失敗談を
紹介したいと思います。

とある接骨院の面接を
受けたときの話です。

国家試験後に、
学校の先生から斡旋していただいた
接骨院で面接を受けることになりました。

その接骨院は、
アスリートを診ることが多い接骨院でした。

面接の際、
提出した履歴書に
「わたしが野球をしていたときに
 ケガをしたことがきっかけで、
 柔道整復師に興味を持った。」
という記載をしたところ、

面接官の方から、
ケガについていろいろ質問されました。

その会話の中で、
・高校時代のケガがきっかけで
 野球部を辞めてしまった。
・ケガをした経験があるので、
 患者さんやアスリートの気持ちに
 寄り添って治療やリハビリができる。
という内容の話をさせていただきました。

すると、
面接官の方の態度が一変して
「アスリートに関わることはとても大変だ。
 一つのことを継続できなかった
 あなたにはこの職業は向いてないと思う。
 少なくともウチでは働けない。」

と言われ、
面接が終了してしまいました。

もちろん、結果は落ちました。

今回の失敗ポイントは、
野球部を辞めたと
伝えてしまったことです。
このマイナスな出来事が
柔道整復師になるきっかけになった。
そして、
ケガをした方に寄り添うことができる。
とアピールしたかったのですが、
見事に失敗しました。
物事を継続するための忍耐力がない。
という評価をされてしまったのです。

この面接を通して学んだことは、
・一つの事実に対して、
 解釈の仕方は人それぞれである。
・初対面の方には、
 気を衒ったアピールよりも
 マイナスをなくすことが大事である。

ということです。
これは、
これから面接される方はもちろんですが、
初診時の患者さんへの対応でも
同じことが言えると思います。
一つの言葉を取っても、
術者と患者さんの解釈は
異なるかもしれないのです。

なので、
自分がこう話したら
相手がどのように解釈するのか?

言葉を発する前に
一度立ち止まって考えることが大切です。

以上が、
面接での失敗から学ぶ
でした。

柔道整復師になった後も
さまざまな失敗談があるので、
また執筆させていただきます。

最後までご覧いただき
本当にありがとうございました。

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