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作家を目指して 小説の書き方編①

 数々の文学賞に応募を続けるうちに、ふと疑問が湧きました。「小説を書くのに、何かルールってあるのかしら」と。思いついたらすぐ実行に移す私は「実際の小説にヒントがあるかも」と本棚へ。手にしたのは、子どもの頃から夢中で読んだ文豪「芥川龍之介」の文庫本。数ある書物の中から、代表作の一つ「蜘蛛の糸」を再読します。
 「或日の事でございます」で始まるわずか5ページの短編小説。スケールが大きく、メッセージ性も強い。文章が洗練されており、憧れの念を抱くものの、到底真似できる文章力はなし。「もう少し、身近に感じる作品を」と次に取り出したのは重松清の「ビタミンF・ゲンコツ」。書き出しが「仮面ライダー」。テンポが良く、一気に小説の世界へ入り込んでしまう。「やっぱり、書き出しとテンポは大事」との学びを得ましたが…。なぜか首をかしげてしまいます。
 それは、自分自身を振り返った時、まだ、文章の書き方うんぬんの段階にまで来ていない!ことに気付いたから。「文章の書き方」よりも登場人物や時代設定、起承転結などの話の流れ、つまり、建築で言えば基礎、土台の部分があいまい。「そうか!小説を書く前の段階が分かっていないのね」と膝を叩き、「どのようにして話の構成や人物設定をするのかしら」とネットを検索。すると、ある出版社のホームぺージに、テーマの決め方や骨格などをつづった資料を発見。しかも無料でダウンロード可。「まさに神様からのプレゼントだわ」と大喜びでプリントアウトしたのです。

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