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野草デビュー 180 ランタナ(有毒な植物)


園芸種でも野生化した植物は野草の仲間にしています。
お花屋さんは鉢植えのランタナを売っています。可愛い派手花ランタナ。

マンション駐車場のランタナ

通り沿いのマンション駐車場にごっそり咲いていましたランタナ。
怖いくらい。
ピンクと黄色のコンビネーションが可愛くて写真を撮りました。いろんなバージョンがあって面白い


でも
ここまでの繁殖力には驚くばかりでいいのかなあと。しばらくするとバッサリだと思いますが、根っこは深いらしい。来年も咲くのでしょう。

ランタナとの出会い

8月もう実をつけてる

夏暑い頃近所のツツジ植木鉢に咲いていました。へんだな、植栽なの?ツツジの間に上手く生えていたので植栽だと思い、野草デビューには加えませんでした。
でも
ランタナ群生を見て納得。近所植木鉢のも野生化したものだったのですね。

ランタナ
以前中村臣市郎先生の有毒な植物にランタナが載っていたのを思いだし、調べて見ると葉っぱと実に結構強い毒性があるとのこと。
これは覚えておかなきゃ。間違えて口にしてはいけない。実も危ないので子供たちは気を付けなければいけませんね。
しかし
蜜源でもあるという。昆虫たちには必要ですね💕

ランタナ
ウイキより

ランタナ(Lantana)はクマツヅラ科の常緑小低木。中南米が原産。観賞用に栽培される。
和名はシチヘンゲ(七変化)。鮮やかな色の花をつけ、その色が次第に変化することに由来する。
学問上はランタナと言った場合、ランタナ属(シチヘンゲ属)全体を指す。(日本の)園芸上は単にランタナと言った場合、コバノランタナを除くランタナ属の園芸種全体を指すことが多い。
また本来はランタナ・カマラの和名であるシチヘンゲもランタナ属の園芸種全体の呼称として用いられることもある。

分布 
南アメリカ原産。 世界中に帰化植物として定着している。日本では小笠原諸島、沖縄諸島に移入分布している。 

特徴 
 多数の小花からなる散形花序をつける。開花後、時間がたつと次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なる(内側が新しい)。
開花時期がアジサイと重なり葉の形も似ているが、アジサイとは全く別種で全体的に小さく花の色は派手である。

 果実は黒い液果で種子に有毒物質であるランタニンを含むが、鳥が食べ種子を散布する(種子を噛み砕く可能性の強い哺乳類には有毒だが鳥類には無毒という液果をもつ植物は多い)。
茎は断面が四角で細かいとげが密生する。葉は対生し表面がざらついている。暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどになる。 世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。
特に熱帯~亜熱帯気候の土地では、よほどきちんと管理してないとそこかしこにこぼれ種で増えてしまい、そうした気候の土地では「植えてはいけない花」と言われることさえある。
 ランタナ属は中南米や南欧原産の約150種の低木または多年草を含む。熱帯・亜熱帯では広く野生化し、オーストラリアや東南アジアではやっかいな雑草として問題になっている。
ややツル状に横に這って茂みを作り、茎には細かい逆棘があるため扱いにくい。
他方、花には多くのチョウが集まり、花自体の美しさも相まって見応えがある。日本のような寒い季節がある温帯気候の土地だと、秋季の切り戻しなどの人為的な越冬対策をしないと枯れてしまうこともある。
熱帯地方ほど深刻な侵略種ではないためか、園芸植物として庭に植えられている。
また一部にランタナ・ヴェリエガータのような種子を作らない品種もあり、園芸種として流通している。 
ランタナ属でよく栽培されるものとしては、ランタナの他に、小型で地面を這い赤、紫などの花をつけるコバノランタナ、あるいはこれらの雑種がある。 

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