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【旅行】『一泊二日宝塚』(観劇遠征が観光旅行になってしまった)2日目

それでは2日目です。

部屋の窓から大劇場 見事な晴天 暑くなりそう


2日目も休演になったので、梅芸など大阪でなんかやってないかな~と検索しましたが、食指が動くものはありませんでした。

帰りが飛行機でなければ京都に繰り出すのがわたしのパターンなのですが、今回は往復飛行機を予約済みのため、京都はなくなりました。

そしてふと気づいたのです。
わたしは20年近く自腹遠征をするようになったけど、遠征の時って、滞在中宝塚観劇しかしていない、1回しかチケットが取れなかったときは京都に行ってしまう。
そう!!
これだけ阪急宝塚線に乗っていながら、蛍池~宝塚間で途中下車したことがない!!ということに。

と、言うわけで、2日目は「宝塚~蛍池間途中下車の旅」です😊


花のみちの紫陽花は大きい


今頃気づいたこの存在

さぁまずは「清荒神」で下車
清荒神清澄寺を目指します。(10分は歩いていない と思う)

駅から一本道なので迷わない

駅から同じ目的地なんだろうなという方が歩いているので、地図なしで大丈夫です。矢印も出ていますしね。
駅から参道になるのですが、ず~っとお店が並んでいるわけではありません。
行きは10時ちょっと前だったので、ほとんどのお店は営業時間前でした。

山門に到着しました~


拝殿、どぉ~ん(左に休憩所あります)


拝殿から順路通りに境内を歩くとこの階段を下って本殿へ



本殿と一願地蔵

一願地蔵さんには柄杓で一度水をかけ、三度拝礼して一つだけお願いごとをするのだそうです。
わたしも景気良くお水をかけて、拝礼しました。
願い事は内緒

来た道を下ります。急な坂ではないですが、下りの方が膝を痛めますので、故障持ちの方は無理をなさらずに。途中まで車で入ってこられますから。

駅に向かう途中で次の目的である中山寺2kmの矢印を発見
普段なら歩くところですが、最高気温30度の予報が出ているので阪急線に乗るの一択です。
秋とか、涼しい時に遠征チャンスがあったら歩いても良いかな。


中山観音駅からすぐそこ

安産祈願で有名なお寺だからでしょうか、お宮参りのご一家がたくさんいました。
お宮参りといえば、このときにあかちゃんを抱くのは夫側の母親の役目でしたが、今ってそのあたりはもう関係ないですよね~
夫の親と同居が当たり前だったり、近くに住むのが当然だったころに出来た風習でしょうからね。

山門からの参道


紫陽花が綺麗でした


石段上から山門方向

石段を上がった左側に「うどん」の幟が出ていて、わたしの脚は釣られて左折
まだ参拝していませんが、お腹空きました。
「かすうどん」というのが名物らしいのですが、冷たいものが欲しかったので、ぶっかけうどんにしました。
はぁ~美味しかった。

中山寺から大劇場方面を望む


とりあえず胃袋が満たされたので、想像以上に広い境内を散策
いろいろなところにエスカレータが設置されている優しいお寺です。
そしてこのお寺、石垣がすごいんですよね。
戦国時代に武将が本陣を寺に置く理由が判りますし、中山寺は以前はもっと大きなお寺だったのではないかな。
お城が在ったときの石垣の上に建てましたって言われたら信じちゃいそうです。

珍しい青い五重塔
朱塗りは多いが、この色は珍しい
本堂

青いというか群青色というか、五重塔に魅せられてしまいました。

地元の方に尋ねれば、他にも有名な寺社はあるのでしょうが、箕面大滝に行きたいなというのもあり、この後は石橋阪大前で乗り換えて箕面を目指します。
箕面大滝に続く遊歩道沿いにある西江寺と瀧安寺にも参拝する予定です。

阪急 箕面駅 初めて来た

リュックを背負ったハイカーさんたちにくっついていけば間違いなく辿り着けます。
箕面駅から徒歩40分
暑さにめげず、がんばるぞ~~😆

しばらくは街中の細い道を進むので両側に観光客目当て(?)の飲食店が並びます。
少し進むと片側だけになり、遊歩道に入っていきます。
一般車両は途中までしか入れません。
温泉があるんですね。
足湯もありましたが、現在は営業していませんでした。

遊歩道に入って少し経つと、右側にUターンするかのように上がっていく細い道があります。
西江寺に行く道です。
「お~この坂を上るのか~」
しかもこの道、車道でもあります。(一通です。多分)

西江寺の石段

急坂を上ると左に目指す西江寺の石段があります。本堂はこの石段を登り切った先のまた別の石段を上がったところにありますが、ひっそりとしていました。こちらは大黒天さんですよ。

急坂を下り、遊歩道に戻ります。しばらく歩くと、朱塗りの橋が見えてきます。
遊歩道の右側を川が流れているのですが、遊歩道と川を跨ぐようにかかった橋の両側が瀧安寺です。

瀧安寺 山門

こちらは日本最古の弁財天さまがいらっしゃるお寺だそうです。

観音堂


鳥居の先は護摩道場


階段を上り、右にずっと行くと本堂


鳳凰閣と客殿

朱塗りの橋は瑞雲橋というそうです。
橋の向こうは公開時期だけ入れるそうで、残念ながら今は敷地内に入れません。橋を渡って坂を上ることは出来ます。

瀧安寺は想像以上に大きなお寺で、今回は大滝に行くついでみたいな感じで参拝してしまいました。
次はこちらメインで伺いたいです。

さぁ暑さに弱いわたしは軽い片頭痛を感じながらも滝を目指します。
木陰は適温なのですが、日を遮るものがないところは辛いです。サングラスと日傘で完全防備していますが、暑いものは暑い。
滝を見に行くのですから、当然上り坂ですしね。箱根駅伝5区のランナーになった気持ちで、山の神ならぬ山の死神的雰囲気を漂わせて無事に到着しました~

箕面大滝


一番近くから撮るとこんな感じ


山肌むき出し

遊歩道も滝周辺も秋は紅葉が見事なんでしょうね~
紅葉も見たいな~でも観光客多そう

この遊歩道では多くのランナーさんとすれ違いました。舗装されているからイイ感じのジョギングコースになりますものね。

滝の近くにありました

30分ほどマイナスイオンを浴びて(滝の近くは涼しかったというか寒かった)遊歩道を帰ります。
来るときに気になった和風建築のお店で一休みしたいな~と思い、そこを目指してひたすら下ります。

ゆずりは

箕面店 | 一汁二菜うえの (ichijunisai-ueno.net)
行くときはランチ営業でしたが、カフェタイムになっていたのでちょうどいいです。暑いさを凌ぐため、冷たい飲み物でも…
古い建物を利用していますが、新しいお店のようです。中は新しい木の香りがしました。和風の器も販売していました。お値段も手ごろ。

靴を脱いで畳に上がるとカウンター席になっています。8席くらいかな、疲れたときって靴を脱げて、なおかつ畳だとほっとするんですよね。日本人だな~としみじみ思う

さすがに疲れたので、アイスカフェオレとケーキにしようかと思ったのですが、フルーツたくさんのパフェに心惹かれ(フルーツの酸味を欲しました)過去どんなお店に行っても頼んだことがないパフェを注文しちゃいました。

フルーツたっぷり「ゆずりはパフェ」

疲れた体に染み渡るほど良いフルーツの酸味とヨーグルトシャーベット
そして小さく砕いてある黒ゴマをまぶしたクッキーの塩味
長い遊歩道を往復してから味わうに相応しい一品と申しておきましょう。
ぶっちゃけていうと甘くないから美味しかったのです。🤣
なので甘くなくちゃイヤと言う方は他の物を注文してください。
でも暑さでへばった体には最高の一品です。

お店の方と少しお話しさせていただき、体も内側から冷え、すっかり元気になったわたしは駅までの残り道を元気よく下ったのでした。

もみじの天ぷらを食べ歩きしました

伊丹空港にかなり早めに到着してしまったので、U㏄で読書タイム、空港内の和食レストランでタンパク質たっぷりの夕食を済ませ出発ゲートへ

乗る予定の飛行機は到着が遅れたため定刻より20分以上遅れての離陸となりました。

19時10分ころの夕焼け

星組の再開が日曜日からになり、観劇出来ず残念でしたが、その分観光が出来たし御朱印も頂けたし、満足、満足~な旅行となりました。

それではまた~ア・ビヤント

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