2024.05.13

子どもたちが熱を出したので、おとなしく家にいた休日、とりあえずゴミ屋敷を少しづつ片付けて、自分のスタジオのようなものを作ることを夢見た。いや、ものをなくせばできるでしょ、と言われそうだが、モノを片付けるにあたって、どれが必要で、どれが必要でないか、ということを各所にお伺いを立てねばならず、それが億劫で今までやってこなかった。

今回古い保存用の食材は捨てる。こっそり捨てるということで、やや厚手の半透明のゴミ袋に味噌も何も全て突っ込んで、ゴミ捨て場に置いた。全てなくなっていた。ありがたし。定期の人間ドックで、大きくなっていた胆嚢ポリープも、家のゴミ捨て作業によって、私が痩せ、痩せることで拡大も止まるのではないか、と錯覚した。

アミラーゼの数値はまあ正常に戻りつつある。膵炎が治ったということなのか。そんなに酒を飲んでいるわけでもないのに、慢性膵炎なのはなんだかよくわからない。かかりつけ医においてはまあ体質かもしれません、と言っていたわけだけど、体質なら上下動はしないだろう。やはり慢性膵炎だったのかもしれない。困ったモノである。

まあ、いずれにしてもゴミは捨てる。そして、綺麗な家を取り戻す。それが今年の七月までの目標だ。

先日、学童の新体制下初の役員会で、早く終わるかと思いきや、指導員間の揉め事の仲裁というか判断に時間を割かれて、早く終わることはなかった。仲裁も何もできなかったので、どうにもならないな、と思った。それにしても、保育の現場に、我々が介入しなければならない、という事態をどう見るのか。だって、そこは専門なはずじゃん、と。

それでも、運営自体は続けていかなければならない。なんというか、病気を経過観察しながら、生きているような気分。あ、今の俺だったか。そんな居心地の悪さが、感じられた土曜の宵だった。

この日は、学校の部活を終えて帰ってきた上の子が具合が悪くなり、寝込み、下の子はピアノのレッスンで、仕事もリモートながらチマチマとこなして、にもかかわらず学童の資料作りなども並行して行った、忙しい日。ただ、誰からも、特に感謝されることはない。なぜなら一つ一つは、一日どころか午前中あればできるでしょ、と想定される量のそれだから。やってないやつが勝手に人の仕事量を見積もるなよ、と思うけど、そんなふうに人はこっちに仕事を送ってくる。打ち返すだけだが。

月曜日の雨。厳しい。疲れる。眠い。色々体調にガタが出る。偏頭痛。めまい。

太宰ばっかり、神経質に読んでいるけど、もうちょっと分散させた方がいいのかなあ、と自問。ただ、じゃあ、何を読みたいのか、というと、特に思い浮かばないんだよね。だったら、成瀬のシリーズか、「ヴィトゲンシュタインの愛人」か、豊永浩平か、ヨモツイクサか、『サイラス・マーナー』か、萩原朔太郎か。

なんだろう、自分は生粋の読書家ではないんだろうなあ。ちょっと寂しいけど。

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