久しぶりの食べ物エントリ ~カメノテとアルバリーニョ~
今日は久々の食べ物エントリになります。
知り合いの魚屋さんが取り寄せてくれたカメノテ、キロ4000円です。安いのか高いのかよくわからないけど、昔、角上でみたときは、100g400円くらいだったから、相場なのかなと思って、バチっといただきました。
若干、大きさにムラがある感じではありますが、それはそれ。小さいやつはダシ用で攻めようと思っています。
スペインだとペルセベスともいい、高級食材です。日本でも、日常に食べる地域でしたら、日常の食材なのでしょうが、海なし県においては高級食材です。
よく洗って、塩ゆでにするだけで、普通に食べられるんですが、白い部分についてるコケなんとかならんかな、と思って結構洗ったんですが、まあ、それはそれ。
出汁は、一回濾しました。なんか海藻みたいなのが浮いていたので。日本酒入れると、すこしまろやかになります。汐臭さが収まるというか。
私は今回、エシャロットをちょっと加えました。洋風スープにしたのです。ニンジン、じゃがいも、タマネギ、エシャロット、塩、酒、濾した出汁。確かに濃厚な味わいで、辛みが欲しい感じもありました。わかめを入れたら、より海っぽい味になりましたが、それなら中華だなとも。
スープの写真はないのですが、美味しいですね。
さあ、塩ゆでが出来上がったのですが、味見で、子どもらに半分以上食べられました。
カメノテ(ペルセベス)はガリシア地方での名産だというので、アルバリーニョをチョイスしようと思ったのですが、今スペインワインはなぜかゲヴュルツしかないという有様でしたので、日本は大分の安心院ワイナリーのアルバリーニョ2019をチョイスしました。
ライチの皮のような部分をサクッと剥くと、ビュッと汁がでるので気を付ける必要がありそうです。可食部は大きくはないですが、つまみみたいなもので、口に含んでかじって、潮の香りがする中で、アルバリーニョは、ミネラルが潮の香りをガチッと嵌めて、フラワリーな香りが残って、美味しいです。
安心院ワインのアルバリーニョは、美味しいですね。酸味とミネラルと甘みのバランスがいい。甘みっていっても、残糖ではなく、果実味です。チリメンジャコと一緒に飲むと生臭いのに、カメノテは大丈夫です。
さすが甲殻類。そうなんですよ、カメノテはエビカニの仲間で、イカとか貝のような触感ですけど、味わいはエビ。
香りのアプリコット感、や黄桃感も良い。九州で酸が弱いかというとそんなこともありませんが、やや、アルコールの感じもあるので、南国っぽいです。
バスクのチャコリはベルデュイのアラバコチャコリーナ2022。エチケットが昨年から変わっている。こっちも合います。潮の香りがして、ミネラルっぽい香りも併せ持っていますが、カメノテとの相性はいいです。チリメンジャコとの相性は最悪でしたが。
なんでちりめんちりめん言っているのかというと、今日のサラダはダイコンサラダに梅ちりめんを和えたもので、これがどちらにもあわなかった。ほかにはもやしを食べるラー油と醤油で味付けしたものだったり。
自分が食べた量があまりにも少なかったので、明日は、おのれのためにちょっと確保しようと思います。
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