暗くて 広い草原で 私は傘をさして ひとりで歩いている 冷たい手でしっかりと傘を握って 濡れた草につまずきながら 私は広い草原を歩き続ける 後ろから「おーい」と 明るい声がする 振り向くか 振り向かないか
私は2007年生まれである。 そして宮崎駿監督の映画「崖の上のポニョ」は2008年公開である。 スタジオジブリの作品にはいわゆる”ジブリ飯”と呼ばれるジブリのアニメーションならではの美味そうなご飯のシーンと言うものがある。 その中でもこの「崖の上のポニョ」のジブリ飯は有名だろう。 宗介の母、リサがポニョと宗介のために作るラーメンのシーンである。 ところで、 「雨の日のラーメンは美味しく感じる」と言う説をご存じだろうか。 それには一応科学的な根拠があって”雨の日は気圧が
今日は寒くない夜 窓を開けると 雨の匂いがする 揺れるカーテンのそばで 寝ころんで 雲の間からのぞく 月の光を眺めている
さむい日も あつい日も あったかい紅茶と スープがあるよ いつでもきてね この店に
今日もいっしょの帰り道 はぐれないように 手を繋いで歩いて行こう 大丈夫 きっと帰って来れるから
冷房の効いた電車から降りて、冷えた体が夏の空気に少しずつ馴染んでいくあの時間に、表情を歪めて「ああ、、、、、暑っ」と心の中で呟く。 その時にようやく、「今が夏なんだな」と実感できて、うんざりするほどの暑さや延々と耳の奥に響くセミの声を聞きながら、貴重な瞬間を噛み締めて夏の日々を過ごそうと自分に言い聞かせるのだ。 なんで自分は夏が好きなんだろう、と思う。 というか私は本当に夏が好きなのだろうか、とも思う。 どの季節が好きかと聞かれたら私は「夏が好き」と答える。 やっぱ
街も風景も いつのまにか流れていって 快速列車は風を巻き起こしながら トンネルに入っていく 冷やされた空気に 慣れた感覚と 太陽に照らされた白い街を眺めて 空気の境界を裂くように 明るい空の下を 列車はずっと進んでいく
薔薇のつるに覆われた時計台は 毎日鳴り続けている 嵐が過ぎ去ってから この街も森も 何かが変わってしまった この森のどこかで その秘密は眠っている
ついに書くことが何も思いつかなくなりました! 最近は毎日noteになんかしら書くようにしているんですけど、今日はついに何も思い浮かばないです!はい! noteに関しては大体、毎日詩か日記みたいな適当な文章を投稿しているんですけど、正直自分が何を書いたかって言うのは覚えてないんですよね。 ただ毎日文章を書くのを習慣にしたいなあっていうのと、言葉を絞り出すスイッチを入れるために書くって言うので一応毎日書くようにしてます。 正直ストックとかも全然無いんで、だいたいその日に書
板橋ハウスが好きすぎる。 これです。今回は板橋ハウスが好きすぎるよっていうことを延々と書いていきます! 板橋ハウスを見始めたのは2021年の春くらいだったと思います。 正確には覚えてないんですけど最初らへんにに見たのは、 『コンビニに行く誘いを絶対に断らない男、吉野』 とか『深夜にコンビニに行ってカップ麺買って食べる動画』 とか、このあたりだったと思います。 で個人的に心をギュッと掴まれたのがこの動画。 『ベランダから部屋に入ってくる』 これこれぇ!!!! もう
アラームが鳴る前に いつも目が覚める 部屋は薄青く染まっている カーテンの隙間から空を覗くと 街の向こうに 明け方の三日月が浮かんでいる 小さな寝息を聞きながら 肌寒い朝を過ごす
嵐の日の 暗い教室に響くピアノの音は 音のひとつひとつを噛み締めるように 静かに鳴っている 彼はそのピアノの音を聞きながら 長い廊下に吸い込まれていく 雨を呼ぶ風の 校舎を包む湿った空気を震わせて 最後の曲を 大切に弾いている
別世界に足を踏み入れるとき 些細なことなのに なぜか変に緊張していて 心は静かに踊っていた 隣町の駄菓子屋とか いつもは行かない公園とか いつもは通らない帰り道とか 陽の長い季節になると 僕らは小さな冒険をして その度に 不思議な世界と 現実世界の境界を行き来していた 夕方になって 十字路に自分の影が長く伸びていたり 逢魔時という言葉とか 変に赤く染まる空を見て 心がギュッとなったり 消えそうな あの時の感覚を思い出す
泡は眠りから覚めて 差し込む光の方へと 高く登ってゆく 冷え切った瓶を頬に当てて 太陽にかざすと 陽の光を集めた丸いガラスは 深い青と煌めきを放つ あの街まで 歩いて行くんだって いつも乗っている電車に乗らないで 静かな夏に 澄んだ音は響いている
湖の水面が揺らめいて 夕暮れの空を映している 街にオレンジ色のあかりが灯って 空が藍色に染まる前に 私はその影になった十字路を曲がって 自転車の音を響かせて 冷えた空気を切り裂いて 家に帰るんだ
昔から怖い話とかホラー小説が好きで、小学校の頃に図書室にあったホラー小説を片っ端から読んでました。 あるときついに図書室にあるホラー小説を全部読み切ってしまって、そこからはすでに読んだ本を何周もしたり自分で書店に行ったりするようになりました。 なんでしょうね。ホラー小説って。完全にフィクションのホラー小説もいいですし、ファンタジーっぽいものとか、ミステリーっぽいものとか、実際にライターの人が集めた話をまとめているものとか。どれもいいですよね〜。たまらん。 ホラー小説もいい