サニーサイダップ

デザイン学生 小さいものに取り憑かれている

サニーサイダップ

デザイン学生 小さいものに取り憑かれている

最近の記事

  • 固定された記事

初めて、感動して身体中に衝撃が走った

初めて、感動して身体中に衝撃が走った。 感動と言っても、物語に感動して泣くという類ではなく、初めて本物に触れたときにこれまでとは全く違う感覚になった、という類だ。 この感動は忘れてはいけないとおもい、文章にしようと思う。 私は大学でデザインを学んでいる。実際に物を作ったり、デザインの科学を学んだり、設計してプレゼンしたり、とても幅広い。 その中のプロダクトデザインの授業でのことだ。 授業の内容を少しだけ書こう。 自由に、テーマを一つ選ぶ。そのテーマについての“本質

    • 午前3時の美、誤魔化しか、はたまた本物か

      最近は午前3時になるともう外は明るくてね 全然起きてることあるから「ああ、もう外明るいや」って眠くなくなっちゃうんだ いつもはそれにイライラする でもたまに きれい そして美しい この時間帯はカーテンの隙間から青白い光が差し込んで、ぽやーっとした光を部屋の壁に落とすの デスクに放っておいたお菓子のゴミでさえも僅かな光を反射して美しく見えちゃうの ここにはいろんな鳥がいるからチュンチュンって絶えず聞こえてたまにコキューコキューとかも聞こえる そしてたまに車が走る音も

      • 自信ない=自信ある

        相手のことを信頼することはできて いろんな人を受け入れることができるようになって だから周りからも信頼されて でも 自分のことを信頼できるわけじゃなくて 私からみんなへの矢印とみんなから私への矢印は成立するんだけど、私から私への矢印は存在しなくて なんだか自分は二の次だから私の本心に自信はなくて  でもこれは悪いことではなくて まずは相手の気持ちを自然と当たり前に優先できて かなり人間関係は意識せずとも円滑に進んでいくことができて 愛情深い人にはなることがで

        • 夢物語 第四夜

          宿を探して4人で歩き回っている。 私の親友、ともことしほが私の留学先ドイツに来てくれた。 しほのママも一緒。 しほは歩くのが人一倍速いのでいつも人混みをうまくかき分けてずんずん歩いていく。しほのママもやはり早い。 2人を見失った。 私とともこ2人で、暗い街を歩く。 夜の千と千尋みたいに街は徐々に不気味になっていくが、私たちはいつも通り、不思議と怖くはない。 やっとのことで支払い場所に辿り着く。 全ての宿の支払い場所が統一されていて、一旦そこでお金を払ってから、宿まで向か

        • 固定された記事

        初めて、感動して身体中に衝撃が走った

          「幸福度世界一位」の理由に気付いた日

          2月からフィンランドのヘルシンキに留学していて、どうしても理解できない大きな疑問をひとつ。 なんでフィンランドは幸福度世界一位なの? 幸福度世界一位の殿堂入りをしているフィンランド。 私にはなぜなのか理解できない。 シンプルに 寒いからだ。 一年の半分が冬。12月は-20度(手袋をしないと激痛らしい)。他の国は次々と春に突入しているのに、4月時点でまだ雪がふる。 苦痛だ 私だってお花見したい だが先日、長ーい冬が明けた。 天気は快晴で、久々に太陽と青空を見た。

          「幸福度世界一位」の理由に気付いた日

          夢物語 第三夜

          ドイツで戦争が悪化する。中東エリアとの関係が良くないみたい。 ファティマ(ドイツに住んでた時の私のルームメイトでバングラデシュ出身)と一緒にいた私までもが、中東出身だって言われて捕まる。 みんなに心配はかけられないから誰にも言わない。助けは求めない。 そのまま処刑場に連れて行かれる。 有無は言わせない。 最後に処刑服に着替える。 全身オレンジだ。 そこで、 「なんで私は誰にも言わなかったんだろう。わたしは留学生なんですって言わなかったんだろう。そしたら助かったかもし

          夢物語 第二夜

          目を開けるとママとパパがおもちゃを持ちながら笑顔で私を覗き込んでいる。 赤ちゃんに戻った。 人生をやり直す。 意識は私のままで、体が赤ちゃん。 家でめちゃ可愛がられてる。 ママのおっぱい飲んだり。 本来は歩けないけど歩き方は知っているから、歩いて何かを探しに行く。 ママが来た瞬間にバレないように寝っ転がる。 何を確認しようとしてたんだろ。

          夢物語 第一夜

          ここはくまのプーさんの家。 プーさんは卵からうまれるんだけど、後継が全然うまく生まれない。 卵を何度も失敗して割ってしまうから。 人間のおばあちゃんが卵を孵化させる製造機みたいなのに入っていくと、ちっちゃいプーさんになって出てくるしくみ。 へえ、プーさんってこうやって産まれるんだ。 さらにそのちっちゃいプーさんがあそびで卵を割っちゃうから余計後継問題を悪化させる。 簡単にはいかないね。 仕組みを知りたくて製造機の裏にいくと、なぜだかおばあちゃんとプーさんが年齢交代し

          beautifulの威力

          雪が積もる4月下旬、ヘルシンキ駅から乗った電車の帰り道、カメラ片手に 目の前に座っていたおばあちゃん イヤホンをつけながらスマホでnoteを読む私 音の聞こえが悪くてイヤホンを外す するとおばあちゃん、 フィンランド語で何か話しかけてくる 文の語尾に「…camera」って言ってるのがわかる 私:oh this camera? おばあ:your camera is really nice 私:oooh thank you. I'm taking a photo

          放射能放出のトピックを実際に中国人の子と議論した話

          “国同士の対立”って、ニュースで聞いて「へえそうなんだ」って納得するけど、 初めて中国人の子とその対立について話して、日本にいたら絶対に気づかないことに気付かされた。 世界を理解するうえでとっても大事なことだからしっかり残しておきたい。 私は去年の9月からドイツとフィンランドで留学を1年間していて、中国人の女の子と仲良くなった。 夜ご飯を一緒に食べながらお互いの国について興味があること、例えば今旬のアイドル、大谷翔平、国家主席の家の話とか笑  どれもすごく面白かったから共

          放射能放出のトピックを実際に中国人の子と議論した話

          結局何が言いたいかっていうとね、

          自分ってなんで自分なんだろうって 考え始めると止まらなくて、不思議になってそれで怖くなる。 いつもは当たり前にわたしとして毎日を送るんだけど、たまにこの感覚になる。 何もせずに何も考えずに天井みてるときとかにふとこのことについて考えちゃう。 でもこれってとっても怖くて、どうだろう、この感覚わかる人いるかな。 自分を生きていて、自分の目からいろんなものが見えていて、自分の意識の中でいろんなことを考える。 他の誰でもなくて自分を中心に世界が回っている。これは、自分のこと

          結局何が言いたいかっていうとね、

          私のバイブル、大豆田とわ子

          私がこの世で1番好きなドラマ「大豆田とわ子と3人の元夫」 見てるととっても落ち着くし、コメディ要素もあって面白いんだけど、脚本家坂本裕二の言葉選びだったり生きていくことについてしっかり言語化してくれているところが特に好き。 キャスティングもサントラも全てがカンペキ✨ みんなに勧めると題名が題名だから見るの嫌がられるんだけど一回見てみなって!! その大きな一歩を踏み出してくれた友達はみんな最高って言ってくれてます。最高。 このドラマの中で私が特に好きなところについて今回

          私のバイブル、大豆田とわ子

          おばあちゃんが亡くなって思ったこと 心の声

          人生の目標で死ぬ直前にクスッと笑える人生ならいいなあって言ってた友達がいて、それって素敵だなって。だから今まではね、それが私にとっても目標になっていたんだ。 でも、うちのおばあちゃん、病気になってからいいことあまりなくって、で、そのまま亡くなっちゃったの。 なんかそういうのを目の当たりにしてから、全員が死ぬ直前幸せだなんて限らないなっておもって自分のそんな目標なんて現実味のないもので簡単に言えるものじゃないって思った。 だから、そんな入院生活中にわたしがお見舞いに行った時

          おばあちゃんが亡くなって思ったこと 心の声

          夜のさんぽ、ノーブラで。

          時刻は夜中1時。 タスクが捗り始める時間帯だ。 夏のあの暑さが始まったかと思えば今日は肌寒い。夜は特に。 今夜は依頼されてるデザインのデータの仕上げと大学の課題で夜を徹しそうだ。 いつもなら迷わずモンスターを徹夜のお供にパソコンに張り付くのだが、 今日は違う。 解放されて夜のほんのり冷たい空気に触れたい気分だ。 さんぽに出よう。 衝動だから、部屋着のまま。ブラジャーもめんどくさい。 肌寒いから厚手のカーディガン羽織って、ボタンも留めた。 タスクを放り出してさんぽに

          夜のさんぽ、ノーブラで。