-第6章- 結論 「インディーズにおけるアナログゲーム開発環境と実践」

第6章 結論

 本研究では、インディーズ環境でのゲーム制作のプロセスと現状を明らかにし、その環境における実践例を示すことを目的とし、アナログゲームを実際に制作し、インディーズのアナログゲーム市場に出した。また、制作したアナログゲームを購入していただいた方やプレイしていただいた方から、ゲームに対して評価をいただいた。

 アナログゲームを実際に制作し、アナログゲーム市場へ出した結果として、インディーズにおけるアナログゲーム開発環境においては、固定メンバーを軸とした開発環境における「プロトタイプを多く作り、フィードバックを得る」という手法の有用性があるということがわかった。それは、そのプロセスにおいて決定したコンセプトをしっかり維持した状態で制作を進め、ゲームを完成させれば、コンセプト通りの評価を受けることができるとわかったためである。

 しかし、インディーズにおけるアナログゲーム開発環境には多くの課題があることがわかった。本研究では特に、制作面での資金力不足と技術力不足から、「インディーズ活動は赤字になりやすい」という1つの実践例を示すことができた。




以上で終わりです!!ありがとうございました!!!!!

また、ボードゲームについては色々書いていきたいと思います。よろしくお願いします。


札幌出身、福岡育ち、東京住みのSunnyと申します。 働きながらボードゲームデザインをしています。いただいたご支援は、ボードゲームデザインに使わせていただきます。