見出し画像

数字単体で考える癖を改めないと

「私,ダイエットして5キロも瘦せたんだよ~」って聞いたときあなたはどう思いますか?


「スゴイやせたね~!おめでたい‼」「いいな~私もそんなにダイエットをしたいよ~」等々なのか?何が言いたいのかと言いますと,5キロ痩せたらすごいと思うよね.


今,あなたが思い描いている人は誰ですか?「私」って1人称だから女性を思い浮かべるかな?


でもこれが引退した元力士だったら?「イヤイヤイヤ,兄貴.それは誤差ってやつでっせ」と下っ端だとしてもツッコミを入れてしまうところです.




何気なく日常を生きているとさ,数字を聞いたときに妄信的に信用してしまう節があるんですよね.



「5キロ痩せた」「あの商品,1万円引きだってさ」「1000も集めたよ」


数字だけ聞くとスゴそうですけどね.体重は上に書いた通りだし,1万円引きも1000万の自動車を買う時の値引き額だったら?1000集めたのは砂だったら?


結局その元との比較が必要で,つまり割合で考えていかないとダメなんですね.本当は.


上の例だったら「そんなの,意識しなくてもわかるわよ!」となりますけどもね.


例えば僕は今,大学院の2年生で修士論文を書いているわけです.書いているわけですけどもこのね,割合で考えるってことを忘れちゃうんよね.


実験して出てきた結果に飛びつき喜んじゃうんよ.恥ずかしい.


数字を手に入れたら多角的に判断しましょうね.