砂子塾長

レーシングドライバー | 日本初のレーシングシミュレータートレーニングジム、東京バーチ…

砂子塾長

レーシングドライバー | 日本初のレーシングシミュレータートレーニングジム、東京バーチャルサーキット(TVC)を経営 | サーキットを楽しく、速く走りたい方を応援する砂子塾塾長 | 「砂子塾長の熱血ドラテク持論」コラム連載中|https://sunakojukuchou.com/

マガジン

  • コラム:砂子塾長の熱血ドラテク持論

    インストラクターとして、アマチュアからプロまで、数多くのドライビングを見てきた砂子塾長の連載コラム。

  • 砂子塾コッチー事務局長のS耐挑戦記

    プロドライバー砂子塾長率いる【砂子塾】の二代目事務局長兼インストラクターとして活動中。 ドライビング探究欲を埋めるべく毎週のように東京バーチャルサーキット(TVC)へ通い、砂子塾長が呆れる程の練習する日々。塾長から「また来たのかっ」と言われ続けて早5年が経過(笑) 20代で諦めたレースの道を2018年にミニチャレンジJAPAN参戦のため復帰を果たす。【勝てなかったら即交代】と塾長と約束を交わし2018-2019年共に1勝ずつし2020年に繋ぐ事となる。 暇なし、運転センスなしのオッサンがどうやってスーパー耐久出場にまで辿り着いたのかご紹介します。

  • TVCと砂子塾で基礎を学び、サーキットへ。お客様ストーリー

記事一覧

固定された記事

TVC - 東京バーチャルサーキット -

東京バーチャルサーキットの紹介動画 是非体験してみてください!

砂子塾長
3年前
7

第51回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーとシャロン・ストーンが主演の1990年公開のアメリカ映画「トータル・リコール」。 フィリップ・K・ディレックが1966年に…

砂子塾長
2か月前
5

第50回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

今月6日に誕生日を迎え59歳になる。この時期のたわいも無い会話。 「日が短くなったよね~」 「もう来月12月だよ・・・。」 「1年早くね!?」笑 毎年繰り広げられる、意…

砂子塾長
2か月前
7

第48回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

PIRELLI Super Taikyu 2020 Series Rd.210/11スーパー耐久シリーズ第2戦、SUGOが開催された。 我がチームSS/YZ Racing withStudieは富士24時間の雪辱を果たすべく菅生入り…

砂子塾長
3か月前
4

第49回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

野崎幸助、享年77歳。 この名前だけで分かる読者諸君はいなかろう。この方の別名「紀州のドンファン」 2018年2月に55歳年下の22歳の女性と結婚し、同年に自伝である「紀…

砂子塾長
3か月前
2

第47回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

いまだにうっかり「十勝」と呼んでしまう富士24時間レース。 今年で復活後3回目を向かえた。 1967年に開催された富士24時間は、ルマン、デイトナに続く世界で3番目となる…

砂子塾長
6か月前
6

第46回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

砂子塾で筑波2000を貸切。スーパー高性能某マシンで走る塾生の走行後の言葉が印象的だった。 「いや~怖くてこんな狭いとこ踏めませんよ・・・汗汗」 オレはこう答えた。…

砂子塾長
8か月前
3

第45回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

まずは今回のコラム主役である(株)ダイワグループ(以降DG)の説明からしておこう。 関東に6個もの新車・中古車販売グループ会社を持ち、従業員数はアルバイトも含める…

砂子塾長
11か月前
5

第44回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

東京バーチャルサーキット [TVC] 誕生秘話 日本には、まだレーシングシミュレーターというものが、ほぼ存在しておらず、シミュレーターでドラビングをトレーニングなんて…

砂子塾長
1年前
5

第43回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

『許せない』より『自覚』が大事他人を許せない人々が増えている。芸能人・著名人の不倫騒動、清純派であれば、なおのこと『許せない』対象者への怒りに満ちた感情……。知…

砂子塾長
1年前
6

第42回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

雑学からのヒント「男には下手だと認めたくないものがふたつある。それはクルマの運転とセックスだ」こちら、サーの栄誉称号を授かった伝説のドライバー、スターリング・モ…

砂子塾長
1年前
2

やっぱTVCって凄いんです!

12/26に塾生みんなで鈴鹿遠征してきました! 初鈴鹿の塾生3名はドキドキ・・・汗涙 今回、Revspeedの走行会にお邪魔しており、クラス分けが されており、鈴鹿初の方々はD…

砂子塾長
1年前
3

第41回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

2020年はスーパー耐久にフル参戦!BMWジャパンはもちろん、SNSなどでも発表されて、ご存知の方も多いと思いますが…。 12年ぶりに国内シリーズフル参戦します! スーパー…

砂子塾長
1年前
8

第40回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

父、砂子義一ストーリー父・砂子義一が1月3日に永眠。享年87 歳だった。 レースはビジネスではなく、一部のお金持ちの道楽だけだった時代。プロフェッショナルレーシング…

砂子塾長
1年前
7

第39回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

世界最大の熱帯雨林アマゾンそして流域面積オーストラリア大陸と同等の705万km2を誇るアマゾン河。 たびたびテレビ番組などでも、偉大なるアマゾンで暮らす原住民の暮らし…

砂子塾長
1年前
2

第38回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

2019年は、ブランパンGTワールドチャレンジアジアで日本人初のGT4チャンピオンとなり、最高のカタチで終えられそうそんな中での執筆だからか、テーマは『ポジティブ思考の…

砂子塾長
1年前
4
第51回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第51回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーとシャロン・ストーンが主演の1990年公開のアメリカ映画「トータル・リコール」。

フィリップ・K・ディレックが1966年に発表した小説「追憶売ります」を映画化したSF映画である。

近未来が描かれたこの映画の中でキーとなるシーン。

シュワちゃん演ずるクエイドが電車内で見た広告「旅行の記憶を売ります。」

リコール社へと出向いたクエイドは「秘密諜報

もっとみる
第50回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第50回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

今月6日に誕生日を迎え59歳になる。この時期のたわいも無い会話。

「日が短くなったよね~」
「もう来月12月だよ・・・。」
「1年早くね!?」笑

毎年繰り広げられる、意味なき共感会話である。笑

子供の頃は8月の夏休みを途方もなく長く感じていたのに・・・。
歳を重ねる毎に早く感じる1年。

6歳の子供にとっての1年は1/6であり60歳の大人の1年は1/60という時間軸対比によるものでろうと推測

もっとみる
第48回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第48回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

PIRELLI Super Taikyu 2020 Series Rd.210/11スーパー耐久シリーズ第2戦、SUGOが開催された。

我がチームSS/YZ Racing withStudieは富士24時間の雪辱を果たすべく菅生入り。今回は砂子塾にとっても記念すべきレース。そう3名のドライバー全員が砂子塾生の兄弟チームであるチーム・サントメプリンシベwithStudieの2カー体制での参戦なのだ

もっとみる
第49回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第49回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

野崎幸助、享年77歳。

この名前だけで分かる読者諸君はいなかろう。この方の別名「紀州のドンファン」

2018年2月に55歳年下の22歳の女性と結婚し、同年に自伝である「紀州のドンファン」を出版。なんとその3ヶ月後の5月末、自宅自室で死亡しているのが発見された・・・。

ワイドショーなどでもかなりの話題となったこの事件を記憶している方も多かろう。

付き合った女性の数4千人!そのために女性に貢い

もっとみる
第47回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第47回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

いまだにうっかり「十勝」と呼んでしまう富士24時間レース。

今年で復活後3回目を向かえた。

1967年に開催された富士24時間は、ルマン、デイトナに続く世界で3番目となる24時間だったのだ。

当然、当時のレイアウトは30度バンクのハイスピード6kmコース。勝者のトヨタ2000GTは537周でチェッカーを受けた。

ちなみにオールドライだった昨年のトップである日産GT3GTRは801周。マシン

もっとみる
第46回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第46回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

砂子塾で筑波2000を貸切。スーパー高性能某マシンで走る塾生の走行後の言葉が印象的だった。

「いや~怖くてこんな狭いとこ踏めませんよ・・・汗汗」

オレはこう答えた。

「だよね~それが普通だと思うよ」
「うちらはこんなのに慣れてるからさ・・・。笑」

「怖い」という感情。

以前、このコラムでもアマチュアが怖いと感じた防衛本能、その危険感受性を大事にしろと・・・。

1960年製作のアルフレッ

もっとみる
第45回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第45回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

まずは今回のコラム主役である(株)ダイワグループ(以降DG)の説明からしておこう。

関東に6個もの新車・中古車販売グループ会社を持ち、従業員数はアルバイトも含めると500人を超える。そのDGの社員をドライバーとしてレース参戦の計画の相談をうけたのが昨年秋の話し。

周りに迷惑かけられない最初はS耐でM4GT4で・・・ってそりゃ、危なすぎるでしょ!

から・・・MINIチャレンジに落ち着くのだが、

もっとみる
第44回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第44回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

東京バーチャルサーキット [TVC] 誕生秘話

日本には、まだレーシングシミュレーターというものが、ほぼ存在しておらず、シミュレーターでドラビングをトレーニングなんて、概念すらなかったその当時。

そのオープンから、さらにさかのぼること、4ヶ月前。単身イギリスの田舎町バンベリーに4日間ほど滞在していた。目的はシミュレーター先進国の現状視察だった。

バンベリーには、イギリス人でアストンマーティン

もっとみる
第43回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第43回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

『許せない』より『自覚』が大事他人を許せない人々が増えている。芸能人・著名人の不倫騒動、清純派であれば、なおのこと『許せない』対象者への怒りに満ちた感情……。知りもしない、友達でもない芸能人が何していようが、オイラの知ったことではないのだが(笑)。

渦中の新型コロナウイルスでは『サーファー』『パチンコ店』といった、さまざまなターゲットをメディアが大袈裟に取り上げ、人々の『許せない』感情を煽る。ネ

もっとみる
第42回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第42回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

雑学からのヒント「男には下手だと認めたくないものがふたつある。それはクルマの運転とセックスだ」こちら、サーの栄誉称号を授かった伝説のドライバー、スターリング・モスの名言だ。享年90歳。

裏を返せば、「男には誉められるとメッチャうれしい、ふたつのことがある。それはクルマの運転とセックスだ」(笑)

たびたび話題に上がるドライビングと床テクニックの関連性。絶滅しつつあるМTシフト。操作が滑らかなヤツ

もっとみる

やっぱTVCって凄いんです!

12/26に塾生みんなで鈴鹿遠征してきました!
初鈴鹿の塾生3名はドキドキ・・・汗涙

今回、Revspeedの走行会にお邪魔しており、クラス分けが
されており、鈴鹿初の方々はDグループとなりました。

そのDグループの走行が圧巻だったのです。
コンディションは・・・なんと
冷えひえ~のウェット路面・・・がびーん・・・汗
普段の砂子塾でのスキッドコントロールのトレーニングは
してるけど、初鈴鹿だし

もっとみる
第41回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第41回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

2020年はスーパー耐久にフル参戦!BMWジャパンはもちろん、SNSなどでも発表されて、ご存知の方も多いと思いますが…。
12年ぶりに国内シリーズフル参戦します!

スーパー耐久のST-Zクラス。車両はアジアを2年間旅した愛機M4GT4。

相棒は……って、またアニキかい(笑)。せっかく昨年の上海でバラけたと思ったコンビが、再度復活です。もうひとりはポルシェカレラカップ・ジェントルマンチャンピオン

もっとみる
第40回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第40回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

父、砂子義一ストーリー父・砂子義一が1月3日に永眠。享年87 歳だった。

レースはビジネスではなく、一部のお金持ちの道楽だけだった時代。プロフェッショナルレーシングドライバーという職業がなかった時代……。

日本初のヤマハ契約ライダーとして世界GPへ。その後、4輪に転向し、プリンス、そして、日産ワークスとして走った砂子義一の話をしよう。

義一の子供の頃の『夢』は、ゼロ戦(零式艦上戦闘機)のパイ

もっとみる
第39回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第39回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

世界最大の熱帯雨林アマゾンそして流域面積オーストラリア大陸と同等の705万km2を誇るアマゾン河。

たびたびテレビ番組などでも、偉大なるアマゾンで暮らす原住民の暮らしぶりが取材されている。

人工2千人のテンペ族。市街地からは無縁の生い茂る森林で狩りをして暮らしている。弓矢とスマートフォンを常備。彼らは盛んに行われる森林不法伐採を取り締まる事は出来ないが、不法伐採の様子をGPSやドローンなどを駆

もっとみる
第38回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

第38回:砂子塾長の熱血ドラテク持論

2019年は、ブランパンGTワールドチャレンジアジアで日本人初のGT4チャンピオンとなり、最高のカタチで終えられそうそんな中での執筆だからか、テーマは『ポジティブ思考のススメ』

ポジティブ思考のススメ
飲み会に早く到着してしまい、ひとりチビチビと始めていた。隣には40歳代と思われるサラリーマンたちがすでにいい湯加減のご様子。それとなく会話が耳に届いてしまう。

「だってあのAさんったらさ!」

もっとみる