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終わってしまったカードゲームの思い出を語る。From TV animation ONE PIECE カードゲーム

 今までいろいろなカードゲームを遊んですごしてきたけど、その中には今ではもうサポートを終了してしまったものもいっぱいありました。そんなカードゲームたちの思い出について語りたいという自分語りの記事でございます。当時を思い出して懐かしんでくださる方や、カードゲーム業界の歴史の一抹の資料として読んだくださる方がいれば幸いです。

From TV animation ONE PIECE カードゲームとは…

   現在大人気のカードゲーム『ONE PIECEカードゲーム』とは別に、今から20年ほど前にカードダスを中心として展開していた大人気マンガ『ワンピース』のトレーディングカードゲームである。
  実はかなりオリジナリティの高いゲーム性を持っており、毎ターンプレイヤーには3回行動する権利があり、それらを行使して、バトル、リソースの回復、仲間を呼ぶ、特殊能力を使うなどのアクションを行っていくというルールは、他のカードゲームではあまり見ることのないルールとなっている。
   2002年頃から2005年頃までサービスを展開していたが、ワンピースのアニメ本編の空島当たりを一段落にサービスを終了している。ちなみに今回紹介するシリーズ以外にも旧ワンピースと言われるものがカードゲームが2つぐらいあるようなので、機会があれば紹介したいと思います。

ルールを求めて

  毎度のことですが、スナガガは上記のルールでは遊んだことがありません。当日小学校高学年ぐらいだったスナガガの自由にできるお金ではスターターというものを気軽に買うことができませんでした。

メルカリの広いもの

  しかしさすがはバンダイのカードダスさん、カードダスで排出されるカードの束の最後のペラ紙に、ルールが記載されており、カードダスを回すだけの小学生たちでも遊べるよう工夫されていたのを覚えています。それでも1枚のペラ紙の中では、すべてのルール記載するには限界があり、およそ9枚に渡るペラ紙にルールが、記載されていたと思います。スナガガそれらを読み解くため、兄弟や友人からペラ紙を回収しー、時にはカードとペラ紙をトレードし、ポーネグリフを読み解くかのごとく日夜研究に励んでおりました。

そしてたどり着いた結論

  結局すべてのペラ紙を手に入れることのできなかったスナガガは、歯抜けになってしまったメインのルールを読み解くことはできませんでした。しかし少ない枚数で読み解くことのできたビギナールールというものは集めることができたので、基本的にそのルールで遊んでいた。
  今考えればそのビギナールールに、ゲーム性はほとんどない。1枚キャラクターカードを用意して、数枚の手札から、援軍やワザカードを出していき、最終的に戦闘力の高いほうが勝ちという遊び方だ。特にランダム性もなく、予定調和的に勝敗が決まってしまうが、これが意外と面白かった。
  小学生の頃スナガガたちが、やりたかったことは、きっと誰がプレイングやデッキ構築が強いかという1番を決める遊びではなく、ただルフィを集めてルフィデッキを作り、クロコダイルデッキと戦わせる、そしてルフィつええええとかゾロつえええええとかいうごっこ遊びだ
  そういったごっこ遊びをするには、こういう単純明快でいろいろな組み合わせを楽しめるルールは最適だったのかもしれません。麦わらの一味を始め、敵キャラはもちろん、レアカードであったビビの父親のコブラのデッキなどを作って遊んでいたのは良い思い出です。

ちゃんとスリーブに入れてて偉い!

でもいつかは遊んでみたいよね。

  今回この記事を書くにあたりちゃんとルールを理解してみると、かなり面白そうなカードゲームだと感じています。またデッキ枚数32枚と軽量で、船長が倒されたら即終了という短期決戦のゲームデザインは、ゲームをよりスリリングにしており、気軽に楽しめる本格的なTCGとして作られたのだろう。当日のガチな環境はわからないですが、カードダスの本気のゲームデザインを地元の友人と楽しんで見たいと思うスナガガでした。


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