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所属

子どもの頃から、
グループに属するのが好きではなかった。

温度感についていけなくて。

周りのスピード、温度感やエネルギーに晒され、
自分の流れるリズムは、周りと異なり、
自分だけがポツリと別空間にいるような感覚。

簡単に言えば、
周りのノリについていけない。
温度感が違うので、
同じようには楽しめないだけなのだが。

幼少期にそんなことを感じて、
悩むこともあった。

同調していないと、いてはいけないような。
一緒にいたいから、同調をしてみたり。
出し方もわからない。

無理をすれば、疲れを感じ。
自分が楽しくしていても、
皆のように続かなかったり。

同じように楽しみたいが、
皆と同じには楽しめない自分。

流行りについていけない自分。
疲れやすい自分。

そんなことを感じた、多感な頃。

その結果、
出した答えは、

群れない。


私の選択した答えは、
心身が疲れないでいられる方を選んだ。
心に忠実に。

属さない。
だが、程よく楽しむ。

中心の中で楽しむことは、私にとって疲れること。

自分の楽しめる輪は、
中心と接する外側にある輪。

熱量が大きい中にいると、
どうしても疲れてしまうらしい。

同じ熱量、または、他人事にすれば、
影響を受けないのだが、
同じように楽しみたいと思う自分がいるわけで。

ここで落ち込んでしまう人もいるだろう。
悩んでしまう人も多いかもしれない。
羨ましく思ったり、拗ねてしまったり、
妬んでしまったりをするかもしれない。

私は潔く、できない自分を受け入れた。


集団
グループ

好き嫌いで固まるのがあまり好きではなく、
自分の性にも合わないようだった。

広くとれる位置を好んだ。

それ以降、
自分のペースを大切にした。

自由な心を選んだ。

八方美人と言われることもあった。
そう見られても仕方ない。

近すぎてしまう関係の集団が苦手なのだから。

集団の中に属するより、
個同士で関わることを好む。

私は一匹狼。

そんな風に鼓舞し、
一人でも大丈夫を描いたのは、中学生の頃。

自分を大切にすることを始めた。

本当に一人きりになるわけではない。
気持ちや精神、マインドを。

一人で動くことに抵抗がなくなった。


そんな風に思っていたが、
自分のことはわかないもので。

コロナが明け、久しぶりにあった、
恒例夏のプチ同窓会。
ある男性の同級生から、一言。

「いつも中心にいたよね?」

(え?!)

同じクラスになったことないけど、
そんな風に見えていたらしい。

部活に中心で目立つ子たちがいたのは確かだ。
それでかな?!

中心ではないけど、そばにはいたね(笑)
中心と接する外側の輪。

(部活も色々あったけども♪)


ダンスをしていた頃。
発表の作品を仲間たちと真剣に取り組んだ。

一つのことに向かうとき、個が全体となる。
心を一つに、皆との達成感を味わう。

そのような動きには、俄然やる気が出る。

一つの目的に向かう。
集団というよりも、全体。

個の好みは薄まり、全体を一つに。
ゴールへ向けて。

志を共にする。
それは好きかな。


私にとってダンスは、嗜好集団の所属。

普段のダンスレッスンは、仲もとても良い。
一緒にいるわけではない人たち。
決められた時間に、同じ好きなものをする。
楽しむ。

枠組みと目的がはっきりしているからかな。
一人一人、自由で、
重なるその時間の共有。

それがいいのだろう。


今は、狭いコミュニティが多い時代。
私には不向きだと感じている。

コミュニケーションは得意な方だが、
コミュニティに属すのは不得意。

趣味も好きなものもあるけど、
さっぱさぱ〜としているから(笑)

いつも程よくいられる、
自分が心地よい位置に立つ。


自分らしさ。

そうとも言う。




〜思いつらつら〜

人の心はいろいろ
自分の心もいろいろ

おもしろい♪



・・お読みいただきありがとうございます・・





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