老害の人 内館牧子 読書感想
娘婿に会社を譲ったはずなのに、未だに顔を出して過去の苦労話や自慢話をする福太郎
老害だと娘の明代は嘆いている
福太郎の仲間達も老害揃い
病気自慢に俳句自慢、素人の絵自慢に食欲がないからと構ってアピール
さらに友人は孫自慢をしてきて立派な老害になりつつある
そんな中、高校三年生の息子は大学進学でなく手伝っている農家の後を継ぎたいと言い出した
老害とは何か
ハッキリと書かれている
しかし読んだところで本人は老害とは気付かないでしょう
若い人がそれは老害だよと指摘しにくいというの