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あまり知られていない「指文字」フォントはいかが?

「指文字」を知っているだろうか?

「指文字」という漢字がそのまま表すように、指で文字を伝える方法だ。形が似ているものもいくつかあるが、語源を少しずつ理解すると覚えやすい。


さて、今日紹介するのは、その指文字を「フォント」として使えるという情報だ。例として、上のところに「山本」を指文字フォントを使い、カタカナで表してみた。

これは、【株式会社博報堂DYアイ・オー】さんが作ってくれたフォントだ。とある機会に名刺をいただき、裏面にこのフォントと点字が使われていた。よくよく見ると、右下のにオリジナルフォント「I.Oユビモジモジ」のdownloadサイトが紹介してあるではないか!

さらにさらに、くわしく見てみると、使い方もいくつか紹介されている。

指文字フォントの活用例

ローマ字を使う場合は、そのまま半角で入力ができる。カタカナの場合は、一度違うフォントで入力して、そのあと指文字フォントに変えると使える。最初はとまどうかもしれないが、慣れればいたって簡単に使える。

私の名前の場合(アルファベット・カタカナ)

ちなみに、指文字は手話とは少し別物でひと文字ずつ表す。手話を読み取るのと、指文字を読み取るのではちょっと違う。「指文字」を読み取るのが得意な人もいれば苦手な人もいる。私は、100人いたら99番ぐらいになるぐらい読み取りが苦手である。ためしに、下のYouTubeでやってみると◎


この指文字フォントを入口にして、手話に近づいてみてはどうだろうか。

暑いから部屋にこもって「指文字」のお勉強をやってみる。そんな夏の過ごし方が今回の提案だ。英語を覚えることと、手話を覚えることを比べたら、入り口はかなり大きく入りやすい気がする。

手話を使う人とつながる入り口に、まずは「指文字」からスタートしてみては?